「小松菜の胡麻和え」は作り置きおかずや常備菜として便利な副菜ですが、どのくらい日持ちするか知っていますか?冷蔵保存が基本ですが、作ってからどのくらいの日数美味しく食べられるのでしょうか?今回は、
- 小松菜の胡麻和えの日持ち
- 小松菜の栄養と効果・効能
- 小松菜の胡麻和えは腐るとどうなる?
- 小松菜の胡麻和えの保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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小松菜の胡麻和えとは?
小松菜とはどんな野菜?
学名 | Brassica rapa var. perviridis |
分類 | アブラナ科アブラナ属 |
原産地 | 中国 |
小松菜は春を旬の時期とする葉物野菜ですが、1年に8回収穫できる「8毛作」が可能な野菜です。江戸時代に、小松川を訪れた8代将軍徳川吉宗が昼食に食べた汁物入っていたことから「小松菜」と名付けられたと言われています。
小松菜の胡麻和えとは?
“小松菜の胡麻和え”は、すりごまをベースとした調味料で和えたもので、お弁当おかずや作り置き・常備菜として重宝する副菜の一つです。
茹で時間は?
胡麻和えを作る時の小松菜の茹で時間は、30秒ほどでOKです。茹で過ぎると小松菜に火が通り過ぎて柔らかくなり、食感が落ちてしまいます。
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小松菜の栄養と効果
小松菜は強い抗酸化作用を持つβカロテンやビタミンC・ビタミンEなどのビタミン類、カルシウム・カリウム・鉄分などのミネラル類を豊富に含む栄養価の高い緑黄色野菜です。
- β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。
- カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
効果・効能
小松菜はほうれん草には及ばないものの、栄養豊富な緑黄色野菜です。βカロテンは体内でビタミンAに変換され健康維持や呼吸器系統を守る働きをします。
- 視力維持
- 粘膜保護
- 貧血予防
- 骨粗しょう症予防
カロリー・糖質量は?
小松菜一株(40g)あたりのカロリー・糖質量はこちらです。
- カロリー:5kcal
- 糖質:0.1g
詳しくはこの記事をチェック!
- 生小松菜1株(40g)1束(300g)のカロリーと糖質は?栄養成分・廃棄率も解説!
食べ過ぎで下痢・腹痛に?
人によって違いがありますが、小松菜との相性が悪いために消化器系が弱ってしまい、結果下痢してしまうことが起こり得ます。
また、下痢や腹痛などお腹の問題以外に、「口の周り」に症状が出ることがあります。
詳しくはこの記事をチェック!
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小松菜の胡麻和えの日持ち
小松菜の胡麻和えの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 冷蔵保存…約2日
- 冷凍保存…約1週間
小松菜の胡麻和えは、冷蔵で約2日、冷凍で約1ヶ月日持ちします。常温保存は傷みやすいのでNGです。冷凍しておくとお弁当のおかずや、調理時間がない時の常備菜としても重宝します。
調味料を加えているため、茹でた小松菜よリは日持ちしません。3日以上冷蔵庫に入れたままにすると腐ることもあるので注意しましょう。
常備菜の日持ちはどれくらい?
小松菜の胡麻和え以外の常備菜の日持ちは、どれくらいなのでしょうか?下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
小松菜の胡麻和えは腐るとどうなる?
小松菜の胡麻和えは腐るとどうなるのでしょうか?作り置きとして冷蔵保存していると、腐ってしまうこともあります。腐った小松菜の胡麻和えの特徴を確認してみましょう。
- 水気が出てべちゃっとする
- 糸を引いている
- 小松菜が黒っぽく変色する
- 腐敗臭や酸っぱい臭いがする
小松菜の胡麻和えは、冷蔵保存していても3日以上経つとこのような状態になることがあります。味をつけた野菜からは水分が出やすく、その水分が腐敗の原因となります。すぐに消費しない時は、作ってすぐ冷凍するのがオススメです。
水っぽい時の対処法
小松菜の胡麻和えは、 小松菜と調味料を混ぜる際に小松菜の水気をよく切ることが大切 です。水気が残っていると水っぽくなり、味が薄くなってしまいます。
作った後に水っぽいと感じた時は、水気を切ってから調味料を足して再度混ぜ合わせてください。
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小松菜の胡麻和えを長持ちさせる保存方法
小松菜の胡麻和えの保存方法は、冷蔵・冷凍それぞれ下記になります。常温保存だとすぐに傷んでしまうので、冷蔵か冷凍で保存しましょう。
冷蔵保存
小松菜の胡麻和えは、冷蔵保存で2日ほど日持ちします。できるだけ状態よく保存する際のポイントはこちらです。
- 小松菜を加熱した後、ペーパーでしっかり水気を切る
- 乾燥しないようラップをかけたり密閉できる容器に入れる
- 小松菜を取り出す時は清潔で乾いた箸を使う
作る時のポイントとして、「小松菜の水分をしっかり切る」のが重要となります。水気は腐敗の原因となる他、味が薄くなってしまうのでキッチンペーパーなどでしっかり水気を切りましょう。
また、冷蔵庫内は乾燥しやすいので、密閉できる容器に入れたりラップをかけて乾燥対策をしましょう。
冷凍保存
小松菜の胡麻和えは、冷凍することで約1ヶ月日持ちします。小分けにしておけばそのままお弁当に入れることができるので、非常にベ便利です。
- 小分けにしてラップに包む
- 密閉袋に入れて冷凍庫へ入れる
冷凍保存も乾燥しないようラップで包むのが吉です。お弁当用のカップに入れた場合は、まとめて密閉できるタッパーなどに入れましょう。
解凍方法
冷凍した小松菜の胡麻和えは、自然解凍か電子レンジの解凍機能で解凍します。
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まとめ
この記事をまとめると
- 小松菜の胡麻和えの日持ち日数は、冷蔵:約2日
- 冷凍:約1ヶ月
- 長持ちさせるコツは、小松菜の水気をしっかり切ること!
小松菜の胡麻和えは常備菜として非常に重宝するので、ぜひ作り置きの一品に加えてみてくださいね。
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