牛もも肉の赤ワイン煮込みを柔らかくする方法|保存方法・日持ち

クリスマスや記念日のために張り切って牛ももを使ってオシャレなワイン煮込みに挑戦してみたけれど、なんだが肉が硬くて美味しくない…と言う経験はありませんか?そこで今回は、

  • 牛もも肉の赤ワイン煮込みをを柔らかくする方法

  • 牛もも肉の赤ワイン煮込みは日持ちするのか?

  • 冷凍保存はできる?
という疑問を解決していきます。絶対に失敗せずに美味しく作りたい!と考えている方は是非参考にしてみてくださいね。

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牛もも肉の赤ワイン煮込みとはどんな料理?

「牛もも肉の赤ワイン煮込み」と聞くと、なんとなく日本が発祥の西洋風料理のように聞こえますが、実は「ブフ・ブルギニョン」という、れっきとしたフランス料理なのですよ。

牛のすね肉やモモ肉をニンジン・玉ねぎ・ハーブなどの野菜と一緒に赤ワインで煮込んだビーフシチューのような料理です。

「牛肉のブルゴーニュ風」とも呼ばれますが、ブルゴーニュ地方の料理というわけではなく、おそらくワインを使うことからブルゴーニュ風と呼ばれているようですね。

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牛もも肉の赤ワイン煮込みを柔らかくする方法

圧力鍋で作る

肉を柔らかくするのにうってつけの調理器具が圧力鍋です。圧力鍋が肉を柔らかくする理由は次のようなものが挙げられます。

  • 均一に圧がかかる
  • 沸点が低くなり短時間で高温調理ができる

圧力鍋は空気穴が設けられていて、均一に圧をかけながら調理ができます。均一に圧がかかると肉の細胞が壊れて、ほろほろと柔らかくなります。

さらに、圧力が加わることにより水は気圧の低いところでは沸点が低くなるため、短時間で高温調理ができるようになります。肉は火を通しすぎると固くなりますから、短時間で調理できるということが柔らかくなるポイントなのですよ。

蜂蜜を入れる

蜂蜜は肉を柔らかくする、というのは有名ですよね。蜂蜜に含まれるブドウ糖や果糖が肉の内部に入り込み、タンパク質が変性して硬くなるのを防いでくれるのです。

あまり入れ過ぎると甘い味付けになってしまうので、下ごしらえで小さじ2杯程度を肉に刷り込むようにするといいですよ。

お肉を下茹でする

肉は調味料が入ると硬くなってしまします。そこで、下茹でをしておくと、余分な脂が取れてやわらかくなり、味もしみ込みやすくなります。また、下茹でをするとアクや臭みもとれるので、食感だけでなく味わいも良くなるメリットがあります。

下茹で前に表面を焼く

下茹でするのは面倒に感じる場合は、フライパンで表面に色が着くくらいまで焼いてから煮込むようにしましょう。

肉は熱が入りすぎるとタンパク質が変性して硬くなる性質がありますから、下処理で焼く時は表面の色が変わるくらいサッと焼くだけにしましょう。あとでしっかり煮込むので完全に火を通さなくて大丈夫ですよ。

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牛もも肉の赤ワイン煮込みの日持ち・保存方法

保存・日持ち

常温保存

牛もも肉の赤ワイン煮込みに限らず、煮込み料理であっても焼いた料理であっても常温保存できるのはせいぜい2時間くらいまでです。長時間常温で放置してしまうと、あっという間に菌が繁殖して食中毒を引き起こす原因になるので気を付けてください。

食べきれないときは、粗熱が取れたら密閉できる保存容器に移し、冷蔵庫で保存しましょう。

冷蔵保存

冷蔵保存した場合の牛もも肉の赤ワイン煮込みは、2~3日であれば安全に食べることができます。食べる時はしっかり再加熱してから食べましょう。

3日以上経っている場合は腐り始めている可能性があるので食べない方が無難です。どうしても食べきれないときは、牛もも肉の赤ワイン煮込みをアレンジしてみてはいかがでしょうか?

  • カレーにする
  • ハヤシライスにする
  • 煮込みハンバーグにする

牛もも肉の赤ワイン煮込みは、じっくり煮込まれた深い味わいなのでそのまま水を足してカレールウを足せば、何時間も煮込んで作ったかのような美味しいカレーにすることができます。

さらに、赤ワインはケチャップやトマトとの相性も抜群なので、ハヤシライスにすると、高級老舗洋食店のような美味しいハヤシライスになります。ハンバーグを作って、牛もも肉の赤ワイン煮込みで煮込むだけで、豪華な煮込みハンバーグにもなります。ぜひ試してみてくださいね!

冷凍保存

牛もも肉の赤ワイン煮込みは冷凍することができます。美味しく冷凍するコツは、

  • ニンジンやジャガイモは冷凍しない
  • 肉とソースは一緒に冷凍しても別にしてもOK

ニンジンやじゃがいもなどの根菜類は、冷凍すると組織が壊れて繊維質になり、食感が悪くなってしまうため、冷凍には不向きです。つぶしてソースになじませるか、取り除いてから冷凍しましょう。

ジップロックや冷凍保存対応の密閉容器に1食分ずつ小分けにして冷凍しておくと食べたいときにすぐに食べられるので便利ですよ。

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まとめ

いかがでしたか?牛もも肉は、普段気軽に買えないちょっとリッチなお肉ですから、なるべく失敗なく美味しく調理したいですよね。今回は記念日やクリスマスにもピッタリな牛もも肉の赤ワイン煮込みを柔らかくする方法についてご紹介してきました。内容をまとめると、

この記事をまとめると

  • 牛もも肉の赤ワイン煮込みは圧力鍋で作ると柔らかくなる

  • 牛もも肉に蜂蜜を刷り込んでおくと柔らかくなる

  • 下茹でをするか、表面をサッと焼いておくと柔らかくなる

  • 食べきれない牛もも肉の赤ワイン煮込みは冷凍保存が可能!

今回ご紹介した内容を参考にして、ほろほろと柔らかくて美味しい牛もも肉の赤ワイン煮込みを作ってみてくださいね~