牛肉で油の少ない部位はどこ?ダイエット中でも食べられる?

ダイエットをしている方にとって、脂身いっぱいのお肉は大敵というイメージですよね。ですが、脂質にも私たちの身体にとって重要な役割はあります。また、部位によってもその脂質は異なりますので、ダイエットメニューの中に上手に取り入れれば、しっかりと体重を落とすことも期待できると言われているお肉について、しっかりと理解を深めていくことがダイエット成功の鍵につながります。今回は、

  • 脂質の役割
  • 脂の少ない部位ランキング
  • 脂質が不足するとどうなってしまうのか
についてご紹介させていただきます。ダイエット中で、お肉を食べたいけれども脂が気になる!という方は、ぜひこちらの記事を読んで参考にしてみてください♪

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ダイエット中の牛肉は良くない?

それでは一体、ダイエット中に牛肉を食べることは良くないのでしょうか?以下に記載させていただきます。

脂質の役割とは?

お肉には、、脂身の多いバラ肉とや、比較的脂身の少ないモモ肉やヒレ肉などがあります。ダイエットをしている場合は、なるべくお肉の脂を控えるために、お肉をゆでて脂を落としてヘルシーに食べたり、脂身の少ない部位を選んだりする方も多いですよね。ですが、最近では、お肉の脂身は食べても太らないという方もいます。その理由は、食べ物は身体にとって必要な栄養素に分解されえ、それぞれの役割を担っているからだと言われています。そして脂質は、細胞膜やホルモンを生成するための重要な役割や、体温の保持や内臓の保護・ビタミンの吸収を助ける役割があると言われています。脂質は「脂肪酸」というものによって構築されています。その脂肪酸の中には、「n-3系脂肪酸」というものが含まれており、これには血液をサラサラにする効果があり、動脈硬化や心筋梗塞の予防につながると期待されているのです。ですので脂肪は避けるべきではなく、上質な脂質を体内に入れることは必要な栄養素を補うことになるのです。

脂質が不足するとどうなる?

それでは一体、脂質が不足するとどうなってしまうのでしょうか?脂質が十分に摂取できていないと、エネルギー不足になってしまい、そのことによって疲れやすくなったり、体の抵抗力が落ちたりしてしまうと言われています。また、脂質が不足すると、脂質と共に吸収される、ビタミンA、D、E、Kなどの脂溶性ビタミンが吸収されにくくなり、ビタミン不足に陥ってしまうとも言われています。

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脂の少ない部位ランキング

ダイエット中はなるべく脂の少ないお肉を食べたいところですよね。以下に、「脂の少ない部位ランキング」を記載させていただきますので、よろしければ読んで参考にしてみてください。

ヒレ肉

100グラムあたりの脂質は15.0グラムでタンパク質は19.1グラム。きめが細かくやわらかいで、脂肪が少ないため味は淡泊です。

モモ肉

100グラムあたりの脂質は18.7グラムでタンパク質は19.2グラム。赤みが多くやわらかいですが、外は硬めです。こちらも脂肪は少なめです。

肩ロース

100グラムあたりの脂質は37.4グラムでタンパク質は13.8グラム。脂質が一気に上がりますね。肩ロースは、脂肪がバランスよくかたちも風味も良いのが特徴です。しかし、すじが多めでやや硬めなのが難点。

サーロイン

100グラムあたりの脂質は47.5グラムでタンパク質は11.7グラム。サーロインというと高級ステーキのイメージがありますよね。サーロインは霜降りが入りやすく、やわらかくて風味が良いのが特徴です。

バラ

100グラムあたりの脂質は50.0グラムでタンパク質は11.0グラム。1番脂身が多く、ダイエットに向かないとされえいるのがバラ肉です。きめ細かくて硬く、濃厚な味わいが特徴です。

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脂肪分の少ない部位を美味しく食べる

それでは、ダイエット中に脂肪分が少ないお肉を美味しく食べたいという方のために、ここからは、「脂肪分の少ない部位のお肉をおいしく食べる方法」をいくつかご紹介させていただきますので、よろしければ読んで参考にしてみてください。

肉汁を閉じ込める

脂肪分が少ない赤身の肉は、肉汁を逃がさないように小麦粉や片栗粉で衣を付けてから調理すると良いです。

加熱時間を短く

お肉は加熱することによって、脂肪分などが溶けて、肉汁が出てしまいます。そのため、加熱時間を長くし過ぎるとお肉がパサパサになってしまったり固くなってしまったりするのです。脂肪分が少ないと肉の場合は、加熱し過ぎずほどほどの加熱時間で調理すると良いでしょう。

サッパリとした料理に

パサパサしがちな脂肪分の少ないお肉の性質を活かして、あえてサッパリとした料理にしてしまうことも良いでしょう。

煮込み料理に使う

煮込み料理に使うことで、肉汁が出てしまうことによるパサパサ感を解消することができます。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 脂質には、細胞膜やホルモンを生成するための重要な役割や、体温の保持や内臓の保護・ビタミンの吸収を助ける役割がある。また、脂質は「脂肪酸」というものによって構築されており、その脂肪酸の中には、「n-3系脂肪酸」というものが含まれている。これには血液をサラサラにする効果があり、動脈硬化や心筋梗塞の予防につながると期待されている。
  • 1番脂が少ない部位はヒレ肉で、1番脂が多い部位はバラ肉である。
  • 脂質が十分に摂取できていないと、エネルギー不足になってしまい、そのことによって疲れやすくなったり、体の抵抗力が落ちたりしてしまうと言われている。