発酵食品の食べ過ぎはおならの原因に?毎日食べ続ける効果・効能は?

発酵食品には納豆やキムチ・ヨーグルトなど様々なものがありますが、食べ過ぎるとおならの原因になることを知っていますか?体に良いイメージのある発酵食品によって、おならが出るのは一体なぜなのでしょうか?今回は、

  • 発酵食品とはどんなもの?
  • 発酵食品を食べるとおならが出る?
  • 発酵食品を毎日食べ続ける効果

これらのテーマについて紹介いたします。

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発酵食品ってどんなもの?

発酵食品とは、食材を微生物などの力で発酵させた食品です。食品の柔らかさを出したり、保存性を高めたりするなどの目的があります。また、発酵させることで食材の栄養価が高まる効果もあります。

発酵食品の歴史は古く、紀元前5,000年頃には発酵食品が作られていたと言われています。日本では奈良時代の瓜の塩漬けが最も古い記録ですが、縄文時代には既に作られていたのではないかと言われています。

発酵食品の菌

食品の発酵は微生物によるもので、いくつかの種類があります。

発酵の菌
  • 酵母
  • 細菌
  • カビ

酵母はパン作りにも用いられる菌で、糖を分解して、アルコールと二酸化炭素を生み出します。酵母の中にもイースト菌や納豆菌などの種類があります。

カビはチーズに用いられることが多い菌です。発酵に使われるカビには毒性がないので、安全に食べることができます。また、細菌には納豆菌・乳酸菌・酢酸菌などがあり、ヨーグルトやキムチ・食酢を作る元となっています。

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主な発酵食品

発酵食品には、このようなものがあります。

主な発酵食品
  • チーズ
  • ヨーグルト
  • 納豆
  • キムチ
  • 食酢
  • 味噌
  • 醤油
  • 塩辛

発酵食品は食べものだけではなく、食酢や醤油・味噌といった調味料もあります。

発酵食品を食べるとおならが出る?

“発酵食品を食べるとおならが出る”と言いますが、実はこれは本当なのです!これは発酵食品に整腸作用があるためです。

ヨーグルトやキムチなどに含まれる乳酸菌には、お腹の調子を整える作用があるのですが、腸内環境が悪い方は特におならが出やすいと言われています。発酵食品を食べると腸内でガスが発生するため、おならが出やすくなります。

しかし、発酵食品は体に良い食べものです。継続して食べることで、どんな効果があるのでしょうか?

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発酵食品を毎日食べ続ける効果

“発酵食品は体に良い”と言われるのは、なぜなのでしょう?発酵食品を毎日食べ続ける効果には、このようなものがあります。

肌荒れ改善

発酵食品には整腸作用があり便秘を解消するため、体の老廃物が排出されてニキビや吹き出物などの肌荒れの改善を期待することができます。整腸作用が期待できるのは、主に『乳酸菌』によるものです。

また、『麹菌』にはメラニン色素を抑える働きがあります。メラニンはシミやそばかす・くすみの原因となるものなので、肌のトーンアップも期待できます。

免疫力アップ

発酵食品には、免疫細胞を活性化させる働きがあります。これにより免疫力がアップし、風邪予防効果が期待できます。

脂肪燃焼

食酢を作るのに用いられる『酢酸菌』には、脂肪分解を促す作用があります。そのため、ダイエット中にお酢を加えた料理を食べると脂肪燃焼に効果的です◎

コレステロール値を下げる

ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌には、血管内の悪玉コレステロールを取り除く効果があります。これによりコレステロール値が正常化します。また、酢酸菌にもコレステロール値の上昇を抑える効果があります。

アレルギー抑制

乳酸菌や麹菌が、鼻炎などのアレルギー症状に効果があると言われています。全てのアレルギー症状に効果的なわけではありませんが、一部の症状に効果的なことがわかっています。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 発酵食品には整腸作用があるため、食べ過ぎるとおならが出る!
  • 発酵食品の効果は、アレルギー抑制・免疫力up・美肌効果・脂肪燃焼などがあるま

発酵食品には様々な種類があるため、食事に取り入れることで体に嬉しい健康効果を期待することができます。風邪予防や美肌効果などもあるので、ぜひ日常的に食べるようにしましょう♩

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