生姜のはちみつ漬けの日持ちは?カビさせない保存方法・効能・使い方

生姜は料理だけではなく、はちみつに漬けることでジンジャーハニーティーとして飲むことができます。生姜の体を温める成分により、ポカポカして血の循環が良くなる健康的な飲み物です。

また、はちみつ漬けにすると長期保存することができます。大量消費にもオススメですが、手作りの生姜のはちみつ漬けは、どのくらい日持ちするのでしょうか?今回は、

  • 生姜のはちみつ漬けの日持ち
  • 生姜の栄養と効果・効能
  • 生姜のはちみつ漬けは腐るとどうなる?
  • 生姜のはちみつ漬けの保存方法

この3つのテーマについてご紹介いたします。

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生姜のはちみつ漬けとは?

“生姜のはちみつ漬け”は、生の生姜をはちみつで漬けたものです。長期保存することができ、美容効果もあるので人気の食べ方です。

漬けることで生姜にはちみつの味が染み込み、食べやすい味わいになります。はちみつ漬けは、お湯を注いでジンジャーハニーティーにしたり、そのまま食べたりとしたりと使い方は色々です♩

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生姜の栄養・効能

生姜には、ショウガオール・ジンゲロール・ジンゲロンという生姜特有の辛味成分が含まれています。これらは加熱しても壊れることがなく、発汗作用を持ち血行を促進させる他、胃酸の分泌を促進させる効果があります。

また、ビタミンB1・B2・C・Eなどのビタミン類やマグネシウム・リン・葉酸といった栄養素も含まれています。

  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
  • 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。

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生姜のはちみつ漬けの日持ち

生姜のはちみつ漬けの日持ちは、約半年となっています。こんなにも長期間保存できるのは、はちみつが持つグルコン酸“殺菌作用”によるものです。

MEMO

グルコン酸は、腸内のビフィズス菌を増やす働きや、強い抗酸化作用、皮膚を保護する保湿力がある

また、はちみつが生姜をコーティングしているため空気に触れにくく、傷みにくいという特徴があります。

生姜のはちみつ漬けは腐るとどうなる?

生姜のはちみつ漬けは腐るとどうなるのでしょうか?腐りにくい食品ではありますが、作り方や保存方法が上手くいっていないと腐ることもあります。腐ったのはちみつ漬けの見分け方はこちらです。

  • 白カビ・緑カビ・黒カビが生えている
  • 生姜が黒く変色している
  • 生姜がぶよぶよして柔らかい
  • 水っぽくなって分離している
  • 変な臭いがする

はちみつ漬けが腐ると、白や緑・黒色のカビが生えてしまいます。カビが生える原因は、空気中に存在している菌が繁殖したことや、水分・温度などがあります。

一部にカビが生えている場合、目に見えない菌が容器内に付着している可能性があるので、カビた部分を取り除いても食べない方が安全です。

腐りにくくするためには、作る時の容器をしっかり煮沸して殺菌消毒するのがポイントです。長持ちさせる保存方法について確認してみましょう!

茶色く変色しても食べられる?

生姜のはちみつ漬けは、生姜が茶色く変色することがありますが、生姜の性質によるものです。生の生姜をそのまま置いておくと、断面が茶色くなるのと同じです。

生姜に含まれる ポリフェノールが酸化したことが原因 で、腐っているわけではないので食べることができます。

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生姜のはちみつ漬けの保存方法

生姜のはちみつ漬けをできるだけ長持ちさせる保存方法についてご紹介します。上手く保存できれば半年日持ちするので、生姜の大量消費にもオススメですよ。生姜のはちみつ漬け保存のコツはこちらです。

保存のコツ
  • 瓶の容器を煮沸消毒しておく
  • 夏場は必ず冷蔵庫に入れる
  • 生姜を取る時は綺麗で乾いた箸やフォークを使う

はちみつ漬けを保存する上で大切なのは“煮沸消毒”です。瓶などガラス製の容器でないと煮沸消毒できないので、タッパーはオススメできません。

また、 生姜を取る時は綺麗な箸やスプーンで取り、余計な雑菌を混ぜ込まないようにしましょう。涼しい時期は常温保存もできますが、夏場は菌が繁殖しやすいので冷蔵庫で保存しましょう。

冷凍保存

はちみつ漬けを更に長期保存したい時は、冷凍保存も可能です。はちみつごとジップロックなどの密閉袋に入れ、空気が入らないようにして冷凍します。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 生姜のはちみつ漬けの日持ちは約半年!
  • 生姜のはちみつ漬けを長持ちさせるコツは、容器の煮沸消毒
  • 生姜のはちみつ漬けが腐ると、カビ・臭い・変色などが起こる

はちみつに含まれる殺菌効果により長期保存できるので、生姜を大量消費したい時や期限の迫った生姜で作ってみてください。生姜も栄養価が高いので、美容と健康に効果的ですよ♩

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