健康にも美容にもいいとされるハチミツレモン。疲労回復にいいと運動したあとにたくさん食べて、なんだか胃の調子が悪くなったという経験はありませんか?そこで今回は、
- はちみつレモンは胃に悪い?
- レモンはどれくらい食べたら胃に悪い?
- ハチミツだけの方が胃に優しい?
こちらをテーマにご紹介いたします。
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目次
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はちみつレモンは胃に悪い?
胃が悪くなるとどんな症状が?
ハチミツレモンを食べる時には、その高い栄養素に注目されがちですが、この2つの食材は有機酸と言って強い酸性が含まれます。レモンがPH3ハチミツが3.8PH前後なので、直接食べてしまうと胃に負担をかけてしまいます。胃の調子が悪いときは食後にお湯に溶かしてレモネードなどにして飲むことをおすすめします。
はちみつの胃への影響
ハチミツの糖分は単糖類といい、消化器官に負担をかけず消化スピードが早いため、運動後でエネルギーを大量消費した際にすみやかに吸収されます。ハチミツの中に含まれるグルコン酸という成分は腸内環境を整え活性させる働きがあります。少量でも十分効果があるため、大量に取りすぎると逆にお腹を緩くして下痢の原因になります
レモンの胃への影響
レモンにたくさん含まれているクエン酸は筋肉、疲労回復の働きがあり、糖質やたんぱく質をエネルギーとして効率よく燃焼させる効果があります。その一方、胃酸の分泌を増やす効果もあり、それによって分泌されすぎて胃壁を溶かす胃酸過多の状態になる恐れがあります。
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レモンはどれくらい食べたら胃に悪い?
レモンの一日の適量
レモンの食べ過ぎは下痢や腹痛も引き起こします。これらの原因になるのがビタミンCの過剰摂取です。ビタミンCは水溶性のため、本来なら余分に摂取しても尿とともに体外へ排出されます。しかし一度に大量に摂った場合、体内で分解し切れず中毒症状を起こしてしまうことがあります。
レモンだけではないですが、なんでもバランスよく適量が大切だと思います。ビタミンは単体での効果に、よく注目されますがたんぱく質を体にうまく取り入れるサポート的な役割が大きいです。
さらに、桶の理論といいビタミンの栄養素はバランスよくとらないと桶に使われる板が一枚なくなるのと同じで、そこにたまっている栄養素がうまく機能しないまま外に流されてしまいます。そういう意味でハチミツレモンはとてもバランスよく栄養とれて、手軽に食べれるので相性のいい組み合わせになります。
上手に摂取した時のメリット
抗酸化作用があり、風邪や病気に対する免疫力を上げる効果があります。動脈硬化を防ぐ効果があり植物性の非ヘム鉄の吸収率を上げることができます
・リモネン
レモンの爽やかな香りのもととなる成分。リラックス効果や血行促進効果も期待できます。レモンの果実より、皮の部分に多く含まれます
・葉酸
B12とともに赤血球や細胞を作るのに欠かせない水溶性ビタミン。貧血を予防し、健全な発育にかかせない成分です。タンパク質の合成にも役立つ葉酸は新しい細胞を作るのに必要不可欠です。
・βカロチン
βカロチンはビタミンcと同じように、抗酸化作用があり活性酸素を抑える働きがあります。体の中でビタミンAに変換され肌のかさつきやニキビの予防にもなります。βカロチンには暗い場所で視力を保つ効果もあります
・食物繊維
食物繊維は腸内細菌の働きを助ける効果があり、腸内環境を整えて便秘の改善などに役に立ちます。食物繊維はレモンの果肉だけでなく皮にも多く含まれています
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ハチミツだけの方が胃に優しい?
ハチミツで胃の調子を整える方法
はちみつに多く含まれるオリゴ糖とグルコン酸は善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑制する働きがあると言われています。お腹の中で善玉菌が優位になると、腸の運動が活発になりお通じの改善に効果を発揮してくれます。また、はちみつ成分の亜鉛やポリフェノール類が、炎症を起こした胃の粘膜の回復力を高めてくれる働きも持っていますのでお腹の調子が悪い時にオススメです。
食べ過ぎると隠れ肥満に
ハチミツは砂糖よりも低カロリーで低GI値食品なので適量であれば、ダイエットや健康にも役立ちます。しかし、ハチミツに含まれる果糖は脂肪として蓄えられやすく、ブドウ糖は中性脂肪に変わりやすいです。健康にいいと食べすぎてしまうと、気づかないうちに隠れ肥満になってしまうので、一日の目安は30gと言われていて朝、昼、晩に10gずつ食べるといいでしょう。
まとめ
この記事をまとめると
- レモンを大量摂取すると中毒症状の可能性もあるので注意が必要です
- ハチミツにも酸が含まれるが、胃の粘膜を回復させてくれる効果もある
- 他の食べ物やレモネードにして飲むと胃に負担をかけずにすむ
いかがでしたでしょうか?ハチミツレモンは、体にとても健康的ですが、胃が弱ってる時にはハチミツだけにしたり温かいお湯と一緒に飲むと効果的かと思います。はちみつは1才未満の乳児が食べるとボツリヌス症を発生させてしまう危険性があるので赤ちゃんに食べさせる際は注意が必要です。
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