ブロッコリーは野菜の中でも特に栄養価の高いものですが、作り置きおかずとしても重宝します。お弁当のおかずや常備菜として便利なブロッコリーの作り置きは、どのくらい日持ちするのでしょうか?今回は、
- ブロッコリーの作り置き物の日持ち
- ブロッコリーの栄養と効果・効能
- ブロッコリーの作り置きは腐るとどうなる?
- ブロッコリーの作り置きの保存方法
これらのテーマについてご紹介いたします。
スポンサードリンク
目次
|
|
ブロッコリーの作り置きとは?
ブロッコリーってどんな野菜?
分類 | アブラナ科アブラナ属 |
原産地 | イタリア |
由来 | イタリア語であるbroccoから |
英語でいうと | Broccoli |
別名 | 芽花野菜 |
ブロッコリーは花を食用とするキャベツの一種がイタリアで品種改良されたものです。日本では北海道が主な産地で、秋~春にかけた時期が旬となっています。
ブロッコリーの作り置きには何がある?
“ブロッコリーの作り置き”は、サラダがメインです。茹でた状態で冷凍すれば長期保存することができます。冷凍・冷蔵共に保存が効くので常備菜として重宝しますよ。
作り置きブロッコリーは普段の食事にはもちろんのこと、お弁当のおかずにも使えるので便利です。料理時間の時短になるのでオススメですよ◎
スポンサードリンク
ブロッコリーの栄養と効果
栄養
ブロッコリーには、野菜に含まれるビタミンのほぼすべてを含んでいる。ビタミン類、ミネラル類、食物繊維も豊富な優良野菜です。
- β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタ
- ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
効果・効能
ブロッコリーに含まれている栄養素は、高いがん抑制効果を発揮します。また生活習慣病予防にも有効です。
- がん予防
- 老化の抑制
- 肥満の予防
- 改善 ・整腸作用
詳しくはこの記事をチェック!
- ブロッコリーの主な栄養成分と期待できる効果・効能|メリット多い健康野菜
スポンサードリンク
ブロッコリーの作り置きの日持ちはどのくらい?
ブロッコリーの作り置きの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 冷蔵保存…3〜4日
- 冷凍保存…約1ヶ月
ブロッコリーの作り置きの日持ちは、冷蔵保存で3日、冷凍保存期限は約1ヶ月となっています。沢山作っておけば作り置き食材として重宝します。これは茹でたブロッコリーの日持ちの目安となっています。
味付けしたブロッコリーのサラダであれば1〜2日が日持ち目安です。ですが、保存方法や作り方のコツを抑えないと冷蔵保存していても腐ってしまうことがあります。その見分け方について見てみましょう。
ブロッコリーの作り置きは腐るとどうなる?
ブロッコリーの作り置きは腐るとどうなるのでしょうか?作り置きとして常備しておくと便利なブロッコリーの作り置きですが、時間が経つと腐ってしまうことも。腐ったブロッコリーの作り置きの特徴を確認してみましょう。
- 水気が出てべちゃっとする
- ブロッコリーが黒や茶色に変色する
- カビが生える
- ツンとした臭いがする
- 糸を引いている
ブロッコリーの作り置きは腐るとこのように変化していきます。常温だと傷みやすいので保存する際は必ず冷蔵庫に入れ、長期保存させたい時は冷凍しましょう。
スポンサードリンク
まだ食べられるブロッコリーの見分け方
ブロッコリーが腐っているのかどうなのか、わかりにくいブロッコリーを見分けるポイントを見てみましょう。
❶ 少しだけ黄色く変色している
❷ 花の部分が紫色に変色している
❶蕾が成長していることが原因:ブロッコリーのふさふさした部分は「花」なので、時間が経つと膨らんで黄色く変色していきます。腐っているわけではないのですが、これから傷んでくるサインなので早めに消費しましょう。
❷アントシアニンが原因:ブロッコリーは花の部分が紫色に変色することがありますが、これはポリフェノールの一種である「アントシアニン」という成分によるものです。
寒さから身を守ろうとして出てくる成分で、味に甘みを持たせます。食べても問題ありませんので早めに消費しましょう◎
ブロッコリーの作り置きを長持ちさせる保存方法
ブロッコリーの作り置きの常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
常温保存
ブロッコリーの作り置きは1日であれば常温保存も可能ですが、その日のうちに食べない場合は冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵保存
ブロッコリーの作り置きは基本的に冷蔵庫で保存し、日持ちは3〜4日となっています。保存する際のポイントを見てみましょう。
- 乾燥しないようラップをかける
- しっかりしたフタ付き容器で保存する
- 取り出す時は乾燥した清潔な箸を使う
- ブロッコリーの水分をしっかり拭き取って保存する
冷蔵庫内は乾燥しているので、乾かないようラップをしっかりかけるか、密閉できるフタの付いた容器で保存します。また、取り出す時は雑菌が付かないよう清潔な箸やスプーンを使いましょう。ブロッコリーの水分をペーパーで取っておくことも長持ちさせるコツです。
冷凍保存
ブロッコリーの作り置きをより長期保存したい場合は冷凍保存も可能で、約1ヶ月日持ちします。3〜4日以内で消費できない時は小分けにして冷凍しておくと便利です。
- 1食分ずつラップに包んで密閉袋に入れる
- 一度解凍したブロッコリーはもう一度冷凍しない
- 解凍は冷蔵庫に移し自然解凍がオススメ
冷凍保存の際のコツは上記になります。1食分ずつ小分けにしておくことで、食べる際の時短になり便利です。
スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- ブロッコリーの作り置きの日持ち日数は、常温:1日
- 冷蔵:3〜4日
- 冷凍:約1ヶ月
- ブロッコリーの水気をよく切ってから作るのが長持ちのポイント
ブロッコリーは通年出回っていて、サラダなどにアレンジすると便利で栄養価も高いので、是非常備菜の一つとして作ってみてくださいね。
スポンサードリンク