やみつき大根の醤油漬けの日持ち|長期保存方法・腐るとどうなる?

大根をそのまま醤油に漬けた「大根の醤油漬け」は、即席でできる副菜やおつまみとして便利な料理です。ポリポリ食感がやみつきとなる醤油漬けですが、どのくらい日持ちするのでしょうか?今回は、

  • 大根の醤油漬けの日持ち
  • 大根の栄養と効果
  • 大根の醤油漬けは腐るとどうなる?
  • 大根の醤油漬けの保存方法

この3つのテーマについてご紹介いたします。

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大根の醤油漬けとは?

“大根の醤油漬け”とは、生の大根を醤油に漬けた料理を指します。即席で時短に作れることや、ポリポリ食感が人気で暑い夏に食べたくなります。

醤油だけに漬けるシンプルな味付けでもOKですが、生姜やにんにくを加えると味にアクセントがつくのでオススメです。また、マイルドに仕上げたい場合は、みりんやごま油を入れると良いですよ。

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大根の栄養・効果

大根は茎や葉っぱまで食べられる根菜で、葉にはβカロテンが豊富に含まれています。全体の97%が水分でできている大根ですが、カルシウムの含有量が多く、野菜の中でも上位となっています。

他に、葉酸・ビタミンE・鉄分や、辛味成分のイソチアシアネートなどがあります。イソチアシアネートの含有量は根の先端に近いほど多いため、大根の先端は辛味が強いのです。

  • イソチオシアネート:イソチオシアネートは、強い解毒作用を持ち、特に発がん物質を無毒化する働きが注目されている栄養素です。加えて、免疫力を向上させがん細胞の増殖を抑制する働きも持っています。アブラナ科の植物に含まれている健康成分です。
  • 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
  • ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
  • β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。
  • 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。

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大根の醤油漬けの日持ち

大根の醤油漬けは、どのくらい日持ちするのでしょうか?暑い夏の時期は特にさっぱりとした醤油漬けが美味しくなりますが、手作り醤油漬けはどの程度日持ちするのでしょう?

日持ちは?

大根の醤油漬けの日持ちは、3〜4日!

醤油には 殺菌作用 がありますが、タコやイカなど大根以外のものも一緒に漬けている場合は特に日持ちしません。

大根からは水分が出るので雑菌が繁殖しやすく、傷みの原因となってしまいます。水分が出ることで大根のシャキシャキ食感も変わってしまうので、長期保存には向いていないのです。

大根の醤油漬けは腐るとどうなる?

大根の醤油漬けは、腐ってしまうとどんな風に変化するのでしょうか?傷んだり腐ってしまったり、劣化した醤油漬けの特徴を解説します。

  • 容器や大根にカビが生えている
  • 大根が黒く変色している
  • 大根がどろどろして溶けている

大根の醤油漬けが腐ってしまった場合、このような変化がみられます。大根を傷ませず長持ちさせるには、漬ける前に大根の水分をしっかり拭き取ることが大切です。

注意
 

余分は水分は雑菌が繁殖する原因となるので注意!

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大根の醤油漬けの保存方法

大根の醤油漬けを手作りしたら、正しい保存方法で保存しましょう。上手く保存できれば4日ほど日持ちするので、作り置き・常備菜として非常に重宝します。醤油漬けを保存するコツはこちらです。

醤油漬け保存のコツ
  • 密閉できる容器に入れる
  • 大根を取り出す時は綺麗な箸を使う
  • プラスチック製よりもガラス製がオススメ
  • 必ず冷蔵庫で保存する

空気中の菌が中に入らないように、使用する容器はしっかり密閉できるものがオススメです。また、プラスチック製の容器は容器の内側に細かな傷が付きやすく、その隙間で雑菌が繁殖することも。ガラス製であれば煮沸消毒もできるので衛生的です◎

冷凍はできる?

大根は水分が多い野菜なので、冷凍すると食感が変化してしまいます。ポリポリ感がなくなり、しなしなになってしまうのでオススメできません。醤油漬けにした大根は、冷蔵で保存できる期間内に消費しましょう!

まとめ

この記事をまとめると

  • 大根の醤油漬けの日持ちは、冷蔵庫で3〜4日!
  • 水分が付着していると傷みやすくなる原因となるので、よくペーパーで拭き取ってから漬ける

大根は通年出回っており時短で即席料理として作ることができるので、是非手作り醤油漬けでおつまみを一品増やしてみてくださいね♩

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