皆さんはごぼう茶を飲んだことはありますか?ごぼう茶はとても体によいということで若い女性の間で人気が出ているハーブティーの一種です。
そんなごぼう茶ですが実はその際に気を付けなければならないことがいくつかあります。
今回の記事では、
- ごぼう茶とは?
- どんな味?
- どんな効果があるの?
- 気をつけなければならない人とは?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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ごぼう茶
ごぼう茶とは、普通のお茶とは違い茶葉ではなく、ごぼうを細かくし、乾燥させてから焙煎して作られたハーブティーのことをいいます。
ごぼうは中国から薬草として持ち込まれたものだといわれていて、健康にいいとされています。野菜としても健康効果が高く、特に食物繊維が多いことでも知られています。
意外なことに、実はごぼうを食用としているのは日本と朝鮮半島くらいなんです。驚きですよね。海外ではハーブの一種として認識されていて、食べるというよりもハーブ茶を飲むような感覚で使用されています。
なので海外ではごぼうを加熱、乾燥、さらに焙煎させたものがごぼう茶の方が好まれているんでしょうね。そしてノンカフェインなので、妊婦さんや授乳中の方やお子さんでも安心して飲めます。
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どんな味?
ごぼう茶の味はメーカーによって違います。飲んだ味の感想も人それぞれ違います。主なごぼう茶の味の感想は以下の通りです。
- ごぼうを香ばしくしたような、ごぼうの煮だし汁の味がする
- 土臭い
- ごぼうの香りと味が強い
- ごぼうチップスの味
- マイルドで安心する味
- 健康に良さそうな匂いがする
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ごぼう茶に副作用はある?
副作用はない
ごぼう茶には、コーヒーのカフェインによる副作用などの影響はほとんどないと言われています。
しかし飲み過ぎてしまうと体に悪影響をきたしてしまう可能性が少しあるという情報がありますので、飲み過ぎは注意しましょう。たくさんごぼう茶を飲んだとしても1日コーヒーカップ2~3杯程度にしておいた方が良いでしょう。
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ごぼう茶を飲んではいけない人・ 飲み過ぎ注意な人
冷え性の人
ごぼう茶は体を冷やす作用もあり、冷え性の方などは飲み過ぎに注意です。アイスティーにすると、胃に直接冷たい液体が届くので、内臓をダイレクトに冷やしてしまいます。
冬など寒い日には、ホットティーにして飲んだ方が良いです。空腹時に飲むとより体に成分が吸収されやすくなるので、起床後や寝る前など飲むのが効率的で良いでしょう。
ごぼう茶は長期的に飲むと下痢を起こすこともあります。ごぼう茶には、イヌリンが含まれており、これは腸内環境を整えてくれる働きがあります。
腸内の善玉菌を増やすことにより腸内環境が整い、便を出やすくしてくれるのですが、イヌリンにはその反面、下痢を招いたりガスを発生させるなどの効果もあります。
女性ホルモンに関わりのある病気
ごぼうに含まれるアルギニンは女性ホルモンの分泌を促すとされています。女性ホルモンと関わりのある病気をもつ方については摂取を控えめにする方がいいでしょう。
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ごぼう茶の健康効果は?
免疫力アップ
ごぼう茶に含まれるサポニンは抗酸化作用があります。さらに体を温めて、解熱、発汗作用も期待できるため風邪症状の緩和に効果的です。
乾燥、焙煎させたごぼうの方がこれらの効能が高いとされています。ごぼうの皮にポリフェノールが多く含まれるため皮付きのごぼう茶の方がいいでしょう。
生活習慣病予防
ごぼう茶に含まれるサポニンには血糖値の上昇を抑える働きがあります。血糖値が上昇して低血糖状態に陥ったり、食べた物が脂肪に変わりやすくなるのを防いでくれるのです。
これらの成分には生活習慣病の原因ともいわれている「血中コレステロール」「中性脂肪」を分解し、血液をサラサラにしてくれる働きがあります。
また、食後に眠たくなる食後低血糖や、血糖値を上手くコントロールできなくなる糖尿病などのリスクを下げる働きもあります。
腸内環境改善
ごぼう茶に含まれているイヌリンは、水分を吸収してゼリー状になり、小腸での糖分吸収を抑える働きがあります。
小腸で吸収分解されずに大腸まで届き、腸内環境を整える善玉菌のエサになるため、腸の調子を整えます。
美容効果
ごぼう茶にたっぷり含まれている「サポニン」は、ポリフェノールの一種です。ポリフェノールには、細胞を錆びつかせて老化させてしまうのを防ぐ、抗酸化の働きがあり美容効果が期待できるのです。
抗酸化作用による美容効果は以下の通りです。
- 肌の色素沈着やシミを防ぐ
- 髪や肌のハリを保つ
- 肌のシワやたるみを防ぐ
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- ごぼう茶はとても体に良いハーブティ
- 免疫力を向上させたり、生活習慣病を予防する効果がある
- 副作用はないが、妊娠中や女性ホルモンに注意が必要な状態の方は飲まないほうが良い
- 冷え性を引き起こしてしまう可能性があるので飲み過ぎは注意
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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