ドラゴンフルーツは独特の見た目が特徴的ですが、どのくらい日持ちするのか知っていますか?常温と冷蔵どちらの方が良いのでしょうか?今回は、
- ドラゴンフルーツの日持ち
- ドラゴンフルーツの栄養と効果・効能
- ドラゴンフルーツは腐るとどうなる?
- ドラゴンフルーツの保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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ドラゴンフルーツとは?
英名 | Dragon fruit |
別名・和名 | ピタヤ |
エネルギー(100gあたり) | 50kcal |
糖質量(100gあたり) | 9.9g |
ドラゴンフルーツは、「ピタヤ」とも呼ばれる濃いピンク色をしたフルーツです。果肉は白く、中には黒ごまのような小さな種子が入っています。
甘みは少なく、酸味のもないので淡白な味ですが、スーパーフードとして海外で人気となっています。直径は12cm前後で、食感はサクっと軽いのが特徴です。
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ドラゴンフルーツの栄養と効果
栄養
ドラゴンフルーツは「スーパーフード」として海外セレブからも人気のある果物です。甘みが少ないので、ヨーグルトに入れたりアサイーボールに入れたり、何かと一緒に食べる方がオススメです。
ビタミンCや葉酸・カリウムやマグネシウムといったミネラル類が豊富で、美容効果があります。
- ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
- 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
- マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
効果・効能
ドラゴンフルーツに含まれるビタミン類やミネラル類によって、美容や健康効果が期待できます。
- 美肌効果
- がん予防
- 風邪予防・免疫力アップ
- むくみ改善
- 血液サラサラ効果
- 胎児の成長形成(妊婦さん)
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ドラゴンフルーツの日持ち
ドラゴンフルーツの日持ち日数の目安は、常温・冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 常温保存…約1週間
- 冷蔵保存…約1週間
- 冷凍保存…約1ヶ月
ドラゴンフルーツは常温でも冷蔵でも1週間ほどは日持ちしますが、既に柔らかい場合は早めの消費がオススメです。また、長期保存する場合は冷凍することもできます。
ドラゴンフルーツは腐るとどうなる?
ドラゴンフルーツは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったドラゴンフルーツの特徴・まだ食べられるドラゴンフルーツの特徴を、それぞれ確認してみましょう。
- 皮が茶色く変色している
- 水気が出てびちゃびちゃしている
- 変な臭いがする
- カビが生えている
ドラゴンフルーツは傷み始めると 皮が茶色く変色する ことがあります。元々の色はピンク色なので、それ以外の色になったら注意が必要です。
また、 水気が出てびちゃびちゃ になったり、 変な臭いを発していたらアウト です。
外側は一見大丈夫でも、剥いてみたら果肉が腐っていた!なんてこともありますので注意しましょう。
まだ食べられるドラゴンフルーツの見分け方
ドラゴンフルーツが腐っているのかどうなのか、わかりにくいドラゴンフルーツを見分けるポイントを見てみましょう。
❶ 皮がしわしわになっている
❷ 果肉が茶色く変色している
❶乾燥したことが原因:ドラゴンフルーツは乾燥に弱い果物なので保存中は紙類に包むことがオススメです。乾燥するとしわしわになり皮が萎むことがありますが、食べても問題ない場合が多いですよ◎
❷ポリフェノールが原因:ドラゴンフルーツの果肉が茶色く変色するのは「ポリフェノール」という成分が空気に触れ、酸素と結合したことによります。食べかけのバナナやカットしたりんごの断面が茶色く変色するのと同じ原理です。
ポリフェノールは食べても問題のない色素成分なので、変色箇所は切り落として残りの部分は食べることができます◎
ドラゴンフルーツが腐る原因
ドラゴンフルーツが腐りやすくなる原因を2つ見てみましょう。
❶ 暖かい場所で保存している
❷ ドラゴンフルーツに傷が付いている
ドラゴンフルーツは、暖かい場所で保存すると傷みがすすんでしまいます。食べ頃を逃さないようにしましょう。
また、ドラゴンフルーツに傷が付いているとそこから変色したり雑菌が入って腐りやすくなってしまいます。ドラゴンフルーツを選ぶ時はできるだけ綺麗な状態のものを選びましょう。
ドラゴンフルーツの保存方法
ドラゴンフルーツの常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
常温保存・冷蔵保存
ドラゴンフルーツは熟れている場合、常温保存すると皮の色が悪くなったり味が落ちることがあります。冷蔵庫や野菜室に入れた方が安全です。
- 皮が傷付きやすいので優しくビニール袋に入れる
- 新聞紙などの紙に包んでから入れると尚◎
冷凍保存
より長くドラゴンフルーツを保存したい場合は、冷凍保存も可能です。
- 冷凍焼けを防ぐためラップで包んでからビニール袋に入れる
- 解凍する時は自然解凍でOK
まとめ
この記事をまとめると
- ドラゴンフルーツの日持ち日数は、常温・冷蔵:約1週間
- 冷凍:約1ヶ月
- ドラゴンフルーツは常温保存もできるが、変色しやすいので冷蔵保存が安全!
ドラゴンフルーツは日本ではあまり見かけない果物ですが、スーパーフードと言われるほど栄養価が高いので機会があれば是非食べてみてくださいね♩
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