ひじきは妊娠中に食べていい?ビタミンaに注意!食べたほうがいいものは?

可愛い赤ちゃんがお腹の中で元気に育ってくれる様にと願うマタニティ期間は、いつもより食事内容を気にする…なんてママも多いのではないでしょうか。貧血・便秘などの体調の変化も大きく、できるだけ日々の食事から元気になりたいですよね。

  • ひじきに含まれる栄養素
  • 妊娠初期にビタミンAを摂り過ぎないように気をつけよう!
  • 妊娠中の食べたいもの・控えるもの
などを今回は詳しく見ていきますよ。ママと可愛い赤ちゃんが元気に過ごせますように!

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ひじきの栄養素 

ひじきには代表的な栄養素の

  • カルシウム:ひじきに含まれるカルシウムは牛乳の約12倍にもなるとも!
  • 食物繊維:ひじきに含まれている食物繊維はごぼうの約7倍とも!
  • マグネシウム:ひじきに含まれているマグネシウムはアーモンドの約2倍とも!
  • ビタミンA:皮膚を健康に保つ作用がある!
  • 鉄分:免疫力強化や疲労回復、成長期のお子さんや貧血気味の方に!
  • カリウム:ミネラルの一種で、血圧を下げる効果が!
  • 亜鉛:必須のミネラルの1つで、免疫機能の改善効果が!

などママにも胎児の成長にも嬉しい多くの栄養素が含まれています。

更にひじきは、様々な食材を使って調理されることが殆どなので掛け合わせなどによっては栄養価を高めることも可能です。

ひじきはビタミンaが豊富

ビタミンAは妊娠中も必要なビタミンですが、ひじきにもビタミンAが豊富に含まれています。

通常の食事では過剰摂取になることや不足することは無いとされていますが、ビタミンAの含まれるサプリメントなどの摂取によっては過剰摂取になる場合があり、妊娠初期は特に注意が必要です。

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妊娠初期にビタミンaを採りすぎたら?  

妊娠初期に気をつけておきたいビタミンAの過剰摂取は避けたいですが、詳しく知ることで必要以上に不安になる必要もありませんよ。また、ビタミンAの欠乏による赤ちゃんやママへの悪影響も指摘されています。

赤ちゃんに形態異常が生じる可能性  

妊娠3ヶ月頃までのビタミンAの過剰摂取は、赤ちゃんの耳などへの形態異常が生じる可能性が指摘されています。

ビタミンAの中でもニンジンなどの野菜に含まれる植物性のビタミンAは問題なく、レバーやうなぎに含まれる動物性のビタミンAの過剰摂取に気をつける必要があります。

最も注意すべきはビタミンAが含まれているサプリメントの服薬で、妊娠中に禁忌となっているものもあります。

ひじきにはヒ素も含まれている  

ひじきには、人体に有害で発がんリスクのあるとされている無機ヒ素が含まれていることがわかっています。

ひじきの調理前に水戻し・水洗い・茹でるなどを行うことで、無機ヒ素が大幅に減少させられる事もわかっており、厚生労働省・農林水産省は下処理を行う事で安全に食べられることができると報告しています。

妊娠中にひじきはどれくらい食べていい?  

ひじきには適切な下処理を施しても、妊娠中の必要な食物繊維・カルシウム・鉄分などの豊富な栄養素が含まれているので是非食べて欲しい食材の1つには変わりありません。

1週間に2度程度、小鉢1杯分程度のひじきを食べるくらいなら全く心配ありません。

ひじきご飯がおすすめ

妊娠中は味覚も変化し、悪阻の酷い方などは煮物や温かいものは食べられない…という方もいらっしゃるかもしれないですね。その際は、冷えても美味しく頂けるひじきご飯がおススメです。

ひじきの炊き込みご飯を冷ましても、ひじきの煮物などを冷ましたご飯に混ぜ合わせても良いですよ。

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ひじき以外のビタミンaが豊富な食べ物  

ビタミンAは妊娠中に必要な栄養素なので、妊娠初期は特に注意し適量を心がけましょう。食事量が多くなった場合は、数日間かけて調整するなどを行うと良いでしょう。

うなぎ・レバー

うなぎやレバーには動物性のビタミンAが多く含まれています。1日の摂取量の上限は、うなぎは1/2串程度・レバーは1かけですが、上限量を超えて食べた場合は1週間程度の食事内容で調整すれば安心です。

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妊娠中のゼリー飲料について  

食べ悪阻・吐き悪阻などの際に、食べやすくお手軽に栄養補給できるゼリー飲料に含まれるビタミンA含有量を詳しく見ていきます。

妊娠初期のビタミンA摂取上限は1500μgです。鉄分強化なども期待できるゼリーもありますよ。

ウィダーインゼリーに含まれるビタミンa

1パックあたり(ウィダーインゼリーエネルギー)、45~120μgが入っています。

カロリーメイトゼリーに含まれるビタミンa

1パックあたり(カロリーメイトゼリー・アップル味)、385μgが入っています。

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妊娠中の食事はどうすればいい?  

ここからは妊娠中におススメの食材・控えるべき食材をご紹介します。

妊娠中に食べたほうがいいもの  

  • ブロッコリーやモロヘイヤなど葉酸が多く含まれている野菜
  • あさりやしじみ、ゴマなど鉄分を多く含む食材
  • カルシウム・たんぱく質が豊富なヨーグルト(整腸作用もあるので便秘にもおススメ)

妊娠中に食べてはいけないお菓子・食品

  • 加熱の不十分なステーキ・生ハム・スモークサーモンなど
  • 非加熱のチーズ(カマンベールやウォッシュチーズなど)
  • 人口甘味料の入ったお菓子や飲料

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まとめ

この記事をまとめると

  • ひじきには妊婦に嬉しい栄養素が豊富に含まれている!
  • ひじきに含まれるビタミンAや無機ヒ素などは、食べる時期や摂取量・下処理などを行う
  • ビタミンAの摂取はサプリメントなどに気をつけて、過剰・不足が無いよう適量を心がける

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