砂糖でダニは増える?どんな種類ならダニがは発生する可能性がある?保存方法は?

皆さんは砂糖や塩の中にダニなどの害虫が湧いてしまった経験はありませんか?小麦粉とか細かい粉系の食品にはよくダニがくっついてしまうと言われていますが、砂糖や塩などはどうなのでしょうか?今回は注意するべき砂糖などの食品につくダニについて紹介していきます。

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一般的には砂糖や塩にダニは湧かない

OK

砂糖や塩でダニが増えるかどうかを調べてみたのですが、ほとんどの情報サイトで「一般的な塩や砂糖にはダニが増えることはまずない」ということでした。小麦粉などに増殖するコナダニと言う他には基本的には塩や砂糖の中では増殖することができないのです。砂糖や塩には何が生きていけるだけの水分やミネラルなどが不足しているためその中で繁殖活動を行い増殖するまでに至らないのです。

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コナダニとは?

コナダニとは体長約0.3~0.5mmの小型のダニです。背中に細長い木がたくさん生えていて体は白く柔らかく足が短いのが特徴です。家の中に発生する代表的なダニの種類ですが、イエダニやツメダニのように吸血することはありません。梅雨の時期に大量発生します。

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注意するべきは色付きの砂糖につくサトウダニ!

砂糖や塩はダニの危険性はないとお伝えしましたが、例外はあります。一般的な上白糖の場合はダニが増えることはありませんが、三温糖や中白糖、黒砂糖などといったミネラルを多く含む砂糖にはサトウダニが湧く可能性があります。

サトウダニとは?

サトウダニとは体長約0.3~0.4mmのダニで、体は乳白色をしています。コナダニに比べて細長く見分けるのは簡単です。世界各地に生息していて、ザラメや黒砂糖、味噌、ドライフルーツなどに発生することが多いです。 

ダニは10℃以下の温度では増殖しない

砂糖の中にダニがいるなんて考えただけでもゾワゾワしますよね。ではどのように保存すれば良いのでしょうか?研究によるとサトウダニは気温が10℃を下回るとほとんど増殖が認められないということがわかりました。なので三温糖や中白糖、黒砂糖に関しては冷蔵庫で保存するようにしたほうがダニの繁殖を防ぐという点では望ましいと思われます。

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砂糖を保存するときにしがちなNG行動!

ダメ

冷蔵庫の中で保存はダメ!

食品を長期保存するときは、冷蔵庫に入れておいたほうが品質を保てる気がしますよね!ですが、砂糖の場合は逆効果になってしまいます。 砂糖は温度が下がることで結晶同士が固着しやすくなり、固まりやすくなってしまうのです。砂糖は固まっても味が変化することはありませんが、固まった砂糖は適量を取れず扱いにくいもの。常温で保存するのがおすすめです。

購入時の袋のまま保存してはダメ!

砂糖の袋は、他の食品の袋に比べてかなり丈夫で厚めに作られています。これは輸送時の衝撃等に耐えられるように強度をあげたふくろなのです。強度があるため開封した後もそのまま使いたくなりますが、実はこの袋、保存には向いていません。この袋には、わずかに通気性があり湿気や匂いを通すのです。砂糖を使いはじめたらタッパーのような蓋付きの密閉容器に移すことが大事です。袋のままにしておくと、害虫なども入ってしまいやすくなるので密閉容器を使うのが一番でしょう。

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容器をコンロの側に置くのはダメ!

調理中は水分を加熱したり、油を加熱することでたくさんの湿気が出ます。コンロのそばに砂糖を置いておくと非常に使いやすいですが、湿気を吸いすぎると、砂糖がベタつくことがあります。このような状態では、カビも生えやすくなるので、容器をコンロの近くに置くのはおすすめできません。砂糖の入った容器は冷暗所で常温保存が基本です。

香りの強い洗剤や食材と一緒の場所に保存するのはダメ!

シンクの下や戸棚などの冷暗所にしまうときに気を付けるべきは、「匂い移り」ですね。砂糖は水分を吸収しやすく、その時に匂いも吸収してしまいます。香りの強い食材や洗剤と一緒に置いておくと匂いが移ってしまうこともあります。もし近くに置いておくのであれば、密閉容器に必ずいれてください。ちなみに開封前の砂糖も、入っている袋には空気を通す微細な穴がたくさんついているので臭い移りの危険性があります。置く場所と一緒に置くものには注意が必要です。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 白砂糖や塩には基本的にダニは発生しない!
  • 小麦粉などのこなものには、コナダニというダニが発生するので注意が必要!
  • ダニであっても三温糖や中白糖、黒砂糖はダニが発生する可能性があるので注意!
  • 可能であれば冷蔵庫で保管しよう!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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