刺身のお造りなどで添えられていることがある小さい花が何かご存じですか?
あれは、 「花穂紫蘇」と言って、赤紫蘇の花 なんです。
しかも、飾りとして使われているのかと思いきや、あの花は食べることができるんです。
食べることができるとは言ってもどう食べるの?と思うでしょう。そこで今回は、
- 紫蘇の花は食べる事ができる?
- 紫蘇の花の保存方法は?
- 【番外編】紫蘇の実の保存方法は?
についてご紹介します。
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目次
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紫蘇の花は食べる事ができる?
紫蘇の花は食べることができます 。よく見かけるのは、日本料理店で刺身のお造りなどを注文した時だと思いますが、市販もされていますし、家庭菜園で収穫することもできます。
まずは、紫蘇の花の食べ方と料理としての使い方をご紹介します。
使い方
基本は、料理のあしらいとして使います。
紫蘇の花自体を料理として使うには、アク抜きが必要になりますが、醤油漬けなどのご飯に合う料理に調理されることが多いようです。
主役として使うなら天ぷら、洋食ならパスタなどが人気です。
和え物にトッピングするのも見栄えがよくなります。
サラダやパスタに使うと、ほんのり香る紫蘇の匂いが食欲をそそりますし、かわいらしい花で見た目も楽しめます。
紫蘇に比べると、香りがほのかに感じられるぐらいですので、主役の料理を引き立たせたい場合や紫蘇の風味を少し加えたい場合などに使うといいでしょう。醤油漬け
つくだ煮
薬味
天ぷらもおすすめ
初めて紫蘇の花を食べるなら、 風味がわかり食べやすい天ぷらがおすすめ です。
生で食べることができるので、火の通りも早く、さっと揚げると食感も風味も落ちずに美味しく仕上がります。
赤紫蘇の花を使うと薄紫色が食卓を華やかにしてくれますよ。
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紫蘇の花の保存方法は?
紫蘇の花を買ってきたり、家庭菜園で収穫した後の保存方法、長期保存の方法をご紹介します。
保存方法
買ってきた場合、 入っているパッケージごとポリ袋に入れて野菜室 で保存します。
パッケージを開けたあとなら、 キッチンペーパーを霧吹きなどで軽く湿らせ、紫蘇の花を包んでからポリ袋にいれて野菜室で保存 しましょう。
自宅で収穫した場合は、 しっかり洗った後、水気をよくとってから、開封済みの時と同じように軽く湿らせたキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れて野菜室で保存 します。
しその花は鮮度が落ちるのが早いので、常温保存はおすすめしません。
野菜室で保存していても、3日を目安に早めに食べきるようにしてください。
長期保存するには?
長期保存するには塩漬けや醤油漬けがおすすめです 。冷蔵庫で1カ月ほど持つと思います。
青紫蘇も赤紫蘇も紫蘇の実も冷凍保存が可能ですが、花は萎れたり粉々になるかもしれませんので、あまりおすすめはしません。
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【番外編】紫蘇の実の保存方法は?
紫蘇の花と同じように刺身のあしらいとして使われることが多いのが「穂紫蘇」と呼ばれる紫蘇の実です。
紫蘇の実も花と同じようにほのかな紫蘇の風味が楽しめますので、紫蘇の花が手に入らない場合は、実を使ってみるといいかもしれません。
保存方法
紫蘇の実は、 冷蔵・冷凍・乾燥などの保存方法があります 。
それでも2~3日で食べきるようにしてください。
きれいに洗って水気をしっかり切った後、フリーザーバッグにいれて空気を抜き、冷凍保存します。
保存期間の目安は2カ月です。
アク抜きをしてから冷蔵した方が風味がよく、次に使う時も手軽なのでおすすめです。
解凍方法は自然解凍ですが、そのまま使っても大丈夫です。
その後、しっかり水気を切ってざるなどの上に広げ、丸1日干します。
保存期間の目安は2カ月です。
手軽さなら電子レンジ、風味なら天日干しで選ぶといいでしょう。
キッチンペーパーを敷いた耐熱皿の上に紫蘇の実を広げ、600Wで2~3分加熱します。
紫蘇の実も傷むのが早いので、大量にあって消費できない場合は、早めに冷凍か乾燥、もしくは調理してしまうのがいいでしょう。
食べ方
刺身などのあしらいとして食べる場合は、実をこそげて食材とともに食べます 。乾燥させた実は、ご飯のお供や混ぜ込みには不向きです。
料理の風味付けとして使うのがおすすめです。
まとめ
今回は、紫蘇の花の食べ方や保存方法、番外編としてしその実の食べ方や保存方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
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花穂紫蘇はあしらい・天ぷら・つくだ煮などで食べられる
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冷蔵保存で2~3日長期なら塩漬けや醤油漬けがおすすめ
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紫蘇の実の保存方法は冷蔵・冷凍・乾燥
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紫蘇の花も紫蘇の実も傷むのが早いのですぐに食べない場合は塩漬けなどにするのが◎
添えられているのが花だとなんとなく食べずに置いておきましたが、ほのかな紫蘇の香りというのが気になりますし、今後は食べてみたいと思いますね。
それ以外にも美味しく食べる方法があるので、手に入ったときはぜひ作ってみてください。
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