朝ごはんの定番ハムエッグ、昼ごはんのサンドイッチ、サラダやお弁当の彩りとしても大活躍の万能食品ハム。常備している家庭も多いかと思います。みなさんのお家では使いかけのハムをどのように保存していますか?開封後のハムは傷みやすく風味も落ちてしまいます。
そこで今回はお店でよく見かけるスライスハムの保存方法と保存期間の目安を冷蔵・冷凍の2種類にまとめました。ぜひ内容を参考にしてもらって毎日おいしいハムを召し上がってくださいね。
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目次
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ハムってどんなお肉?
ハムの特徴
ハムは豚肉を塊のまま塩漬けした加工食品です。原料の豚肉の形を整え食塩や香辛料を加え熟成させます。それを型につめてスモークした後、加熱します。最後に冷やしてパック詰めします。ハム(Ham)の語源は英語の「豚のもも肉」です。現在では「豚もも肉を塩漬けにした加工食品」を指すことが多いです。
また、豚もも肉の他に豚肩肉や鶏肉、猪肉などを用いた加工食品もハムと呼んでいます。ハムは筋肉をつくるためのたんぱく質やビタミンB群、脂質を含んでおり、子供から大人までお手軽に栄養を補給することができます。
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ハムの種類
ハムにはいろいろな種類があります。ここではみなさんに馴染みがある日本発祥のハムを2つ紹介します。
- ロースハム
豚ロース肉を加工した日本発祥の最も一般的なハムです。そのままスライスしてオードブルに入れたり、サラダやサンドイッチの具材として用いられるほか、ハムエッグやオムレツなど加熱料理でも美味しく召し上がれます。 - プレスハム
塩漬けした豚肉にでんぷんや小麦粉、コーンミールなどのつなぎを香辛料や調味料を合わせ、整形、燻製、加熱した日本発祥のハムです。高度経済成長期に最も人気を博し、今でもハムカツなどで使用されています。
鮮度のよいハムの見分け方
適切な保存方法でハムを長持ちさせるのもよいのですが、買うときにしっかりと鮮度の良いハムを選ぶのも重要です。特にスライスハムは空気に触れる面積が大きいので、傷みやすく風味も落ちやすいです。お店で購入する際は脂肪が少なく、きめの細かいものを選ぶようにしましょう。また、ドリップが出ていないかもしっかり確認しましょう。
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それではハムの保存方法と保存期間の目安を冷蔵・冷凍の2種類で見ていきます。ハムは「酢や酒で表面を拭く」と長持ちします。
ハムを冷蔵で保存する場合
保存期間の目安
冷蔵での保存期間の目安は開封後冷蔵室で2~3日です。
冷蔵での保存方法
酸化防止のコツは密閉保存です。開封したら密封して冷蔵室で保存しましょう。密閉保存の方法は次の2ステップです。
- ステップ1:酢で拭く→購入したスライスハムはパックから出して、酢または日本酒を含ませたペーパータオルで表面を拭きます。殺菌やぬめりを防止する効果があります。
- ステップ2:ラップでぴっちり包む→空気が入らないようにラップでぴっちり包みポリ袋に入れます。
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ハムを冷凍で保存する場合
保存期間の目安
冷凍での保存期間の目安は1か月です。
冷凍での保存方法
冷凍するときも酢または日本酒を含ませたペーパータオルで表面を拭きます。1枚ずつラップでぴっちり包み冷凍庫で急冷します。解凍する際は自然解凍がおすすめです。おいしさを保ったまま解凍することができます。できれば前日から冷蔵庫に移し、時間をかけて解凍しましょう。
まとめ
今回はハムの保存方法について冷蔵・冷凍での保存期間の目安と保存方法をまとめさせていただきました。
- 冷蔵の保存目安:冷蔵室で2~3日
- 冷凍の保存目安:1か月
保存期間はあくまで目安となる日数なのでなるべく早く食べるのがおすすめです。空気に触れる面積が大きいスライスハムは開封時にぬめりを感じることがあります。このぬめりは雑菌の繁殖によるものです。ぬめりを感じたら殺菌効果のある酢や日本酒で表面を拭いてから使用するようにしましょう。
ハムの保存方法を勉強しておくと朝昼晩いつでもお手軽にハムを用いたお料理を楽しむことができます。ぜひこの内容を参考にいろんなお料理にハムを活用してくださいね。
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