ひじき煮の賞味期限は?腐るとどうなる?保存方法別の日持ちは?

「夕飯にあと一品何か欲しい!」という時に、ひじきの煮物があったりするととっても助かりますよね。同様に、「お弁当のおかずにあと何か一品入れたい!!」という時にでも、ひじきの煮物があるととても助かりますよね。そんなお役立ち料理であるひじきの煮物を、「一度に大量に作って長期で保存することができたなら…。」なんて思ったことはありませんか?

今回は、

  • ひじきの煮物は常温でどのくらい持つのか?
  • 冷蔵保存では?
  • 長期保存するためにはどんな保存方法がおすすめなのか
についてご紹介させていただきたいと思います。この記事を読んで「ひじきの長期保存方法」を覚えて日々の生活に役立てましょう♪

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ひじき煮の賞味期限は?

たくさん作っておけば常備菜として、夕飯の白菜にもお弁当のおかずにも、お米に混ぜ込めば混ぜご飯としても活躍してくれるひじきの煮物ですが、その賞味期限はいったいどのくらいなのでしょうか?

ひじき煮の賞味期限はいつ?

そのひじきの煮物の味付けの濃さやお住まいの地域の環境、季節によっても変わりますが、基本的にはひじきの煮物の常温保存はNGだと考えてください。梅雨時期や夏場などは、常温で置いておくとひじきの煮物は半日でダメになってしまうこともあります。冬場であっても、暖房をつけている場合ですとやはりこわいですよね。

どんな変化が起きる?

ひじきの煮物は傷んでくると酸っぱい臭いがしてきます。腐ってしまった時の特徴を次に記載しますので、酸っぱい臭い以外にもそちらも参考にしてみてください。

腐るとどうなる?

  • 糸を引いている
  • ねばついている
  • 酸っぱい臭いがする
  • 酸っぱい味がする
  • 異臭がする
  • カビが生えている
以上のような点が一つでも見られたら、そのひじきの煮物はもう食べない方が良いです。カビが生えている部分や糸を引いている部分だけを取り除いたとしても、そのような部分が見られたということは、全体を通して菌が発生しているということなので、食べることはおすすめしません。

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常温・冷蔵保存でどれぐらい持つ?

常温保存ですとひじきの煮物はすぐに傷んでしまうということですが、冷蔵保存の場合はどのくらい日持ちするのでしょうか?以下に記載させていただきます。

常温保存の場合

先ほども申し上げた通り、常温保存ですと半日で傷んでしまうので、ひじきの煮物は常温保存はできないと覚えておいてください。

冷蔵保存の場合

冷蔵保存の場合の賞味期限の目安は3〜4日程度です。冷蔵保存する際は、かならずひじきの煮物の粗熱をとってから、タッパーなどの容器で密閉して保存しましょう。

賞味期限切れ食べても大丈夫?

賞味期限はあくまでおいしく食べられる期限なのですが、ひじきの煮物は冷蔵保存でもあまり日持ちするものではないので、賞味期限が切れている場合には食べることはおすすめしません。

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冷凍保存できる?

ひじきの煮物は常温保存・冷蔵保存ともに、あまり長期に渡って保存できないということがわかりましたね。それでは長期で保存したい場合には、ひじきの煮物を冷凍保存することは可能なのでしょうか?

冷凍保存の方法は?

ひじきの煮物自体は冷凍保存することが可能なのですが、もしもそのひじきの煮物にこんにゃくが入っている場合は、冷凍することでこんにゃくの食感がゴムっぽくなってしまうので、こんにゃくは取り除いて冷凍保存しましょう。また、解凍時にべちゃっとしてしまうのを防ぐために、できるだけ水分を飛ばしてから冷凍することもポイントです。そのようにしたひじきを小分けにしてできるだけ平らにしてラップに包み、タッパーなどの密閉できるものに入れて冷凍保存しましょう。

解凍方法は?

解凍方法は、食べる前日に冷蔵庫に移して自然解凍でも大丈夫ですし、食べる直前な電子レンジで解凍しても大丈夫です。ただし、電子レンジで解凍する場合は、ワット数が高いとひじきがポンポンはじけてしまう場合がありますので、ワット数を低く設定して温めるようにしましょう。

どのくらい日持ちする?

ひじきの煮物を冷凍保存した場合の賞味期限の目安は1ヶ月程度になります。ですが風味を重視したい場合は2週間以内に食べ切ることをおすすめします。

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まとめ

なんとなく結構日持ちしそうなイメージのひじきの煮物ですが、実はあまり日持ちしない料理であることがわかりましたね。ですが冷凍保存でしたら1ヶ月程度の長期保存が可能です。時間のある時にたくさんひじきの煮物を作って冷凍保存し、時間がない日の夕飯やお弁当のおかずに役立てていきましょう。

この記事をまとめると

  • ひじきの煮物は常温で放置すると、夏場や梅雨時期は半日ほどでダメになってしまう。冬場であっても室内で暖房がついていれば同様に傷みやすいため、ひじきの煮物の常温保存は基本的にNGである。
  • 冷蔵保存の場合の賞味期限の目安は3〜4日程度。冷蔵保存する際はかならずひじきの粗熱をとった後、密閉できる容器に入れて保存する。
  • ひじきの煮物を長期保存したいのであれば冷凍保存がおすすめ。その際は作る時に、冷凍すると食感が損なってしまうこんにゃくを入れることは避け、解凍時にべちゃっとならないように水気を飛ばして調理する。そうしてできあがったひじきを小分けに平くしてラップに包み、密閉容器に入れて冷凍庫で保存する。