塩レモンの日持ち・保存期限|冷凍・冷蔵方法・腐るとどうなる?1年持つ?

「塩レモン」はレモンを大量消費したい時にもおすすめの使い方ですが、冷凍すると長期保存することができます。保存が上手くいっていないとカビが生えることもあるのですが、保存方法や日持ちについて知っていますか?今回は、

  • 塩レモンの日持ち
  • レモンの栄養と効果・効能
  • 塩レモンは腐るとどうなる?
  • 塩レモンの保存方法

この3つのテーマについてご紹介いたします。

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塩レモンとは?

“塩レモン”とは、名前の通りレモンを塩漬けにしたものを指します。作り方は非常に簡単で、薄く輪切りにスライスしたレモンに塩をまぶして数日待つだけ!こうすることでレモンから水分がにじみ出て、酸味の効いたレモン漬けが完成します。

手軽にできる上にレモンによる免疫力アップ効果疲労回復効果・美容効果などが期待できるのでオススメですよ。その保存方法や日持ちについて見ていきましょう。

皮ごと漬ける?

レモンの塩漬けは、皮ごと漬けてOKです。

外国産レモンは注意!

皮ごと漬けるのが基本の塩レモンですが、外国産のレモンには農薬が使用されていることがほとんどなので、漬ける前にはしっかり洗いましょう。有機栽培のレモンや、国産レモンには農薬が使用されていないことが多いので安全です。

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レモンの栄養と効果

栄養

レモンの代表的な栄養成分といえばビタミンCです。ビタミンCには強い抗酸化作用があり、美肌や美白効果が期待できます。酸っぱさの元であるクエン酸や、食物繊維のペクチン・葉酸・カリウムも含まれています。

レモンに多く含まれる「エリオシトリン」という成分には、 肝硬変の原因となる肝脂肪を抑制する効果があることがわかっており、レモンを適量食べることで肝臓機能をアップさせる ことができます。

  • ペクチン(水溶性&不溶性):ペクチンは、植物の細胞壁に含まれている多糖類で、砂糖や酸を加えることでゼリーの様なとろみに変化します。水溶性と不溶性の2種類に分類することができ、主な働きは便秘・下痢の解消、コレステロール値、血糖値を下げる栄養素です。
  • ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
  • 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
  • クエン酸:クエン酸は人間のエネルギー代謝でクエン酸が作られる過程があります。そのため、エネルギーを作り出す材料になり、疲労解消効果があります。血流を改善させ、冷え性の解消効果や体の不調の原因になる体のHpを戻す働きも持っている栄養素です。

効果・効能

レモンに多く含まれる「エリオシトリン」という成分には、 肝硬変の原因となる肝脂肪を抑制する効果があることがわかっており、レモンを適量食べることで肝臓機能をアップさせる ことができます。

それ以外のレモンにより期待できる効能には、ビタミンCとクエン酸による疲労物質の除去効果や、免疫力アップ冷え性改善効果などがあります。

効果効能
  • 疲労回復
  • 免疫力アップ
  • 抗ストレス効果
  • 高血圧予防・改善

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塩レモンの日持ち

塩レモンの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

塩レモンの日持ち
  • 冷蔵保存…半年〜1年
  • 冷凍保存…約1年

塩には殺菌効果があるため、容器の消毒処理などがしっかりできていれば1年日持ちする保存食です。冷凍も可能で、こちらも1年ほど日持ちするのでレモンの大量消費にもオススメです。

塩レモンは腐るとどうなる?

塩レモンは腐るとどうなるのでしょうか?腐った塩レモンの特徴を確認してみましょう。

腐ると…
  • 白カビが生える
  • レモンがどろどろ溶ける
  • レモンが黒や茶色に変色している

塩レモンは殺菌効果のあるレモンを使っていても保存状態や保存日数によってはカビが生えてしまいますカビが生える原因は、空気中に存在している菌が繁殖したことや、水分・温度などがあります。

カビが生えた塩漬けはカビた部分を取り除いても、目に見えないカビ菌が蔓延している可能性があるので食べない方が安全です。せっかくの自家製塩漬けを無駄にしてしまうので、できるだけ良い状態で保存し、早めに消費することを心がけましょう。

苦いのは腐ってる?

レモンで感じる苦味成分は「リモノイド」というもので、レモンを始めとする柑橘類に含まれています。リモノイドは果肉や果汁よりも皮や種に含まれているため、皮ごと食べた時に特に苦味を感じやすいです。

リモノイドとは

抗がん作用や悪玉コレステロール値を下げる働きのある有効成分

レモンの苦味は腐っているわけでもなく、食べても危険性や害のあるものではないので安心しましょう。

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塩レモンの保存方法

塩レモンの常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。

常温保存

塩レモンは、基本的に冷蔵保存がおすすめです。その方が長持ちするので冷蔵庫に入れましょう。

冷蔵保存

塩レモンを冷凍保存する際は、下記のポイントに気をつけましょう。

冷蔵保存
  • 瓶の容器を煮沸消毒しておく
  • 必ず冷蔵庫に入れる
  • レモンを取る時は綺麗で乾いたスプーンを使う

塩レモンを保存する上で大切なのは“煮沸消毒”です。瓶などガラス製の容器でないと煮沸消毒できないので、タッパーはあまりオススメしません。また、レモンを取る時は綺麗なスプーンですくい、冬場でも必ず冷蔵庫で保存しましょう。

冷凍保存

塩レモンを更に長持ちさせたい時は、冷凍保存もオススメです。ガラス製は冷凍できないので、冷凍保存する場合はジップロックなどの密閉袋かプラスチック製の容器に入れます。

プラスチック容器だと密閉できないので、密閉袋に入れて空気をしっかり抜く方をオススメします。冷凍保存の日持ちは約1年で、解凍後の日持ちは約半年です。

冷凍保存

一度解凍した塩レモンは、もう一度冷凍しない!小分けに冷凍しておくのが便利◎

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まとめ

この記事をまとめると

  • 塩レモンの日持ち日数は、冷蔵:半年〜1年
  • 冷凍:約1年
  • レモンには殺菌効果があるが、白カビが生えることがあるので必ず冷蔵保存を!

塩レモンはお肉と一緒に焼くとさっぱりしてとておも美味しいです。大量消費したい時にも重宝するので是非作ってみてください。

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