魚肉ソーセージの食べ過ぎ太る?毎日は体に悪い?1日の適量は何本?

魚肉ソーセージは手軽に食べることができ、長期保存もできるので便利な食材ですが、食べ過ぎは太る原因となるのでしょうか?カロリーや脂質について着目しました。また、健康への影響についてもまとめました。今回は、

  • 魚肉ソーセージは食べると太る?
  • 魚肉ソーセージの効果
  • 体に悪い?健康にいい?
  • 毎日食べ続けるとどうなる?

これらのテーマについて紹介いたします。

スポンサードリンク

魚肉ソーセージって食べると太る?

魚肉ソーゼージは、魚肉のすり身をケーシング(人工コラーゲン、プラスチック、セルロース)に入れ加熱・殺菌したものです。ソーセージに似た形をしているので魚肉ソーセージやフィッシュソーセージとも言われています。

一般的なソーセージは主に豚肉を原料としていますが、魚肉ソーセージは魚を原料としているのでヘルシーなのでしょうか?それとも、食べると太る食材なのでしょうか?カロリーやたんぱく質量について見てみましょう。

スポンサードリンク

魚肉ソーセージのカロリー&糖質

魚肉ソーセージ1本(約75g)あたりのカロリーと糖質は、下記となっています。

  • カロリー:125kcal
  • 糖質:9.8g

100gにすると約160kcalで、通常の豚肉を原料としたソーセージは100gあたり約320kcalなので、比較すると魚肉ソーセージの方が低カロリーでヘルシーであることがわかります。

1本あたりのタンパク質

魚肉ソーセージ1本(約75g)あたりのたんぱく質量は、8.6gとなっています。

ちなみに、通常のソーセージのたんぱく質量は100gあたり2.6gなので、魚肉ソーセージの方が3倍以上も多くのたんぱく質を含んでいることがわかります。

MEMO

通常のソーセージよりも、魚肉ソーセージの方が低カロリーでたんぱく質が多い!

→太る食材とは言えない

魚肉ソーセージの効果と栄養

魚肉ソーセージの主原料は魚のすり身なので、栄養としてはたんぱく質DHA・EPAなどを含んでいます。それぞれの働きと効果はこちらです。

  • たんぱく質たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
  • DHA(ドコサへキサエン酸):DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳や血管、加えて代謝にも関わる多くの健康効果を持つ栄養素です。脳の栄養素としての働きは特に有名で、脳の発達や神経の機能維持に使われています。眼精疲労の解消や情報伝達にも使用され、疲労を軽減します。血液の脂質を減少させ、脂肪燃焼も助ける栄養素です。
  • IPA/EPA(イコサペンタエン酸):IPA(イコサペンタエン酸)はEPAにとも呼ばれ、人間の血管性の病気を予防する働きが特に強く、ドロドロになっている血液をサラサラにする力が強い脂質です。そのため、心筋梗塞や脳梗塞と言った病気や高血圧の改善効果があります。最近の研究ではアレルギー症状の改善も報告されている栄養素です。

スポンサードリンク

魚肉ソーゼージは体に悪い?健康にいい?

“魚肉ソーセージは体に悪い?健康にいい?”と疑問に思われることがありますが、たんぱく質を多く含んでいるので健康に良い面もありますが、塩分や添加物のことを考えると体に悪いと言えます。

魚肉ソーセージは添加物が多い

魚肉ソーセージなどの加工品には、たくさんの添加物が使用されています。妊娠中は、できるだけ体に良い自然なものを摂りたいものです。朝食やサラダなどに魚肉ソーセージがあると美味しいですが、妊娠中はできるだけ控えた方が安全です。

魚肉ソーセージの添加物
  • リン酸ナトリウム
  • 亜硝酸ナトリウム

リン酸ナトリウムを摂取しすぎると骨粗しょう症になるリスクがあることや、発色剤として亜硝酸ナトリウムは発がん性物質そのものと言われています。また、発色を良くするための着色料が使用されているものも多いので、原材料を良く確認してみてください。

製品によっては『無添加』のものがあるので、どうしても継続的に食べたい場合はそういったものを食べるようにしましょう。

魚肉ソーセージで痩せた?ダイエット効果は?

魚肉ソーセージをダイエット中の食事に取り入れる人も多くいます。「魚肉ソーセージで痩せた」という声もあり、高カロリーの揚げ物や脂質を多く含むお肉を食べるよりはダイエット効果を期待することができます。たんぱく質を多く含んでいるので、野菜と一緒に食事に加えれば、バランス良く食べることができます。

夜食に食べてもいい?

ちょっと小腹が空いた夜食に、魚肉ソーセージは食べてもいいのでしょうか?

魚肉ソーセージに含まれる脂質は1本(約75g)あたり約4gなので、食べ過ぎなければ夜食や寝る前に食べても太ることには繋がりません。夜は1本に抑えるなど、量に注意すれば食べてもOKです。

スポンサードリンク

魚肉ソーゼージを毎日食べ続けるとどうなる?

低カロリー低脂質の魚肉ソーセージは、毎日食べ続けるとどうなるのでしょうか?継続的に食べることで期待できる効果には、このようなものがあります。

毎日食べると…
  • カルシウム不足になりにくい
  • たんぱく質を安定的に摂れる
  • ダイエット効果が期待できる
  • 魚以外からは摂りにくいDHAやEPAが摂れる

魚肉ソーセージには、DHAやEPAといった魚特有の栄養素以外にも、カルシウムが多く含まれています。カルシウムは爪や骨・歯の健康維持に欠かせない栄養素です。

また、安定的に体のエネルギー源となるたんぱく質を摂ることができます。料理ができず栄養バランス摂れていない時は、手軽な魚肉ソーセージで補うのもおすすめです。

1日の適量は何本?

魚肉ソーセージには、塩分や添加物が多く使用されたものが多いので、1日1本が適量の目安となっています。中には添加物を使用していない無添加の魚肉ソーセージもあるので、健康を気にかけている方は是非チェックしてみてください。

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • 魚肉ソーセージは低カロリー低脂質なので太りにくい食べ物!
  • たんぱく質量が多いので、ダイエット中の食事にもおすすめ!
  • 毎日食べ続けるとカルシウム不足改善にも効果アリ!
  • 添加物が多いので、気になる場合は無添加がおすすめ

魚肉ソーセージには、たんぱく質が多く含まれているのでダイエット中にもおすすめの食べ物です。塩分も多く含まれていますが、1日1本に抑えればそこまで影響はありません◎ 魚特有のDHAやEPAといった栄養素も含まれているので、そのまま食べたりサラダにのせたりして是非食事に取り入れてみてください。

スポンサードリンク