太白ごま油でアレルギー反応はでる？アトピー改善に効くって本当？ |

家庭料理に欠かせない調味料の一つである「油」。サラダ油やオリーブオイル、ごま油など、様々な種類の油が手に入りますよね。今回は、ゴマ油の中でも優れた栄養素を含んでいると言われている「太白ゴマ油」について解説していきます。

太白ゴマ油とはいったいどのようなゴマ油なのか、アレルギー反応は出ないのか、アトピーの改善に効果的と言われているが真相はどうなのか、といったことについて見ていきましょう。今回紹介していくテーマは、

太白ごま油とは
太白ごま油でアレルギー反応は？
太白ごま油はアトピー改善に効く？

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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1 太白ごま油とは
2 太白ごま油でアレルギー反応は？
- 2.1 太白ごま油の原材料
- 2.2 アレルギー反応はでる？
3 太白ごま油はアトピー改善に効く？
4 まとめ

太白ごま油とは

太白ゴマ油とはどのような特徴を持ったゴマ油なのか解説していきます。まだ使ったことがない、興味はあったけどどんな油なのかは知らないという方は、是非参考にしてみてください。

概要

太白ゴマ油は生の胡麻を絞って作られたゴマ油です。通常のゴマ油は、煎りごまから搾り取ることで作られるため、ゴマの風味や味わいが強く出たり、色合いが濃くなるといった特徴があります。

一方の太白ゴマ油は、煎る前の生のゴマから油を搾り取るため、マイルドな味わいや優しい風味を感じることができます。加熱していないためゴマ本来の栄養素が多く残っており、美容や健康の為に古くから使用されてきました。

普通のごま油との違いは？

通常のゴマ油との違いは、「加工方法」と「成分」です。先ほども紹介した通り、太白ゴマ油はいる前の生ゴマから油を搾油します。そのため色合いは無色透明に近く、サラダ油に近い見た目をしています。

太白ゴマ油には「ゴマリグナン」と呼ばれる抗酸化物質が多く含まれており、老化の原因となる活性酸素による酸化を防ぐ効果が期待できます。世界三大医学の一つとも呼ばれる「アーユルヴェーダ」でも使用されるそうですよ。

どこで買える？

太白ゴマ油はスーパーやドラッグストアなどの、加工食品を取り扱っている店舗で販売されていることが多いです。最寄りの食品スーパーマーケットなどの油コーナーを探してみましょう。

品ぞろえによっては取り扱っていない場合もありますから、確実に購入したいという場合はネットショップで購入するのが間違いないでしょう。

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太白ごま油でアレルギー反応は？

太白ゴマ油を摂取することでアレルギー反応がみられるという情報もありますが、実際はどうなのでしょうか。どのような原因があってアレルギー反応がみられるのか、そもそもアレルギーは見られるのか、詳しく見ていきましょう。

太白ごま油の原材料

近年「ゴマアレルギー」の患者数が増えているようで、乳幼児や若者を中心に増えているようです。ゴマアレルギーの方は、ゴマに含まれる「ビシリン」と呼ばれるたんぱく質が原因とされています。

太白ゴマ油や通常のごま油にもビシリンは含まれているため、摂取する際は注意が必要です。

アレルギー反応はでる？

太白ゴマ油や通常のゴマ油にもビシリンは含まれているので、摂取することでアレルギー反応がみられることもあるでしょう。

しかしビシリンは「種皮のまま」であれば消化されにくいとされているため、種皮の状態から搾油されたごま油はアレルギー症状が出にくいとされています。すりごまやゴマペーストなどは症状が重くなる傾向があり、注意が必要です。

心配な方は「食物経口負荷試験」と呼ばれる検査を実施し、アレルギーがないかチェックしてからごま油を使用すると良いでしょう。

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太白ごま油はアトピー改善に効く？

太白ゴマ油はアトピー改善に効くという情報もありますが、実際はどうなのでしょうか。根拠や使い方について詳しく見ていきましょう。

使い方

太白ゴマ油を美容目的で体に使用する場合は、「キュアリング」と呼ばれる工程が必要です。油を180℃まで熱し、不純物を取り除く効果があります。成分も安定し、長持ちするようにもなるようですよ。

なぜアトピーに効く？

太白ゴマ油はアトピーに効果的なのではないかという情報もありますが、アトピーの改善に焦点を当てるのであればむしろ避けた方がよいオイルと言えるでしょう。

アトピーの原因にもよりますが、一般的にはオメガ6系（リノール酸を多く含む）オイルの過剰摂取が原因とされています。サラダ油やごま油にはリノール酸が多く含まれているため、アトピー性皮膚炎の治癒には向かないということになります。