ハンバーグのネタ・タネの冷凍保存方法は?上手な解凍方法も解説!

ハンバーグは子供から大人まで、とても人気のあるメニューの一つですよね。子どものお弁当などでもとても喜ばれることから、お弁当の登竜門的なメニューとなっています。

今回はそんなハンバーグのタネを保存する際の方法について詳しく紹介していきます。お弁当が必要な日の朝などはとても忙しいですから、タネだけでも作り置きできれば、朝は焼くだけで済みますからとても便利ですよね。

そこで今回は、

  • ハンバーグのタネの保存方法は?
  • ハンバーグのタネの解凍方法は?
  • 焼いてから保存はNG?

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてみてくださいね。

ハンバーグのタネの保存方法は?

ハンバーグのタネの保存方法について詳しく紹介していきます。冷凍保存すると食感が変わってしまったり、旨みが逃げてしまったりするのではないかと不安ですよね。せっかくならおいしく食べたいところですから、保存方法は大切です。

冷凍保存がおすすめ

ハンバーグのタネを保存する際は冷凍保存がおすすめです。使う大きさに成型後、ラップなどに包んで保存袋で保存しましょう。

保存する際はできるだけ空気を抜いて、保存袋がぴっちりとなるようにすると良いでしょう。また、焼いた後に冷凍保存する方法でも大丈夫です。

この方法であれば、自然解凍や電子レンジで温めなおすだけですぐにお弁当に入れられます。まとめて作っておけば時短になるのでおススメです。

冷蔵だと腐る?

実はハンバーグのタネは傷みやすいのです。理由としては、細菌の付着が多いためです。そもそもお肉の中でもひき肉は細菌が多く付着しており、傷みやすいです。

細かくお肉を挽く時点で、お肉の断面には刃物や空気に触れる面が必然的に多くなります。どんなに清潔にしても、空気中には細菌がいますから、付着を免れることはできません

さらにハンバーグのタネは、玉ねぎをみじん切りにしたり、手でこねるといった工程を踏みます。手にも細菌は付着していますし、玉ねぎを細かくする際にも細菌は多く付着します。

総じてハンバーグのタネは初発生菌が多いということになります。初発生菌が多ければ、短い時間で細菌が増殖しやすく、傷みやすいということになるのです。

保存期間は?

ハンバーグのタネの保存期間を、冷凍保存と冷蔵保存それぞれ紹介していきます。タネを作り置きした際に参考にしてみてくださいね。

  • ハンバーグのタネを生のまま冷蔵保存した場合:1日以内
  • ハンバーグのタネを焼いてから冷蔵保存した場合:2日以内
  • ハンバーグのタネを生のまま冷凍保存した場合:2週間程度
  • ハンバーグのタネを焼いてから冷凍保存した場合:1か月程度

冷蔵保存の場合は、先ほど紹介した通り日持ち期間はとても短いです。できる限り当日中か、翌日までには食べきりたいところです。

冷凍保存の場合は日持ち期間が長めです。焼いた後であれば、一度加熱済みですからより長持ちします。しかし日にちが経つにつれ、冷凍焼けなどで品質劣化する可能性も高くなりますから、できれば早めに食べきりましょう。

ハンバーグのタネの解凍方法は?

冷凍したハンバーグのタネの解凍方法について詳しく解説していきます。そのまま焼いてもよいのか、解凍してから焼いた方が良いのか、わかりませんよね。詳しく見ていきましょう。

解凍方法

ハンバーグのタネの解凍方法は、冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。焼く前・焼いた後どちらも自然解凍した方が美味しく解凍できます。焼く前に冷凍保存した場合は、冷蔵庫で6時間程度かけてじっくり解凍した後に焼きましょう。

そのまま焼いていい?

ハンバーグのタネを、凍ったまま焼くことも可能です。その際は、通常通りフライパンに油をひいて、タネを並べ、少量のお水を入れて蓋をします。弱火でじっくり蒸し焼きにすると、旨みを逃しにくく、上手に焼きあがりますよ。

そのまま煮込む

ハンバーグのタネを凍ったまま煮込みハンバーグにすることも可能です。手順としては、ハンバーグのタネと水で初めに煮込んで加熱し、調味料を加えてさらに煮込みます。できる限りじっくりゆっくり加熱することがポイントですよ。

冷凍ハンバーグを使った煮込みハンバーグの作り方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

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焼いてから保存はNG?

ハンバーグのタネを焼いてから冷凍保存することは可能なのでしょうか?焼いた後に冷凍できれば、使う際に電子レンジで温めるだけで食べる事ができますから、時短になりとても助かりますよね。詳しく見ていきましょう。

見た目や味は変わる?

基本的には焼いた後に冷凍保存することも可能です。しかし電子レンジなどで温めると、どうしても水分が飛んでしまい、多少のパサつきは避けられません。

味や見た目に大きな変化は見られませんが、パサつきが気になる方はタネの状態で冷凍保存しましょう。

保存期間

保存期間に関していえば、焼いた後に冷凍保存した方が日持ち期間は長くなります。一度加熱殺菌されていますから、傷む速度も比較的遅くなるでしょう。大体1か月程度を目安に食べきるようにしましょう。

まとめ

今回は、ハンバーグのタネを冷凍保存する方法や、それぞれの保存方法についての日持ち期間などについて紹介していきました。

この記事をまとめると

  • ハンバーグのタネは焼く前・焼いた後に関わらず冷凍保存が可能
  • 焼く前の冷凍保存は2週間程度を目安に食べきる
  • 焼いた後の冷凍保存は1か月程度を目安に食べきる
  • 凍ったまま調理ができるので作り置きをしておくと便利

いかがでしたか?ハンバーグを作り置きした際は、冷凍保存を試してみてくださいね。