ブルーベリーは夏を旬の時期とする果物ですが、あまり日持ちしないのが特徴です。常温・冷蔵・冷凍それぞれの日持ちは、どのくらいなのでしょうか?今回は、
- ブルーベリーの日持ち
- ブルーベリーの栄養と効果・効能
- ブルーベリーは腐るとどうなる?
- ブルーベリーの保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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ブルーベリーとは?
学名 | Vaccinium spp. |
分類 | ツツジ科スノキ属 |
原産地 | 北アメリカ |
英語名 | blueberry |
フランス語名 | myrtille |
ドイツ語名 | Heidelbeere |
おいしい時期 | 6月〜8月 |
ブルーベリーの原産はアメリカで、野生種を改良して広く普及するようになりました。日本に導入されたのもアメリカからで、本格的に栽培されるようになったのは1970年代です。
目に良い果物として知られ、サプリメントにもなっているブルーベリーは、7〜8月に旬の時期を迎えます。
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ブルーベリーの栄養と効果
栄養
ブルーベリーといえばアントシアニンで、強い抗酸化作用を持つため体の老化防止に効果があります。目に良い栄養成分でもあります。
また、同じく抗酸化作用の強いビタミンEや、食物繊維も含まれている美容と健康に良い果物です。
- アントシアニン:アントシアニンは天然に存在する色素の一種です。赤紫の色のキャベツやナス、ブルーベリーと言った紫色の果物や野菜に多く含まれています。代表的な健康効果は、視力に関わる眼精疲労の解消効果やメタボ解消の力があります。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
- 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
効果・効能
ブルーベリーは目の疲労回復効果や、ビタミンEによる抗酸化作用でがん予防効果も期待することができます。
- 目の健康維持
- 老化の抑制
- 便秘の解消
- がん予防
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ブルーベリーの日持ち
ブルーベリーの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 常温保存…1〜2日
- 冷蔵保存…2〜3日
- 冷凍保存…約3ヶ月
ブルーベリーは果物の中でも日持ちしないもので、常温だとすぐに傷んでしまいます。冷蔵保存でも長くは持たないので、長期保存したい時は冷凍保存がオススメです。
ブルーベリーは腐るとどうなる?
ブルーベリーは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったブルーベリーの特徴・まだ食べられるブルーベリーの特徴を、それぞれ確認してみましょう。
- 白っぽく変色している
- 水が出てびちゃびちゃになっている
- カビくさい臭いがする
- 白いふわふわしたカビが生えている
ブルーベリーは日持ちが短い果物です。鮮やかな赤色をしているのが通常ですが、傷み始めると 白っぽく色が抜けたような状態 になります。
また、ベブルーリー特有の香りから カビくさい臭いに変化 します。そして 水気が出てびちゃびちゃ になったり、完全に腐っている酷い場合は 白くてふわふわしたカビ が生えることもあります。外側は一見大丈夫でも、内側にカビが生えていることもあるので注意です。
まだ食べられるブルーベリーの見分け方3つ
腐っているのかどうなのかわかりにくい、まだ食べられるブルーベリーを見分けるポイントはこちらです。
❶ 柔らかくなっている
❷ 色が白っぽく変色している
❸ 白い粉のようなものが付いている
ブルーベリーは日持ちが悪い果物です。傷むと柔らかくなり、やがて汁気が出ます。柔らかくなったブルーベリーは腐敗の一歩手前!カビや汁気が出ていなければギリギリセーフです。
また、色が抜けたようなブルーベリーがありますが、これもまだ食べられる状態です。味は通常のものに比べて薄いことがありますが、腐敗ではありません◎
白い粉は“ブルーム”と呼ばれるブルーベリーが持つ成分によるもので、カビではないこともあります。
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ブルーベリーが腐る原因3つ
ブルーベリーが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 通気性の悪い容器で保存している
❷ 常温で保存している
❸ 収穫から時間が経っている
生のブルーベリーのパックを見ると、ところどころに空気穴が空けられていることがあります。 ブルーベリーは通気性の良い環境でないと湿度が高く腐りやすい です。
ブルーベリーの保存方法
ブルーベリーの常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
常温保存
ブルーベリーは常温保存に向いていません。元々日持ちが悪い果物なので 常温の場所に置いておくとすぐにカビが生えてしまいます 。保存は冷蔵庫がオススメです。
冷蔵保存
ブルーベリーを冷蔵保存で長持ちさせるコツは下記になります。
- ブルーベリー同士が重ならないよう容器に入れる
- 乾燥しないように蓋を閉める
- 洗わずに保存する→洗うのは食べる直前に
ブルーベリーは水分と乾燥に弱いので、乾燥しないよう保存します。重なり合っていると傷みやすいため、広げて保存したほうが長持ちします。
冷凍保存
ブルーベリーは冷凍することで長期保存することができます!
- ブルーベリーを洗って水気をよく拭き取る
- ラップに包んで密閉袋に入れる
冷凍したブルーベリーは解凍するとべちゃっとしやすいので、先に洗ってから保存します。水気があると傷んでしまうので、よく拭き取りましょう。
冷凍ブルーベリーはスムージーに入れたり、ヨーグルトにかけたりして食べることができます。
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まとめ
この記事をまとめると
- ブルーベリーの日持ち日数は、常温:1〜2日/冷蔵:2〜3日冷凍:約3ヶ月
- 冷凍保存は洗わずに!冷凍保存は洗ってよく水気を切ってから!
ブルーベリーは、旬の時期に冷凍して保存しておくと長期間楽しむことができて便利です。美容効果も高いので是非すすんで食べましょう♩
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