牡蠣のオイル漬けは、おつまみとして人気の食材ですが、手作りすることも可能です。自家製した牡蠣のオイル漬けは、どのくらい日持ちするのでしょうか？今回は、
- 牡蠣のオイル漬けの日持ち
- 牡蠣の栄養と効果･効能
- 牡蠣のオイル漬けは腐るとどうなる？
- 牡蠣のオイル漬けの保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
スポンサードリンク
目次
|
|
|
牡蠣のオイル漬けとは？
“牡蠣のオイル漬け”とは、加熱した牡蠣を唐辛子や塩など調味料を加えたオイルに漬けた、保存が効く食べ方です。ワインなどお酒のおつまみにピッタリで、味が染み込んだ牡蠣が絶品です。牡蠣のオイル漬けは市販もありますが、自家製で作ることもできます。
牡蠣･残ったオイルの使い方は？
牡蠣のオイル漬けの使い方は、そのまま食べることはもちろん、パスタにのせたりアヒージョにしたりとアレンジは豊富です、牡蠣を食べ終わった残りのオイルにも牡蠣の香りがついているので、パスタソースとしても使うことができます。
スポンサードリンク
牡蠣の栄養
牡蠣には、ビタミンB1・B2・B12などのビタミンB群や、疲労回復に効果のあるタウリンが豊富に含まれています。また、旨味成分であるアミノ酸や、亜鉛・鉄分などのミネラル類も豊富です。
- ビタミンB1：ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
- ビタミンB2：ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
- ビタミンB12：ビタミンB12には、細胞分裂に関わり、特に乳児や人間の血球の文化には不可欠な栄養素です。細胞分裂の際の、DNAの複製に関わるため、不足すると正常な組織が作られず体の機能維持に影響が出ます。神経伝達や脂質代謝にも関わる酵素です。
- タウリン：タウリンは硫黄を含むアミノ酸の一種で、血液の高脂血症を改善する働きを持っています。コレステロールや中性脂肪の抑え、血圧を正常にする働きもあります。肝臓においてはアルコールの分解含めた解毒の働き助け、脂肪肝の予防効果もあります。
スポンサードリンク
牡蠣のオイル漬けの日持ち
牡蠣のオイル漬けの日持ち日数の目安は、常温･冷蔵･冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 常温保存…約5日
- 冷蔵保存…2〜3週間
- 冷凍保存…約1ヶ月
牡蠣のオイル漬けは、常温保存で5日、冷蔵では2〜3週間日持ちします。日持ちするのは、オイルに浸かっていると空気に触れないので劣化が遅いためです。また、オイルそのものは凍りませんが、冷凍保存しておくことも可能です。
賞味期限切れは食べられる？
市販の牡蠣のオイル漬けで賞味期限が切れている場合、期限切れが1ヶ月以内で一度も開封していなければ問題なく食べられることが多いです。
開封済みで賞味期限切れのものは、牡蠣が傷んでいる場合があるので食べるのは控えましょう。
牡蠣のオイル漬けは腐るとどうなる？
牡蠣のオイル漬けは腐るとどうなるのでしょうか？腐った牡蠣のオイル漬けの特徴を確認してみましょう。
- 牡蠣が黒く変色する
- 牡蠣がどろどろ溶けてくる
- オイルが濁ってくる
- 腐敗臭がする
牡蠣のオイル漬けは、腐るとこのように変化します。牡蠣の色が変わったり、溶けた牡蠣がオイルに滲みオイルが黒くなったりします。また、牡蠣が腐ると腐敗臭がするので注意してください。
スポンサードリンク
牡蠣のオイル漬けの保存方法
牡蠣のオイル漬けの保存方法は、常温保存･冷蔵保存･冷凍保存それぞれ牡蠣になります。
常温保存
牡蠣のオイル漬けは常温で5日ほど日持ちします。長持ちさせるために傷みにくい保存場所を選びましょう。
- 直射日光が当たらない場所に置く
- 涼しい場所に置く
冷蔵保存
牡蠣のオイル漬けは冷蔵保存するのが基本です。常温より日持ちするので、初めから冷蔵庫に入れることをおすすめします。長持ちさせるコツは下記になります。
- 牡蠣を取る時は綺麗で乾いた箸を使う
- 必ず冷蔵庫に入れて保存
- 蓋を長時間開けっ放しにしない
牡蠣を取る時に濡れた箸や清潔でない箸を使うと、オイルの中に水分や菌が混ざり腐りやすくなってしまいます。
また、蓋を長時間開けっ放しにすると空気中の雑菌が入る原因となるので、牡蠣を取り出す時以外はしっかり閉めておくようにしましょう。
冷凍保存
牡蠣のオイル漬けは冷凍保存しておくことも可能です。
- ガラス製ではなくプラスチック製orジップロックに入れ替える
- 使う分を小分けにしておく
冷凍した牡蠣のオイル漬けは、解凍したら2〜3日以内に食べきるようにしましょう。解凍は自然解凍がおすすめです。また、一度解凍したものは再度冷凍しないよう注意してください。
スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- 牡蠣のオイル漬けの日持ち日数は、常温:約5日
- 開封後:2〜3週間
- 冷凍保存：約1ヶ月
- 牡蠣のオイル漬けは基本冷蔵庫で！菌や水分を混入させないことが長持ちのコツ
牡蠣のオイル漬けはお酒のお供にぴったりな食材なので、ちびちび食べたい時は取り出し方に注意して上手く保存してみてくださいね。
スポンサードリンク
