かつおのたたきの日持ち|解凍後の賞味期限・腐るとどうなる?次の日は?

かつおのたたきは美味しいお刺身の一つですが、購入後の日持ちについて知っていますか?解凍後の日持ちや、腐ってしまった時の特徴について着目しました。今回は、

  • かつおのたたきの日持ち
  • かつおの栄養と効果・効能
  • かつおのたたきは腐るとどうなる?
  • かつおのたたきの保存方法

これらのテーマについてご紹介いたします。

スポンサードリンク

カツオとは?

英名 Skipjack
別名・和名
エネルギー(100gあたり) 114kcal
糖質量(100gあたり) 0.1g

カツオ(鰹)は、日本では太平洋側を回遊している魚です。マグロと同じように泳ぎ続けていないと死んでしまう魚で、24時間問わず常に泳ぎ続けています。

大きいものは全長1mちょっとにまで成長し、市場に出回っているものは50cm前後のものが多いようです。暖かい九州では3月頃、中部地域では5月頃、東北地方では9月頃に収穫されます。

スポンサードリンク

カツオの栄養と効果

栄養

鰹をはじめとする魚類には、DHAEPAといった脳に働きかける栄養素が含まれています。サプリにも使われており、脳の老化防止にも効果があると言われています。

また、ビタミンDやタウリンも豊富です。お肉では摂ることのできない栄養成分がいくつかあるので、普段から取り入れるようにしましょう。

  • DHA(ドコサへキサエン酸):DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳や血管、加えて代謝にも関わる多くの健康効果を持つ栄養素です。脳の栄養素としての働きは特に有名で、脳の発達や神経の機能維持に使われています。眼精疲労の解消や情報伝達にも使用され、疲労を軽減します。血液の脂質を減少させ、脂肪燃焼も助ける栄養素です。
  • IPA/EPA(イコサペンタエン酸):IPA(イコサペンタエン酸)はEPAにとも呼ばれ、人間の血管性の病気を予防する働きが特に強く、ドロドロになっている血液をサラサラにする力が強い脂質です。そのため、心筋梗塞や脳梗塞と言った病気や高血圧の改善効果があります。最近の研究ではアレルギー症状の改善も報告されている栄養素です。
  • ビタミンD:ビタミンDは、カルシウムの働きをサポートし主に骨形成を助けます。加えて、筋肉や神経伝達において不可欠なカルシウム濃度の調整も担っています。細菌の研究では、ウイルスや細菌に対する免疫効果の向上する。抗うつ作用も注目されています。
  • タウリン:タウリンは硫黄を含むアミノ酸の一種で、血液の高脂血症を改善する働きを持っています。コレステロールや中性脂肪の抑え、血圧を正常にする働きもあります。肝臓においてはアルコールの分解含めた解毒の働き助け、脂肪肝の予防効果もあります。
  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります
  • マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。

効果・効能

効果効能
  • 脳の働きを活性化させる
  • 糖尿病・心臓病・動脈効果予防
  • 血液サラサラ効果
  • コレステロール値を下げる
  • 生活習慣病予防
  • 疲労回復

スポンサードリンク

カツオのたたきの日持ち

カツオのたたきの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

カツオのたたきの日持ち
  • 冷蔵保存…1〜2日
  • 冷凍保存…2〜3週間
  • 一度冷凍したカツオのたたき…1日

カツオのたたきは冷蔵保存で1〜2日、冷凍保存で2〜3週間が日持ちの目安となっています。一度冷凍して解凍したカツオは、その日のうちに消費しましょう。

カツオのたたきは腐るとどうなる?

カツオのたたきは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったカツオのたたきの特徴まだ食べられるカツオのたたきの特徴を、それぞれ確認してみましょう。

腐ると…
  • ぬるぬるしてヌメリがある
  • ねっとりしている
  • 強烈に生臭いにおいがする
  • 黒く変色している
  • 身が溶けている

カツオが腐るとこのような状態になります。スーパーに販売されている状態で、傷んできたカツオを見分けるには「色」がポイントになります。黒っぽく変色しているカツオは、傷んでいる証拠ですので選ばないようにしましょう。

購入後の見分け方ですが、ぬるぬるねっとりしたカツオには注意が必要です!ヌメリはカツオの臭いの原因にもなりますので、臭いでもよく見極めましょう。

どろどろして身が溶けているカツオは、だいぶ腐敗が進んでいます。味も変わっている可能性があり、食中毒の原因となりますので廃棄しましょう。

スポンサードリンク

傷んだカツオを生で食べるとどうなる?

傷んだカツオを生で食べると、「アニサキス食中毒」により体調不良に陥る可能性があります。

アニサキスとは?

生魚に寄生している白い糸のような寄生虫

…カツオ以外にも、鯖・イワシ・マグロ・鮭・アジ・秋刀魚などに付着している

アニサキスは加熱することで死滅するので、しっかり火を通すことが大切です。万が一生きたアニサキスを食べてしまうと、このような症状が出る場合がありますので、傷んだカツオには注意しましょう。

  • 激しい腹痛や下痢
  • アレルギー反応

カツオが腐る原因

カツオはどんな状態だと腐りやすいのでしょうか?カツオが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。

 賞味期限を過ぎている

 常温で放置してしまった

 見切り品を購入した

カツオは魚介類なので腐るのが早い食材です。表記されている消費期限・賞味期限を過ぎてしまったり、うっかり常温で放置してしまうと腐ってしまいます。この場合、黒っぽく変色していることが多いです。傷んでいる証拠ですので、できるだけ選ばないようにしましょう。

スポンサードリンク

カツオのたたきの保存方法

カツオのたたきの冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。

冷蔵保存

カツオのたたきは、できるだけ購入したその日に消費するようにしましょう。

冷蔵保存

乾燥しないよう販売時の容器に入れて保存する

冷凍保存

カツオのたたきは冷凍保存も可能です。

冷凍保存
  • 乾燥しないようラップに包む
  • 密閉袋に入れて冷凍庫へ入れる

食べる時は自然解凍させ、一度解凍したカツオのたたきはその日のうちに消費しましょう。

まとめ

この記事をまとめると

  • カツオのたたきの日持ち日数は、冷蔵:1〜2日
  • 冷凍:2〜3週間
  • 一度冷凍して解凍したカツオのたたきの日持ちは1日!

カツオのたたきは、生モノなのでできるだけ早めに食べきりましょう。一度解凍したものは再度冷凍せず、その日のうちに消費してくださいね!

スポンサードリンク