お米にも賞味期限がありますが、賞味期限切れや開封してから長期間経つとぬか臭くなることがあります。古米の匂いの原因や、消し方について着目しました。今回は、
- 古いお米がぬか臭いのはなぜ?
- 古米の臭いを消す方法
- 賞味期限 / 腐るとどうなる?
- お米の正しい保存方法
こちらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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古いお米がぬか臭い原因は?
炊く前のお米がなんとなく匂ったり、ぬか臭くなることがあります。その原因は、お米が古くなっていることや、お米そのものの匂いが強いことが考えられます。
これは炊く前のお米が臭い場合の原因で、炊いたお米が臭い場合は保温のし過ぎや炊飯器の汚れ残りが原因であることが多いです。
- お米が古くなっている
- お米そのものの匂いが強い
- 炊いてから保温し過ぎている
- 炊飯器に汚れが残っていた
臭いお米は食べられる?
お米にカビが生えたり変色したりして腐っていなければ、臭いお米でも食べることはできます。しかし、炊くことによってより匂いが強くなったり、味も落ちていることほとんどなので「まずい」と感じることが多いかもしれません。では、上記の原因によるお米の匂いを消す方法には、どんなものがあるのでしょうか?
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お米の臭いを消す方法
お米の臭いを消す方法には、 お酒やみりんといった臭みを消す調味料と一緒に炊 く方法があります。
また、木炭を炊飯器に入れて炊くという方法もあります。木炭と一緒に入れるなんて‥!と思うかもしれませんが、炭に含まれるミネラルがお米の味を引き立てることによって臭いを抑制する効果があります。
- 料理酒と炊く
- みりんと炊く
- 木炭を入れて炊く
お米の賞味期限はどれくらい?
炊く前のお米の日持ち日数の目安は、季節によって異なります。それぞれ下記の日数となっています。
- 春と秋: 1〜2ヶ月
- 夏: 半月〜1ヶ月
- 冬: 2〜3ヶ月
涼しい春と秋は1〜2ヶ月、冬は2〜3ヶ月、暑い夏は半月〜1ヶ月が日持ちの目安となっています。常温保存でOKですが、夏は湿度が上がるのでお米にカビが生えやすくなります。お米は時間の経過と共に水分が飛んでいくので、できるだけ早めに食べることが大切です。
賞味期限切れはいつまで食べられる?
賞味期限が切れたお米は、食べられることが多いですが味や風味が落ちています。また、保存状態によっては腐ることもあるので注意しましょう。
お米は腐るとどうなる?
お米は腐ったり傷んだりするとどうなるのでしょうか?炊いたもち米は傷みやすいです。冷蔵保存していたも傷むことがあります。腐ったり傷んだりしたお米の特徴を確認してみましょう。
- 黄色っぽく変色している
- カビくさい臭いがする
- カビが生えている
- ねばねば糸を引いている
お米は腐るとカビが生えたり糸を引いたり、くさくなったりします。特に暖かい時期に炊飯器に入れっぱなしにしておくと、このような状態になりやすいです。
すぐに食べないお米は、冷蔵か冷凍で保存してください。冷蔵庫で保存していても、長時間放置すると腐ってしまうので気をつけましょう。
炊いたお米が冷蔵庫で固くなる原因
お米を冷蔵保存すると、腐ってはいないけれど硬くなることがあります。これはお米が含む“でんぷん”が変化したことによるもので、食べられないわけではありません。
ただ、食感や味が劣化しているので美味しくないと感じる方が多いでしょう。ちなみに、 冷凍庫保存の場合はでんぷんが劣化しないので、解凍後ももっちりとした食感が残ります ◎
お米に含まれるでんぷんは、0〜3度の時に変質しやすく、冷蔵庫は5度前後に設定されているので劣化してパサパサしたり、味が落ちる原因となってしまうのです。
お米が固い時の対処法
お米が固くなったりパサパサになった時の対処法としては、“水をかけて電子レンジで加熱する方法”があります。茶碗1杯分のお米に対して小さじ1杯の水をかけ、ラップに包んでレンジ加熱します。もち米に水分が入っていくので、食感が戻りますよ。
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炊く前のお米・炊いたお米の保存方法
炊く前のお米の保存方法
炊く前のお米の保存には、常温保存か冷蔵保存があります。冷蔵庫に入れた方が持ちが良く、味や風味も長持ちすると言われています。また、常温で保存する場合は、虫が入らないように密閉容器に入れることをオススメします。
小さな虫が入り込んで気づかずに食べてしまうこともあるので、注意しましょう。炊く前のお米を長持ちさせるコツはこちらです。
- 直射日光が当たる場所を避ける
- 高温・多湿の場所を避ける
- 常温保存する場合は密閉容器に入れ替える
- 唐辛子をそのまま入れると虫除けになる
虫除けの方法には、唐辛子をお米の中に入れておく方法もあります。虫は唐辛子の辛味成分を嫌うので、虫除けになりますよ。
また、直射日光が当たる場所に置くとお米が腐りやすくなるので、必ず冷暗所で保存しましょう。冷蔵庫に入れる方法としては、2リットルペットボトルに入れ替えるのもオススメです。
炊いたお米の保存方法
常温保存
炊いたお米を常温で保存するには、下記の項目が必須となります。
- その日のうちに消費する場合のみ常温可能
- 涼しい時期に限る
冷蔵保存
炊いたお米は冷蔵保存も可能ですが、でんぷんが変化して硬くなったり乾燥しやすくなるので、あまりオススメではありません。冷蔵保存の日持ち目安は、約2日です。
冷凍保存
冷蔵保存したお米はどうしてもパサパサしたり、味が落ちてしまうので、できれば冷凍保存がオススメです!冷凍おにぎりや冷凍チャーハンが販売されているように、冷凍したお米は劣化しにくいのが特徴です。
冷凍庫ではでんぷんが変化することもないので、1ヶ月以上保存しておくことができます。
- 温かいうちにラップに包む
- 粗熱が取れたら冷凍庫へ入れる
- 更に密閉袋に入れると乾燥しにくい
ラップには小さな穴が空いているため、ラップだけだど乾燥してしまいます。更に保存容器や密閉袋に入れることで、より乾燥から防ぐことができます。
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まとめ
この記事をまとめると
- お米の臭いの原因は、劣化や保温のし過ぎ・炊飯器汚れなど
- 臭いを消す方法は、酒やみりんと炊く、木炭と炊くなど
- お米の賞味期限は季節によって異なる!夏は1〜2ヶ月と短いので注意
- 湿度に弱いのでカビが生えることも
- 冷蔵庫保存すると安心◎
お米が臭いのは、お米特有の匂いが強い場合や、炊いた後の保温、炊飯器汚れなどいくつかの原因があります。炊く前の匂いが気になる場合は、酒やみりんと炊くことで臭いを消すことができるので、是非お試しください。
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