がんもどきはそのまま煮物やおでんに入れることができるので便利な食べ物ですが、太りやすい食べ物なのでしょうか?カロリーや糖質量はどのくらいなのでしょうか?今回は、
- がんもどきのカロリー&糖質量
- どんな栄養成分があるの?
- 食べるとどんな効果?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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がんもどきとはどんな食べ物?
がんもどきは、豆腐をつぶして根菜等を混ぜ油であげた食品です。水気を絞った豆腐に擂った山芋・人参・牛蒡・椎茸・昆布・銀杏などを混ぜ合わせ、丸く成型し油で揚げたもので、おでんや煮物に用いられることが多いです。
名前の由来は、雁の肉に味を似せて作った説や、鶏類の肉のすり身を丸めた「つくね(丸・がん)」料理に似せて作った説などがあります。
また、がんもどきを飛竜頭(ひりゅうず)と呼ぶこともあります。その由来はポルトガル語のフィリョース(小麦と卵を混ぜ油で揚げたお菓子)であると言われています。
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がんもどきは食べると太る?
がんもどきは食べると太る食べ物なのでしょうか?カロリーと糖質量を確認してみましょう。
カロリー&糖質
がんもどきのカロリーは、1個(100g)あたり約235kcalとなっています。カロリーは少々高いですが、糖質量に関しては0.2gと低いです。
- カロリー:235kcal
- 糖質:0.2g
また、20gサイズの小さながんもどきれあれば約47kcalとなっています。食べ過ぎなけば太ることはありませんが、たくさん食べてしまうともちろん太る原因となります。
がんもどきは油で揚げて作るため、脂質を多く含んでいます。他には、どんな成分が含まれているのでしょうか?
がんもどきに含まれる栄養・効果は?
がんもどきには、どんな栄養素が含まれているのでしょうか?栄養成分と、それによる効果について見ていきましょう。
栄養素
がんもどきのベースとなっているのは豆腐なので、たんぱく質が主成分となっています。また、油で揚げているため脂質も多く含んでいます。他にも、大豆由来のサポニンや、鉄分・カルシウムなどが含まれています。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
- 大豆サポニン:大豆サポニンは配糖体の一種で、体に吸収されると血液中に存在する過剰な脂質を除去する働きがあります。具体的には、過酸化脂質の除去と過酸化脂質の生成両方をしっかりブロックする力があります。血栓の生成を抑えるため動脈硬化を予防します。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
- カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
- 脂質:脂質は、1gあたり9kcalのエネルギーを生み出す三大栄養素の中での一番のエネルギー源です。人間の体内では、取り入れた糖質をグリコーゲンとして保存するだけではなくて脂質にすることで、生体維持に必要なエネルギーが無くならないようにしています。細胞膜やホルモンの材料になり、コレステロールや中性脂肪として存在しています。
効果・効能
大豆サポニンには、抗酸化作用があるため体の老化を防止する働きがあります。また、動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果も期待できます。他には、鉄分による貧血予防や、カルシウムによる骨や歯を丈夫にする効果などが期待できます。
- 体の老化予防
- 生活習慣病予防
- 貧血予防
- 更年期障害改善
太らないがんもどきの食べ方
がんもどきをできるだけ太らないように食べるには、いくつかのポイントがあります。
夜食べない
夜は日中と比べて代謝が落ちるため、食べたものが脂肪として蓄積されやすいです。夕食であれば18時までに食べるようにし、それ以降の時間に食べないことで太りにくくなります。
1日の摂取量目安
がんもどきの摂取量ですが、大きなものであれば1日1個まで、小さなものは3個程度に抑えると良いでしょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- がんもどきの主な栄養素は、たんぱく質と脂質!
- 大豆が原料なので健康に良いが、揚げているのでカロリーは高い
- 食べ過ぎは太る原因となるので食べる量には注意!
がんもどきは大豆を主原料としているのでたんぱく質が豊富ですが、揚げることで脂質も多く含んでいます。食べ過ぎは太る原因となるので、1日に食べる量をセーブしたり夜食べないようにしたり、工夫してみてください。
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