牛肉下味冷凍で美味しさが格段に変わる!?安いお肉でも高級品のような食感に!? |

皆さんは牛肉に下味をつけたいけど、時間がかかってなかなか味がしみこまなかった経験はありませんか？実は冷凍保存を使うと下味をしっかりつけることができて、とても美味しい牛肉料理ができるんですよ！今回は冷凍保存を使って牛肉にしっかり味を浸ける裏技を紹介しますね！

スポンサードリンク

1 下味冷凍することのメリットは？
2 下味冷凍のポイント
3 下味冷凍牛肉を使ったおすすめレシピ
- 3.1 牛丼
- 3.2 牛肉と玉ねぎの甘辛炒め
4 まとめ

下味冷凍することのメリットは？

牛肉にしっかり味がしみ込む

冷凍はプロのシェフも使っている「料理を美味しくする下処理方法」の一つです。食品は凍り始めると旨味や栄養の入った細胞膜を壊し、外に流れ出しやすくしてくれます。さらに外からの水分を吸収しやすくなるので、食材の内部までしっかり味がしみこむ＋旨味がしっかり感じられるようになるのです！

スポンサードリンク

長期保存できるので安くまとめ買いできる！

スーパーに行くと大容量パックで売られている食材の方が安いことがほとんどですよね。ですが消費できずに腐らせてしまうことを考えると、安くてもなかなか手が出せずに割高なものを買ってしまいがちです。ですが冷凍保存を上手く使うことで長期保存が可能になるので、安く大量に食材を仕入れることができます！家計に優しい手段でもあるのです。

どうして冷凍すると長持ちするの？

野菜に限らず冷凍すると食品の保存期間が延びることは広く知られていますよね。その理由は冷凍することで、「腐敗」と「劣化」を同時に抑えることができるからです。食品の腐敗は「細菌が活発に活動し増殖することで起こり、もともとあった成分を分解して別の成分にしてしまうこと」を言います。一般的な冷凍庫の基準温度である－18℃ならば、基本的には細菌は活動することができなくなるので、腐敗を止めることができるということです。また、低温にすることで食品の劣化も防ぐことができます。この結果食品を長期間保存することができるようになります。

牛肉の繊維が壊れて柔らかくなる！

冷凍保存をすると細胞膜が壊れるので、食材の繊維が柔らかくなります。特に肉類は冷凍することで、口の中でホロホロに崩すことができるくらい食感が優しくなって食べやすくなります。安いお肉でも高級品のような柔らかさを作り出すことができるんです！

スポンサードリンク

下味冷凍のポイント

冷凍する牛肉は鮮度の良いものを使う

冷凍する牛肉は「鮮度のいい牛肉」を使いましょう。時間がたって水分が外に出てしまっている牛肉を使うと、冷凍しても味がさらに落ちてしまいます。衛生面でも新鮮な牛肉でないものはすぐに調理して食べた方が良いですね。なので下味冷凍をする牛肉は「買ってすぐの牛肉」がおすすめです。

平らに密閉する

引用：ニチレイフーズ

牛肉は「酸化」に非常に敏感な食品です。空気に触れてしまうとすぐに茶色く変色してしまい、風味や美味しさが損なわれてしまうのです。下味冷凍をする際は、牛肉を平たく薄くすることで保存袋内の空気を抜きやすくし、冷凍ムラと解凍ムラをなくすことができます。解凍ムラがあると火の通りが均一でなくなってしまうので、食材の一部が固くなったり生やけになってしまうこともあります。

下味冷凍の牛肉は1カ月以内に食べきろう

下味冷凍をした牛肉は、冷蔵保存するよりも長く保存ができるようになりますがそれでも「１カ月以内」には消費したほうが良いでしょう。まとめ買いしても1～2週間くらいで消費する計画を立ててみてくださいね。あまりに長い間冷凍庫に入れておくと、せっかくおいしくなる下処理をしたのに「冷凍焼け」を起こしてしまい美味しくなくなってしまうかもしれませんよ！

冷凍焼けの原因は？

冷凍焼けの原因は、食材の乾燥と酸化にあります。冷凍庫内で長期間保存をすると食材に含まれる凍った水分が水蒸気に変化します。そうなると徐々に食材が乾燥していきますよね。そのうち食材の中の水分がなくなると、その隙間に空気が入り込み、酸化という変化を起こします。酸化は空気中の酸素が食品の成分を劣化させてしまうことを言います。この一連の流れによって起こされているのが「冷凍焼け」ということです。一般的に冷凍焼けになると、食材の風味や食感が著しく低下するといわれています。冷凍庫に入れているからといってずっと新鮮なままというわけではないことを覚えておきましょう。

スポンサードリンク