蜂蜜レモンが苦い原因は何?苦味は健康に良いの悪いの?苦みを抑える方法を紹介

皆さんは蜂蜜レモンを作ったことはありますか?ビタミンCたっぷりなレモンをそのまま食べるとなると、酸っぱさが強すぎて食べにくいですが蜂蜜につけてあげるだけで、だいぶまろやかになって皮ごとまるごとパクッと食べることができますよね!

蜂蜜レモンは様々な健康効果を持つ素晴らしい料理です。ですがいざ自宅で蜂蜜レモンを作った時になんだかすごく苦さを感じてしまったことはありませんか?

今回の記事では蜂蜜レモンの嬉しい健康効果自宅で作った時の蜂蜜レモンがなぜ苦くなってしまうのかについて紹介していきたいと思います。 

スポンサードリンク

蜂蜜レモンとは?

運動部への差し入れの定番!

蜂蜜レモンといえば、運動部への差し入れの定番ですよね。レモンのさわやかな甘さと酸味が組み合わさってとても美味しい食べ物です。とても素早くエネルギー源になってくれるので負担の大きいスポーツなどの合間に蜂蜜レモンを摂取することで、疲労感を軽減することができるのです。 

スポンサードリンク

蜂蜜レモンは疲労回復に効く!

レモンや様々な柑橘類などに含まれる「クエン酸」と呼ばれる成分は、疲労物質を分解してくれる素晴らしい成分です。体の中でエネルギー代謝を促進させてくれます。クエン酸を摂取するとクエン酸回路と呼ばれるエネルギー代謝の流れが促進され、疲労回復がすぐに行われます。

レモンだけではなく蜂蜜に含まれる糖類は吸収が他の通りに比べて非常に早いと言われています。素早くエネルギー源になってくれるので、速やかな疲労回復が期待できます。

リラックス状態にしてくれる

レモンに多く含まれる香り成分「リモネン」をご存知ですか?リモネンはリラックスした時に出てくる脳派の「α波」を発生させる作用をもつといわれています。α派が出ているということは体がリラックスしているということなので、蜂蜜レモンの香りを楽しむだけでリラックス状態になれるということです。

便秘にも効く!

ハチミツには「グルコン酸」と呼ばれる物質が豊富に含まれていると言います。このグルコン酸は腸内の身体に良い細菌であるビフィズス菌を増加させる作用があると言われているんですよ!

ビフィズス菌が増えれば腸内に入る悪玉菌の増加を抑える効果がありますし、腸内環境をきれいに整えてくれる作用があります。腸内環境が整えば便秘しにくくなりますし、肌トラブルや精神的なストレスに強くなるなどの素晴らしい効果もあります。

腸内細菌って?
ヒトの腸管、主に大腸には約1000種類、100兆個にも及ぶ腸内細菌(腸内細菌叢(そう)や腸内フローラとよばれます)が生息しています。腸内細菌は、善玉の菌と悪玉の菌、そのどちらでもない中間の菌と、大きく分けて3グループで構成されています。

 

これらの菌は互いに密接な関係を持ち、複雑にバランスをとっています。体の健康には、腸内にビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が占める割合を増やすことが重要です。善玉菌を増やすオリゴ糖や食物繊維を十分にとって、同居人である腸内細菌と協同して健康を作ることが大切です。

スポンサードリンク

蜂蜜レモンは美容にも良い

蜂蜜レモンはエネルギー補給や健康によい効果を持つだけではなく「美容」にもとても効果が高いといわれています。

美肌効果

ハチミツにはたくさんのビタミン類やミネラル類が含まれています。その中でも「亜鉛」は、私たちの体が新しい細胞を作り出す時に使うタンパク質を増やしてくれる働きがあります。さらに体内の新陳代謝を促してくれ、不要になった老廃物は積極的に排出できるようにし、新鮮な細胞を作り出すなど、体を綺麗に整えてくれます。

一方でレモンにも美容に関する素晴らしい栄養素があります。それが「ビタミンC」です。レモンに含まれるビタミンCは肌の基礎になるコラーゲンを生み出す時に欠かせない成分と言われています。コラーゲンが生成されることでしわやたるみを予防することができるんです。

老化予防

ビタミン C の素晴らしい効果は美容面だけではなく「強い抗酸化作用を持つ」ところにもあります。私たちの体には活性酸素という体を老化させてしまう酸素が常に生産されています。活性酸素は呼吸や運動をしたり、食事をするだけでも体の中に発生してしまうのです。

活性酸素は様々な体の臓器を老化させたり肌を老化させたり、ガンを作り出すとも言われています。この活性酸素の効果を無力化してくれるのがビタミンCなどの抗酸化物質なのです。

スポンサードリンク

蜂蜜レモンが苦い原因は?

蜂蜜レモンには様々な嬉しい効果があることがわかりましたが、いざ自宅で作ってみるとなんだかすごく苦い・・・。そんな時が意外と多いようです。では蜂蜜レモンが苦くなってしまう原因はいったい何なのでしょうか?

苦味の原因は「リモノイド」

レモンに限らず柑橘類には「リモノイド」や「フラボノイド」と言ったポリフェノールという特有の成分が含まれています。ポリフェノールは植物達が持つ防衛反応の一つで、成長をするために外敵や様々なストレスから身を守るために生成されます。

このポリフェノール類は苦味成分を持っています。ポリフェノールは苦いから悪者かと言われればそうではなく、私たちの健康をサポートしてくれる成分でもあることが最近の研究でわかっています。

レモンにはリモノイドと言うポリフェノールが豊富に含まれており、リモノイドには様々な効能があります。

  • リラックス効果
  • 癌を抑制する効果
  • ダイエット効果
  • 抜け毛を予防する効果
  • 食欲増進効果
  • 覚醒効果

このように様々な健康効果があるので一概に苦いと悪いというわけではありません。

 リモノイドは未熟なレモンであればあるほど強く含まれています。自宅で蜂蜜レモンを作ろうとした時に熟してないレモンを使用した場合に苦味が強く出てしまうのです。

スポンサードリンク

レモンを出来るだけ苦くなくするには?

黄色いレモンを選ぶ!

先ほども説明しましたがグリーンがかったレモンはリモノイドが豊富に含まれているので苦味が強いです。苦味が苦手な人はしっかり全体が黄色くなったらレモンを使うか、グリーンがかったレモンを買ってきて追熟させてから蜂蜜レモンにすると良いでしょう。

ちなみに栄養面を重視するのであればむしろグリーンがかった状態のレモンを使って少し苦味のある状態で食べた方が効果は優れています。

種を取り除く

レモンの苦味は特に種の周りに多く含まれています。なので蜂蜜レモンにする際は種を取ってからハチミツにつけると苦味が薄れますよ。

加熱しないで使う

レモンは加熱すると苦味が増える傾向にあります。蜂蜜レモンをお湯に溶かして食べたり、冷たい水の中に入れた蜂蜜レモンを加熱して食べる人がいますが、そうしてしまうと少し苦味が増えてしまうので苦手な人は直接食べましょう。

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • 蜂蜜レモンには様々な健康効果がある!
  • 疲労回復やエネルギー補給に最適な食品であり、老化予防や美容にも良い!
  • 蜂蜜レモンの苦さの原因はリモノイドというポリフェノール!
  • グリーンがかった未熟なレモンや、レモンの種、加熱したレモンは苦味が出やすい!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

スポンサードリンク