ほうれん草の日持ちは冷蔵庫で何日?長持ちさせる保存方法・冷凍は?

ほうれん草は通年出回っている野菜ですが、冷蔵庫で意外と日持ちさせることができると知っていますか?保存のコツを抑えれば、2週間近く日持ちさせることができます。今回は、

  • ほうれん草の日持ち
  • ほうれん草の栄養と効果・効能
  • ほうれん草は腐るとどうなる?
  • ほうれん草の保存方法

この3つのテーマについてご紹介いたします。

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ほうれん草とはどんな野菜?

ほうれん草の原産地は中央アジア〜西アジアの地域やカスピ海南西部と言われています。日本には江戸時代に東洋種が伝来しました。

その後、江戸時代後期には西洋種も伝来しましたが、アクが強くあまり美味しくないため普及しませんでした。現在では世界のほうれん草の90%が中国で生産されています。

野菜の中でも鉄分が豊富で、その鉄分の吸収をよくするビタミンCも含んでいるので栄養価の高い野菜です。

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ほうれん草の栄養と効果

栄養

ほうれん草には、鉄分・βカロテン・ビタミンB2・ビタミンC・ビタミンKなど栄養成分がバランスよく豊富に含まれています。

  • 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
  • β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。

効果・効能

ほうれん草に含まれる栄養成分により、このような効果を期待することができます。

効果効能
  • 貧血予防
  • 美肌効果
  • アンチエイジング効果

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ほうれん草の日持ちは冷蔵庫でどのくらい?

ほうれん草の日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

ほうれん草の日持ち
  • 冷蔵保存…1〜2週間→長持ちのコツあり!
  • 冷凍保存…約1ヶ月→あまり向かない

ほうれん草は野菜室か冷蔵庫での保存が必須です。ちょっと工夫すれば2週間近く日持ちさせることができます。また、冷凍で1ヶ月ほど日持ちさせることもできますが、葉が割れたりボロボロになりやすいのでオススメではありません。

ほうれん草は腐るとどうなる?

ほうれん草は腐るとどうなるのでしょうか?腐ったほうれん草の特徴まだ食べられるほうれん草の特徴を、それぞれ確認してみましょう。

腐ると…
  • 茶色く変色している
  • 黄色っぽく変色している
  • 葉がふにゃふにゃに柔らかくなっている
  • 枯れて乾燥している
  • ぬるぬるして水気が出ている

ほうれん草の葉は鮮やかな緑色をしていますが、傷み始めると徐々に 黄色→茶色へと変色 していきます。また、葉の水分が抜けてしなしなになり 柔らかく なります。

また、乾燥して 葉が枯れたり  ぬるぬるして水気が出ていたらNG です。

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まだ食べられるほうれん草の見分け方

ほうれん草が腐っているのかどうなのか、わかりにくいほうれん草を見分けるポイントを見てみましょう。

 葉が黄色味がかっている

 乾燥してカサカサしている

 元気がなくしなしなしている

ほうれん草は傷んでくると葉が黄色っぽく変色し、やがて茶色くなって枯れてしまいます。少し黄色味がかっているかな?と思ったら傷み始めている証拠です!多少の黄色味であればギリギリ食べることができますので早めに消費しましょう◎

また、水分が抜けるとしなしなして元気がなくなってしまいます。水に15分ほど浸けておくと復活することもありますので試してみてくださいね。乾燥も傷みの原因となります。保存方法については後ほどご紹介いたします!

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ほうれん草が腐る原因

ほうれん草が腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。

 乾燥した場所で保存している

 水を入れて保存している場合、その水を替えていない

 暖かい場所で保存している

ほうれん草は水の中に立てて入れるように保存するのが良いのですが、その水が古くなっていると水に浸っている部分から腐り、ぬるぬるとヌメリを発するようになります。 保存中の水はできるだけ毎日取り替えましょう 

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ほうれん草の保存方法

ほうれん草の冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。

冷蔵保存

ほうれん草は下記の方法で保存することで、2週間近く日持ちさせることができます。

冷蔵保存
  1. 容器に水を張り、ほうれん草を立てるように入れる
  2. 上からビニールをかぶせ、乾燥しないように下を閉じる

冷凍保存

ほうれん草は冷凍保存も可能で約1ヶ月ほど日持ちします。風味や葉の元気さは劣ってしまうのであまりオススメではありませんが、できるだけ水分を拭き取ってから密閉袋に入れて冷凍庫に入れます。

使う時は自然解凍します。水気が出るのでキッチンペーパーでよく拭き取ってから使いましょう◎

まとめ

この記事をまとめると

  • ほうれん草の日持ち日数は、冷蔵:1〜2週間
  • 冷凍:約1ヶ月
  • ほうれん草は水に漬けて保存することで長めに保存できる!

ほうれん草を保存する上で大切なのは、乾燥させないことです。工夫して保存すれば2週間ほど保存できるので、是非お試しください。

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