ごまに副作用はある?食べ過ぎるとデメリットは?摂取量の上限は?

健康にもよく、料理にも使いやすい食材として挙げられるのが「ごま」です。ごまを食べると健康になれると古くから言われていますが、食べ過ぎるとどうなってしまうのでしょうか?また、アレルギーなどもあるのでしょうか?今回は、ごまの副作用について記事をまとめていきます。

先に記事内容の一覧を見てみましょう。

  • ごまを食べ過ぎた時の副作用とは?
  • ごまでアレルギーになることもある?
  • ごまは1日にどれくらい食べてもいい?

 

こんな内容となっています。記事を最後まで読んで、正しくごまを食べられるようになりましょう。

スポンサードリンク

ごまの副作用は?

まずは、ごまを大量に食べ過ぎてしまった場合には、どんな副作用が起こるのかを見ていきましょう。

食べ過ぎに注意

ごまは健康にいいですが、食べ過ぎてしまうと様々な弊害が起こります。というのも、ごまには「大量の脂質」が含まれているためです。適量を守って食べれば確かにとても健康にいいですが、度を越えて食べてしまうと体に悪いのです。どんな弊害があるのでしょうか?

太る

前述した通り、ごまには大量の脂質が含まれているので、大量に食べ続けると太ります。ダイエット中の方が大量のごまを食べ続けると、一気に太ってしまうので要注意しましょう。もし、ごまを食べても太りたくないのであれば、朝ごはんや昼ご飯に食べるのがおすすめ。

朝や昼に摂取すれば、その日の運動でエネルギーを消費出来るため、脂肪になって蓄積されにくいです。

にきびが増える

また、脂質が多いごまを大量に食べ続けると、ニキビが増えます。ご存知のように脂分の多い食べ物を沢山取ってしまうと、ニキビができやすいのです。適量を守って食べれば、ごまに含まれる「ゴマリグナン」の効果で肌細胞は若返りやすくなりますが、度を越えて食べてしまうと逆効果なのです。

便秘が悪化する

ごまを大量に食べ続けると「便秘になる」という副作用もあります。ごまには多くの食物繊維が含まれています。なので、適量を守れば「お通じが改善」します。しかし、ごまに含まれる食物繊維は「不溶性食物繊維」なので、大量に取ると今度は便秘が悪化してしまうのです。

特にストレス性の便秘にお悩みの方は、便秘になりやすくなるので、ごまを食べる量に注意しましょう。

スポンサードリンク

ごまアレルギーになる?

ごまを食べると、稀にですがアレルギーになる方もいらっしゃいます。どんなアレルギー症状が出るのでしょうか?

アレルギーの症状

ごまを食べて出るアレルギーの症状は、以下のようなものです。

  • 皮膚のかゆみ
  • 嘔吐、下痢
  • 口の中がイガイガする
  • アナフィラキシー

もし、ごまでアレルギーが出る場合は以上のような症状が出ます。ただ、ごまでアレルギーになる方は非常に稀です。殆どの方はアレルギーにならないはずなので、そこまで敏感になる必要はないでしょう。ごまアレルギーは、2歳くらいまでで発症し、20歳になるころには免疫も作られるとされています。

対処法

もし、ごまを食べて上記のような症状が出た場合は、すぐに病院に行かれることをおすすめします。特に症状を発症されるのは、小さなお子様である可能性が高いです。強いアレルギー症状が出た場合は、命の危機にも関わるので、すぐにごまを食べるのをやめ、病院に行くようにしてください。

また、ごま以外の食材のアレルギーの可能性もあるので、病院で何が原因でアレルギーになったのかを調べてもらっておいた方がいいでしょう。

スポンサードリンク

摂取量の上限は?

ごまは「適量であれば健康にいい」と書いてきましたが、どれくらいが適量なのでしょうか?また、その際の効果とはどんなことがあるのでしょうか?

ごまの一日の摂取量

ごまを1日に食べてもいいとされている量は「大さじ1から2程度の量」です。この程度の量であれば、毎日食べても全く問題ありません。前述した通り、朝食時や昼食時に積極的に取るようにしてみてください。

毎食ごとにごまを食べていると、高確率でごまの摂りすぎになるため、必ずいつ食べるのかを決めておいたほうがいいでしょう。

正しく摂取した場合の効能は?

ごまを適量を守って、毎日食べ続けるとどんないい効果があるのでしょうか?

  • アンチエイジング効果
  • 高血圧の抑制
  • コレステロールを下げる
  • 便秘の改善
  • がん予防
  • 免疫力アップ

こんな効果が期待されます。適量を守って食べると、「ゴマリグナン」という抗酸化作用の強い物質が細胞を若返らせてくれるため、健康的な体になりやすいです。ちなみに、いりごまの状態で食べてしまうと、うまくかみ砕くことが出来ず、成分を消化できずに終わってしまいます。

すりごまなどの状態にして食べた方が、体には吸収されやすいので、ごまはすってから食べるようにしてみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は「ごまを食べるとどんな副作用があるのか?」ということを詳しく解説してきました。ごまは適量を守って食べると非常に健康にいい食べ物なのです。最後に記事内容を振り返っておきましょう。

この記事をまとめると

  • ごまを食べ過ぎると様々な副作用が現れる
  • ごまでアレルギーになる事もある
  • ごまは1日に大さじ1から2程度を目安に食べる

こんな内容となっていました。もしごまを食べて健康になりたいのであれば、摂取量に気を付けて毎日継続して食べてみましょう。

スポンサードリンク