キムチ・ヨーグルト・納豆はどれも『発酵食品』に分類されるものですが、食べ合わせは良いのでしょうか?同時に2つのものを食べることもあるかと思いますが、どうなのでしょうか?今回は、
- キムチ・ヨーグルト・納豆の食べ合わせ
- 発酵食品を毎日食べ続ける効果
- キムチの食べ過ぎは体臭になる?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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キムチ・ヨーグルト・納豆の食べ合わせは良い?悪い?
キムチやヨーグルト、納豆は全て『発酵食品』に分類されるものですが、“食べ合わせは良い?悪い?”と疑問に思われることが多いようです。
朝ごはんにヨーグルトと納豆を食べたり、納豆とキムチを混ぜて食べるなど、これらの3つの食品を2つ同時に食べる人もいるのではないでしょうか?
どれも体に良い食べ物なので、食べ合わせの相性は抜群です◎ 食べ合わせが悪いことはないので、安心しましょう。むしろ、発酵食品なので体に良い効果が期待できます。詳しい効果については、後ほど紹介しているのでチェックしてみてください。
まずは、『発酵食品』とはどんなものなのか、そしてキムチ・ヨーグルト・納豆以外にどんな食べ物が当てはまるのかを、確認してみましょう。
発酵食品とは?
発酵食品とは、食材を微生物などの力で発酵させた食品です。食品の柔らかさを出したり、保存性を高めたりするなどの目的があります。また、発酵させることで食材の栄養価が高まる効果もあります。
発酵食品の歴史は古く、紀元前5,000年頃には発酵食品が作られていたと言われています。食品の発酵は微生物によるもので、いくつか種類があります。
- 酵母
- 細菌
- カビ
酵母はパン作りにも用いられる菌で、糖を分解して、アルコールと二酸化炭素を生み出します。酵母の中にもイースト菌や納豆菌などの種類があります。
カビはチーズに用いられることが多い菌です。発酵に使われるカビには毒性がないので、安全に食べることができます。また、細菌には納豆菌・乳酸菌・酢酸菌などがあり、ヨーグルトやキムチ・食酢を作る元となっています。
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主な発酵食品
発酵食品には、このようなものがあります。
- チーズ
- 食酢
- 味噌
- 醤油
- 塩辛
- 日本酒・ワイン・ビール
- 紅茶・烏龍茶
- 生ハム
- 納豆
- キムチ
- ヨーグルト
発酵食品は食べものだけではなく、食酢や醤油・味噌といった調味料もあります。また、意外ですが生ハムや紅茶も実は発酵食品の一つなのです。
毎日発酵食品を食べる効果
発酵食品は『腸活』に良いと言いますが、それ以外にも健康効果や美容効果が高いです。毎日何かしらの発酵食品を食べ続けた場合に期待できる効果には、このようなものがあります。
- 便秘解消
- 肌荒れ改善
- 免疫力アップ
- 風邪予防
- 脂肪燃焼
- ダイエット
- コレステロール値を下げる
- アレルギー抑制
肌荒れ改善
発酵食品には整腸作用があり便秘を解消するため、 体の老廃物が排出されてニキビや吹き出物などの肌荒れの改善 を期待することができます。整腸作用が期待できるのは、主に『乳酸菌』によるものです。
また、『麹菌』にはメラニン色素を抑える働きがあります。メラニンはシミやそばかす・くすみの原因となるものなので、肌のトーンアップも期待できます。
免疫力アップ
発酵食品には、免疫細胞を活性化させる働きがあります。これにより免疫力がアップし、風邪予防効果が期待できます。
脂肪燃焼
食酢を作るのに用いられる『酢酸菌』には、脂肪分解を促す作用があります。そのため、ダイエット中にお酢を加えた料理を食べると脂肪燃焼に効果的です◎
コレステロール値を下げる
ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌には、血管内の悪玉コレステロールを取り除く効果があります。これによりコレステロール値が正常化します。また、酢酸菌にもコレステロール値の上昇を抑える効果があります。
アレルギー抑制
乳酸菌や麹菌が、鼻炎などのアレルギー症状に効果があると言われています。全てのアレルギー症状に効果的なわけではありませんが、一部の症状に効果的なことがわかっています。
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効果的な食べ方はいつ?朝?夜?
発酵食品の効果的な食べ方ですが、『夜食べるとお通じにより効果的』と言われています。納豆やキムチ・ヨーグルトには納豆菌や乳酸菌など、腸内環境を整えてくれる菌が多く含まれています。夜食べることで寝ている間に菌が作用し、朝起きた時のお通じに繋がりやすいのです。
また、納豆が持つ『ナットウキナーゼ』という成分は体内に入ってから10〜12時間働くと言われています。腸の消化活動が活発になるのは夜の時間帯なので、効果的に吸収してもらいましょう◎
キムチを食べ過ぎると体臭に出るって本当?
発酵食品が体に良いことはわかりましたが、“キムチを食べ過ぎると体臭に出る”と言われることがあります。それは事実で、キムチに含まれるニンニクやネギ類の成分が、体臭となって体の外に出てくることがあります。
しかし、食べ過ぎなければその心配はありません。美容大国の韓国では、毎日キムチを食べる習慣があるものです◎
1日の目安量は?
体臭に響かないキムチの1日の摂取目安量は、約50gと言われています。毎日食べる場合でも、この目安量を大きく超えなければキムチが体臭に出ることはあまり考えられないので安心しましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- キムチ・ヨーグルト・納豆の食べ合わせは良い◎
- その理由は、全て発酵食品で便秘解消・美肌などに効果的なため
- 夜食べると朝のお通じに良いとされている
キムチやヨーグルト・納豆にはどれも発酵菌が含まれており、体に嬉しい効果が複数期待できるものです。毎日食べ続けることで効果を感じやすいので、積極的に発酵食品を食事に取り入れてみましょう!
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