お肉はまとめ買いした時や食べきれない時、生のまま冷凍保存することが多いかと思いますが、「解凍したお肉」はどのくらい日持ちするのでしょうか?解凍肉は生の状態のお肉と日持ちが異なるのでしょうか?今回は、
- 解凍肉の日持ち・消費期限
- 解凍肉は腐るとどうなる?
- 解凍肉の保存方法
これらのテーマについてご紹介いたします。
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解凍肉とは?
“解凍肉”は、一度冷凍したものを解凍したお肉のことです。お肉を大量消費できない時や、まとめ買いした時には冷凍保存が便利です。
解凍方法には電子レンジと自然解凍がありますが、オススメは冷蔵庫での自然解凍です。レンジ解凍は加熱にムラが出るので、解凍された部分とそうでない部分ができたり、加熱しすぎて茶色くなることがあります。
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解凍肉の日持ち・消費期限はどのくらい?
解凍肉の日持ち日数の目安は、下記の日数となっています。
解凍肉の日持ちは、1〜2日!
解凍したお肉は、1〜2日で消費するのが望ましいです。一度冷凍したお肉は解凍時に水分が出やすく、雑菌が繁殖しやすい状態となっています。
よくお肉のパックないに水分が染み出ていることがありますが、あの水分には雑菌が含まれています。雑菌が多く繁殖するとお肉が傷みやすくなるので、できるだけ早めに消費しましょう。
お肉から染み出た水分はドリップと言う!
解凍肉は腐るとどうなる?
解凍肉は腐るとどうなるのでしょうか?腐った解凍肉の特徴・まだ食べられる解凍肉の特徴を、それぞれ確認してみましょう。
- 白っぽく・茶色く変色している
- ぬるぬる・ねばねばして糸を引いている
- 酸っぱい臭い・アンモニア臭・硫黄臭がする
お肉は本来ピンク色や赤色をしているのが新鮮な証拠ですが、傷み始めると 茶色っぽく変色したり、白っぽく変色 します。感触としては ぬるぬるとヌメリが出たり、ねばねばして糸を引く ことがあります。
また、臭いも様々で 酸っぱい臭い・アンモニア臭・硫黄のようなキツイ臭い を発することもあります。このように傷んでいる鶏肉は、加熱すると より強い臭いになったりアクが沢山出てくる という特徴があります。腐った解凍肉は腹痛や下痢・嘔吐の原因となりますので、廃棄するようにしましょう。
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解凍肉が腐る原因
解凍肉が腐りやすくなる原因を2つ見てみましょう。
❶ 常温で放置してしまった
❷ 水が出たトレイの中で保存している
解凍肉は絶対に常温で保存するものではないので、ちょっとの時間室温で保存しているとその間に腐ってしまうことがあります。
また、解凍肉からにじみ出た液体がトレイの中にたまっている状態で保存している場合も腐りやすいです。この液体の中には菌がいるので、そのまま保存していると腐ってしまうのです。
解凍肉の保存方法
解凍肉は、どう保存するのが良いのでしょうか?
保存方法
解凍したお肉保存のポイントはこちらです。お肉の種類に関わらず、どのお肉にも共通する保存のコツをご紹介します。
- チルド室に入れて保存する
- できれば解凍した日に消費する
- 一度解凍したお肉はもう一度冷凍しない
- 電子レンジで解凍したお肉はすぐ消費する
電子レンジで解凍したお肉は、温かくなっていることがあります。すぐに食べない場合の解凍は、冷蔵庫での自然解凍がオススメですよ。
再冷凍はNG
お肉は温度変化によって傷みやすくなるので、一度レンジ解凍したものを冷蔵庫でしばらく保存するのNGです。
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まとめ
この記事をまとめると
- 解凍肉の日持ち日数は、冷蔵:1〜2日
- 電子レンジで解凍したお肉はすぐに使う!
解凍したお肉は傷みやすいので、できればその日のうちに消費したいものです。1食分を小分けにして冷凍すれば使い切りやすいので、保存方法も工夫してみましょう♩
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