皆さんはハンバーグを作ったことが一度はあると思いますが、作ったハンバーグを保存するときは焼いてから保存しますか?それとも焼かずに保存しますか?
私は焼く前に保存するタイプだったのですが、焼かずに保存するとひき肉の色がすぐに悪くなってしまって、腐ったのではないかと心配になってしまう経験が結構ありました。
今回の記事ではハンバーグの日持ちはどれくらいなのか、ハンバーグの色が変わる原因、腐るとどうなるのか、オススメの保存方法について解説していきます。
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目次
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ハンバーグの日持ちはどれくらい?
ハンバーグの日持ち日数の目安は、焼く前・焼いた後・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
焼く前……1〜2日 焼いた後…2〜3日 冷凍保存…約1ヶ月
ハンバーグは卵やパン粉・玉ねぎなど様々な食材が入っているので、焼く前はあまり日持ちしません。冷蔵保存で1〜2日ほどなので、早めに消費したい食材です。
加熱後の日持ちは2〜3日ですが、美味しさをキープするには冷凍保存がオススメです。冷凍すれば1ヶ月ほど日持ちします。冷凍保存方法については、記事の後半で紹介しています。
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保存していたハンバーグが変色していた時
家でハンバーグを保存していると、徐々に変色していくことがあります。基本的に食材が変色するとなると腐ってしまったのでは?と思ってしまうかもしれませんが、ハンバーグの場合は腐ってしまった場合とそうでない場合の二種類に分けられます。
ハンバーグが黒く変色する場合
ハンバーグに使用するひき肉にはミオグロビンという色素タンパク質があります。ミオグロビンは酸素に触れていることで綺麗な赤色を保ちますが、ひき肉に加工され酸素に触れなくなる部分があると黒っぽく変色してしまうことがあります。
黒っぽく変色している場合に関しては、ミオグロビンが酸素と結合できず酸欠状態になっているだけなので空気に触れることで元の赤色に戻ります。ミオグロビンが酸欠状態になっていたとしても、食べるぶんには全く問題ありません。
ハンバーグが茶色く変色している場合
ミオグロビンは時間が経ってくると徐々に鮮やかな赤色から茶色く変色してきます。加工されて時間がたったミオグロビンは酸化が進むと茶色い目とミオグロビンという成分に変化してしまうのです。
茶色くなってしまったハンバーグは鮮度やうまみが少しだけ落ちてしまっている可能性がありますが食べても問題はありません。
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ハンバーグが腐るとどうなるの?
ハンバーグは腐るとどのような状態になるのでしょうか?先ほどは色の変化ではあまりあてにならないという説明を行いましたが、腐ったハンバーグは色だけでなく様々な状態変化を引き起こしますのでその特徴を確認してみましょう。
糸を引いて滑り気が出る 変な味がする ツンとした臭いがする ドリップが大量に出ている カビが生えている 明らかに酸味が強い
ハンバーグには色々な食材が入っているので、割と傷みやすい食材です。腐ると上記のような状態が現れるので、冷蔵保存中のものには注意してください。
ドリップというのは肉からでる水分の事です。スーパーなどでも解凍された肉類から赤い水分が出ているのを見たことがあると思いますが、あれがドリップです。
ドリップは出ていなければいないほど鮮度が良いという証拠になります。ドリップと一緒にうまみ成分が抜けてしまうので、ドリップの多い食材は味がかなり落ちてしまっているといえます。
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ハンバーグの保存方法
ハンバーグの冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
冷蔵保存
ハンバーグを冷蔵保存する際は、乾燥しないようラップなどでしっかり覆うのがポイントです。
冷凍保存
ハンバーグは、焼いてから冷凍することで「ふわふわ」に仕上げることができます!生のまま冷凍しても食べることはできますが、少しパサっとした食感になります。
なぜ焼いてから冷凍するとふわふわに仕上がるのかと言うと、表面を焼いておくことで肉汁を閉じ込めることができたり、加熱のし過ぎで硬くなるのを防ぐことができるからです。
実際に冷凍してから焼いたハンバーグは肉汁たっぷりで、ふっくらとした焼き上がりになります。焼いておけば食べる時にレンジ加熱だけもOKなので、調理時間の時短にもなりますよ。ハンバーグを焼いてから冷凍する方法はこちらです。
ハンバーグの両面に焦げ目が付くまで焼く 取り出して熱が取れるまで冷ます 1個ずつ空気に触れないようラップに包む 密閉袋に入れて冷凍庫へ
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冷凍ハンバーグの解凍・焼き方
冷凍ハンバーグの焼き方には、どんな方法があるのでしょうか?いくつかパターンがあるので、ご紹介したいと思います。焼き方によって仕上がりにも違いが出てきます。
レンジ加熱
冷凍ハンバーグの焼き方で一番簡単なのは「レンジ加熱」する方法です。冷凍する前に一度焼いていて、表面には日が通っているので中心部だけ加熱すれば食べることができます。ラップに包んだままレンジ加熱することができるので、フライパンなど調理器具を使って汚れることがないのも魅力です◎
フライパンで焼く
2つ目は「フライパンで焼く」方法です。表面は焼けているので、少量の水を入れたら蓋をして「蒸し焼き」にすると中まで火を通すことができます。
オーブンで焼く
3つ目は「オーブンで焼く」方法です。こちらはフライパンに比べ、よりふっくら仕上げることができます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- ハンバーグは冷蔵と冷凍保存が基本
- ひき肉は色が変わりやすいが、少し色が変わったくらいでは食べられなくなることはない
- 腐ると粘りが出たり、あきらかにおかしい臭いがする
- 焼いてから冷凍するのがおすすめ
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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