ひきわり納豆は消化されないって本当?普通の納豆との違いは?

母乳から卒業して、色々な食べ物を口にし始める頃になると赤ちゃんに何を食べさせてあげたらいいか迷いますよね?また、栄養価が高いからと言って与えてたら消化されずに、そのまま排泄されてしまって、このまま食べさせてもだいじょうぶなのか心配になりますよね。そこで今回は、

  • ひきわり納豆は消化されない?
  • 普通の納豆とひきわり納豆の違いは?
  • ひきわり納豆は子供が食べて大丈夫?
こちらをテーマに解説していきます。

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ひきわり納豆は消化されない?

原因は噛まずに飲み込むから

嚙む力が弱い赤ちゃんにとって食べたものが消化されずにうんちと一緒に出てくるのは、よくあることです。食物繊維が多いものや消化しにくいものは、そのまま出てくる傾向にあります。赤ちゃんが下痢や嘔吐など体調を崩していなければ問題ないかと思います。

納豆は胃に優しい食べ物

納豆には、タンパク質、ビタミンB6、カリウム、マグネシウム、鉄分、食物繊維、ビタミンE、カルシウム、ビタミンB2など豊富な栄養素が含まれていて、とても優秀な離乳食材なんです!

  • たんぱく質:7.4g
  • ビタミンB6:0.1mg
  • カリウム:297mg
  • マグネシウム:45mg
  • 鉄:1.5mg
  • 食物繊維:3.0g
  • ビタミンE:0.2mg
  • カルシウム:40.5mg
  • ビタミンB2:0.25mg

卵1個分のたんぱく質、牡蠣3個分のマグネシウム、ミニトマト1個分のビタミンEなど食べられるものが限られている赤ちゃんにとって、様々な栄養を納豆から摂取することができます。筋肉や臓器を守るためにビタミンB6は必要とされ、赤ちゃんの健康な免疫機能を保って元気に育ってもらうためにも積極的に摂取したい栄養素でもあります。

納豆には食物繊維がたっぷり含まれています。食物繊維は腸内環境を整えてくれるので、便秘になりやすい赤ちゃんにとっては強い味方になってくれます。また、必須ミネラルである鉄分は、人の体内では合成できないため、食べ物から摂取して補う必要があります。離乳食メニューでは鉄分が不足しがちなので納豆で補ってあげることもできるのでうれしいですね!

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普通の納豆とひきわり納豆の違いは?

ひきわり納豆の特徴

大豆の皮を取りのぞき、小さく刻んで作られたタイプの納豆です。生後5~6ヶ月ごろの離乳中期は、このひきわり納豆から食べさせてあげましょう。離乳初期にあげる場合は、しっかり加熱してペースト状にすり潰してあげると赤ちゃんも食べやすいです。

つぶ納豆よりも柔らかく食べやすいので、つぶ納豆は食べてくれないけど、ひきわり納豆なら食べてくれる、という事もあるかもしれません。赤ちゃんが粒よりもひきわり納豆が好きなようなら、大きくなっても継続して食べさせてあげてくださいね。

乾燥納豆の特徴

フリーズドライなどの製法で、サラサラの粉末タイプになった納豆です。他のタイプに比べると、納豆特有のニオイやネバネバが控えめで、少しの量にも栄養が凝縮されている などの特徴があります。粉末になっているので、お粥などの離乳食に混ぜてあげることもできます。

離乳初期など、ひきわり納豆をペースト状にするのは大変なので、粉末状の納豆をお湯にほんの少し溶かしてあげるのもおすすめです。ニオイや粘りが少ないので納豆特有の匂いや食感が苦手な赤ちゃんでも、手軽に栄養補給できます。

黒豆納豆の特徴

一般的な納豆のイメージといえばコレですね。大豆の皮がついているので、ほかに比べてやや食感が固めです。赤ちゃんにあげる時は、生後9~11ヶ月ごろの離乳後期から食べさせてあげましょう。小粒納豆のほうが食べやすいですが、納豆が気に入ってパクパク食べてくれるときは、大粒タイプでも大丈夫です。

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ひきわり納豆は子供が食べて大丈夫?

いつから食べれらる?

生後5~6ヶ月ごろの離乳中期はひきわり納豆から食べさせてあげましょう。先ほども言いましたが、離乳初期にあげる場合は、しっかり加熱してペースト状にすり潰してあげましょう。

歯が生え揃っていない赤ちゃんにとって噛む練習にもなるので、パクパク食べれるようならひきわりのまま与えたほうがいいかもしれませんね。噛まずに飲み込んでしまっている場合は少し早いかもしれませんので様子を見ながら食べ物の柔らかさを調整してあげてください。

子供においしく食べてもらう方法は?

納豆の独特の匂いが苦手という子に納豆を食べさせてあげる時はフリーズドライのものを他の離乳食に混ぜて食べさせてあげましょう。先ほど、お話した通り納豆は栄養豊富で食べるものが限られた離乳食の時期では強い味方です。フリーズドライであれば、食感や匂いも気にならないので納豆が苦手なお子さんにもおすすめです。

まとめ

この記事をまとめると

  • 納豆に限らず消化器官が発達していない赤ちゃんは食べたものがそのまま排泄されることはよくあることです
  • 体調を壊していない限り、噛む練習にもなるので食べ物の硬さは赤ちゃんの成長とともに選んでください
  • 赤ちゃんが食べれない場合は、大豆アレルギーなどの症状を抜いてフリーズドライで離乳食に混ぜてあげるのがおすすめです

いかがでしたでしょうか?納豆の他にも、ニンジンなどの食物繊維が多いものは3才くらいまで消化されずに排泄される例もあるので、それを見て保育園で何を食べたかわかるお母さんもいらっしゃるみたいですよ。

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