フライドチキンが生焼けだった時の対処法とは?冷凍も注意?食中毒に?

皆さんはフライドチキンや鶏の唐揚げなど、鶏肉を使った揚げ物はお好きですか?フライドチキンや鶏の唐揚げは子供から大人まで非常に人気のレシピのひとつですよね!そこまで作る工程が難しくないのに、とってもジューシーに仕上がり美味しく食べることができる鶏肉の食べ方はまさに画期的と言えます。

そんな油を使ってあげるフライドチキンや鶏の唐揚げですが、冷凍ものを使ったり生肉を冷凍していた物を油で揚げてしまうとどうしても生焼けになってしまいがちです。

今回の記事ではフライドチキンと鶏の唐揚げの違いとは、揚げ物が生焼けだった時の対処法、生焼けを食べる危険性について解説していきたいと思います。

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フライドチキンとは?

フライドチキンとは下味をつけた小麦粉を鶏肉にまぶして、油で揚げたものです。元々はアメリカが発祥で、安価で安く手に入る悪くなった鶏肉を油で揚げることで食べられるようにしていたものが期限らしいです。

現在ではそんなネガティブなイメージとは対照的に、クリスマス料理である七面鳥の代わりに食べるなど華やかなイメージが強いですよね!

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どんな部位を食べるの?

フライドチキンでは主に、鶏の手羽の部分(ウイング)や胸の部分(キール)、足の部分(ドラム)を使ったものが一般的です。大手フライドチキン販売点のケンタッキーでは、以下のように各部位の説明をしています。

  • サイ(腰):5つの部位の中でも最も脂身が多くて食べ応えがバッチリ。食感も良い
  • ウイング(手羽):肉質がしっかりしていて、濃厚な味わい
  • キール(胸):脂身が少なくあっさりとした口当たり、軟骨と小骨以外は肉なので食べやすい
  • リブ(あばら):小骨が多いものの深みのある旨味を味わうことができる部位
  • ドラム(脚):オリジナルチキンの代表で、小骨が少なく食べやすいことから小さなお子様に人気

鶏の唐揚げと違うものなの?

鶏のから揚げとの違いというのは、フライドチキンが小麦粉に味をつけるのに対して唐揚げは「肉自体に下味を浸みこませて作る」というところです。唐揚げが中までしっかり味が浸みこんでいるのは、揚げる前のお肉にしっかりと下味をつけてから揚げるからだったんですね!

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フライドチキンや唐揚げが生焼けだった時!

冷蔵庫から取り出してすぐの鶏肉を使ってしまうと、油の中で火が通らずに中が赤くて生のまま!という場合が意外と多いのが鶏肉なのです。鶏肉は厚みもありますし、火の通りが他のお肉に比べて少し時間がかかるといった特徴があります。

再加熱の方法

ではフライドチキンや鶏の唐揚げが半生だった時の再加熱の方法についてまとめてみます。

  • もう一度油で揚げる
  • レンジで温めてからトースターに入れる
  • レンジで温めてから魚焼きグリルに入れる

再加熱の方法はこの三つがおすすめです。少しここで疑問に思った方がいるのではないかと思いますが、「電子レンジ単体」ではおすすめしていません。なぜ電子レンジだけの使用を勧めていないかと言うと、電子レンジだけでは「水分を吸ってしまってべちゃべちゃになりやすい」からです。

電子レンジで水分を吸ってしまったものをオーブントースターや魚焼きグリルで加熱しながら水分を飛ばすとカリカリで美味しくなるんですよ!

加熱時間の目安

ではそれぞれの加熱時間の目安について解説していきます。

  • もう1度油で揚げる時の時間:160℃で2~3分
  • レンジで温める時間:600wで一個あたり30秒~1分加熱
  • トースターと魚焼きグリルに入れる時間: 余熱によって時間が異なるので様子を見ながら30秒ずつ追加していく

生焼けになっていても上記のような方法を使えば大体4~5分程度で食べられる状態になります。少しくらい生焼けになってもいいか!と思って食べるよりも、しっかりと中まで火を通してから食べるようにしてくださいね。次は鳥の生焼けを通して食べてはいけないかについて解説していきたいと思います。

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鳥の生焼けは絶対に食べてはいけない!

様々な食肉製品がある中で、生(レア)で食べても良い食肉がありますよね、例えば牛肉や馬肉などはレアで食べることのある食品です。ですが鶏肉に関しては基本的に家で食べるなら絶対に生で食べてはいけない食品です。その理由について解説していきます。

鶏肉を生で食べてはいけない理由 

鶏肉を生でたべてはいけない理由は「カンピロバクター」という細菌による食中毒を引き起こす可能性があるからです。

カンピロバクターは生肉に付着している細菌です。カンピロバクター食中毒の多くは鶏肉の生食や加熱不十分によって引き起こされており、鳥刺しなどを食べる時や加熱不十分の揚げ物を食べるときに生じることが多いと言われています。

カンピロバクターを予防するには

カンピロバクターを予防するにはやはり中心部までしっかりと加熱することが必要になってきます。鶏肉の場合、肉の中の方までカンピロバクターが潜んでいる場合が多いので、表面だけ炙るというのは効果がないと言えます。

また鶏肉を切ったまな板の上で生野菜を切るなど、カンピロバクターの2次汚染による感染も考えられますので注意しながら調理する必要があります。あまり知られていないことなので、この機会に鶏肉のなま肉を食べることの危険性を再度を理解しておきましょう。

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まとめ

かがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 冷たいままフライドチキンや唐揚げを作ってしまうと半生になってしまう可能性がある
  • 半生の状態はカンピロバクターが潜んでいる可能性があるので危険
  • 必ず再度油で揚げるか電子レンジで加熱するかしてしっかり中まで火を通そう
  • おすすめは電子レンジとトースター、電子レンジと魚焼きグリルの二刀流
  • 肉を切ったまな板の上で生野菜を切ってしまうと二次汚染の可能性があるので注意 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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