半熟卵はアレルギーになりやすい！原因は？大人･赤ちゃんの症状

卵はしっかり加熱して食べても美味しいですが、半熟卵の状態にして食べるととろみが出てさらに美味しいです。そんな半熟卵は、完全に火を通した卵よりもアレルギーになりやすいとご存知でしたでしょうか？今回は、半熟卵のアレルギーについて、以下のようなことを解説していきます。

こんな内容となっています。この記事をしっかりと読んで、半熟卵のアレルギーについて詳しくなってしまいましょう。

スポンサードリンク

半熟卵はアレルギーになりやすい！

卵は加熱するとアレルギーが出にくいと言われています。そのため、加熱した卵をお子様に与える人は多いと思います。しかし、注意しなければいけないのは「半熟卵」です。どうしても、調理をする過程で、半熟のまま卵を与えてしまうこともあるかもしれません。

どうして半熟卵は危険なのでしょうか？

加熱でアレルゲンが変化する

半熟卵が完全に火を通した卵よりも危険なのは「アレルゲン物質がまだ残っているから」です。実は卵のアレルゲン物質「オボムコイド」は加熱をすることで、アレルギー症状が弱まるようになっています。なので、お子様に卵を与える時は、しっかり加熱をして与えれば安全です。

ただ、しっかりと加熱が出来ておらず、半熟のまま卵を与えてしまうケースもあるでしょう。その場合は、アレルゲンが体に吸収されてしまい、非常に危険です。

スポンサードリンク

卵アレルギーの主な症状

卵を食べて発症するアレルギー症状には、どんなものがあるのでしょうか？代表的な症状をまとめてみました。

大人の症状

まずは、大人が発症する症状です。とはいえ、20歳を超えた大人が卵を食べてアレルギー症状を発症するのはかなり稀です。もし症状が出たら、速やかに医者に行きましょう。

半熟卵を食べて、大人がこんな症状を発症したのであれば、まずは原因究明が第一なので、お医者さんに診てもらって、アレルギー物質をはっきりとさせておきましょう。

子供･赤ちゃんの症状

では、子供や赤ちゃんに卵を食べさせてしまい、発症するアレルギーの症状をご紹介します。

子供や赤ちゃんに間違えて卵を食べさせてしまった場合、アレルギーがある人には、上記のような症状が出ます。蕁麻疹や口の周りの腫れは出やすいので、よく注意しておきましょう。咳が出始めたり、呼吸困難になっている場合は非常に危険です。すぐに救急車を呼んで、病院に向かいましょう。

スポンサードリンク

赤ちゃんはいつから卵を食べてもいい？

では、赤ちゃんに卵を与えてもいい時期と言うのは、正しく決められているのでしょうか？個人差はありますが、与えてもいい時期をご紹介していきます。

加熱した卵

まず、しっかりと加熱した卵です。しっかり加熱した卵は6か月くらいから与えられます。ただし、6か月あたりは、「卵黄のみ」に限定したほうがいいでしょう。卵のアレルギー物質は、卵白に多く含まれています。そのため、卵白部分を食べさせるのは、1歳を過ぎたあたりから与えるのがおすすめです。

いずれにしても、完全に加熱されていることを確認して、少量から与えるようにしてください。ちなみに、加熱されていない卵を与える際に、もう一つ気になるのが「サルモネラ菌による食中毒」です。サルモネラ菌の食中毒は、大人になっても発症する怖い病気です。

なので、卵の加熱には十分に配慮して調理をしましょう。

半熟卵

次に、半熟卵は何歳から与えてもいいのか？という点です。半熟卵の場合は、3歳を過ぎてから徐々に与えるようにしましょう。3歳を過ぎると、消化器官もある程度成長してくるので、卵のアレルゲンを消化することが出来るようになります。

体内にアレルゲンが入っても、かなりの量を消化できるため、アレルギー症状が起こることは少ないでしょう。ただ、逆に心配なのは、サルモネラ菌による食中毒です。もし食中毒になるのが怖いのであれば、完全な生卵で与えるよりは、半熟卵の状態にして与えた方がいいかもしれません。

3歳ごろになると、卵黄だけでなく卵白まで一緒に与えることが出来るので、部位に関してはシビアになる必要はありません。

アレルギーが出た時の病院に行く目安は？

卵を食べさせて、アレルギー症状が出た時は、出来るだけ早く病院に連れていきましょう。多くの方は、軽いアレルギーだけで病院に行くことを躊躇されますが、すぐに行かれた方がいいです。

というのも、アレルギーを起こしている原因物質が病院でなければハッキリとしませんし、症状が今後ひどくなる可能性もあるからです。できるだけ早く病院に行かれることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか？今回は半熟卵を食べて出るアレルギーについて詳しく解説してきました。最後に記事内容を振り返ってみます。

こんな内容となっていました。もし、お子様に卵を与える場合は、記事を参考にして危険のないように食べさせてみてください。

スポンサードリンク