大根の葉の冷凍方法はそのままでOK?正しい方法や調理方法も紹介

ビタミンやミネラルが豊富で栄養価が高い大根の葉、みなさんは食べたことがありますか?

大根が葉付きで売られていることは少ないですが、茎の部分がある程度残っているものは比較的よく見かけると思います。

栄養価が高く、食事に取り入れたいのは山々ですが、冷蔵では以外と日持ちしないのが欠点です。

そんなときは、冷凍保存がおすすめです。

冷凍しておけば長期保存できますし、食べたいときに食べることができます。

大根の葉の正しい冷凍方法はどうやるのでしょうか?そこで今回は、

  • 大根の葉の冷凍方法
  • 大根の葉の主な調理方法
  • 大根の葉の冷凍以外の保存方法は?
  • 大根の旬の時期は?

についてご紹介します。

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大根の葉の冷凍方法

大根の葉は冷凍することで長期保存が可能です。

小分けして冷凍すれば使いやすくなりますし、ちょい足しメニューにもピッタリです。

ここでは、大根の葉の冷凍方法について解説します。

細かくカットしジップロックへ

大根の葉の冷凍保存方法は、生の場合も茹でた場合も同じです。

大根の葉を生のまま保存する場合は、葉をよく洗って、キッチンペーパーなどで表面の水分を取ってから

茹でてから保存する場合は、茹でた後しっかり水分を絞ってから、下記の手順に沿って行ってください。

冷凍する手順
  1. 使いやすい大きさかみじん切りにしたものをジップロックなどに入れる

  2. なるべく空気を抜いてから、口を閉める急速冷凍する

 急速冷凍すると、風味と食感が保てます。 

冷凍庫にアルミトレーなどを入れ、その上で冷凍するといいでしょう。

また、1回分ずつラップや製氷皿で分けて保存するのもおすすめです。

量が多い場合は、何個かに分けて冷凍しましょう。

1つのフリーザーバッグなどに入れる量が多いと取り出すのに時間もかかりますし、溶けてしまって再冷凍することになると風味が落ちてしまいます。

解凍する場合は、使う前日に冷蔵庫に入れて自然解凍する方法が一番風味が落ちにくく、食感も保てますよ。

加熱調理する場合は、解凍せずに使うこともできますので、メニューによって変えてみてください。

 保存期間は約1カ月 です。

MEMO

・使いやすい大きさに切ってジップロックへ

・急速冷凍する

・空気に触れないようにできるだけ抜く

・保存期間:約1カ月

茹でてから冷凍する

 あく抜きのための塩茹でをしてから冷凍することをおすすめします。 

塩茹ですることでシュウ酸が除去できるので、青臭さや苦み、えぐみがなくなります。

茹でた後は、しっかり水分を絞ってから、キッチンペーパーなどで表面の水分を取り、ジップロックなどに入れましょう。

絞りが足りないと、苦みを感じる原因になります。

塩茹での手順
  1. 大根の葉がしっかり入るぐらいのお湯を沸かす
  2. 沸騰したら塩を少々入れる
  3. 大根の葉を入れ2~3分茹でる
  4. 大根の葉をザルなどにあげ、水で冷やす
  5. 水分を絞る

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大根の葉の主な調理方法

大根の葉の主な調理方法についてご紹介します。

炒めて食べる

もっともポピュラーな調理方法は「炒める」です。

 大根の葉に含まれるβカロテンは油との相性がいい ので、ごま油で炒めて中華風にしたり、肉類と合わせてボリューミーな炒め物にすると箸が進むと思います。

また、干しエビやしらす、かつお節などと炒めてふりかけを作るのも人気が高いレシピです。

ちなみに、炒めるとシュウ酸がなくなるという話も聞きますが、実際にはなくなったわけではなく、油でコーティングされて青臭さなどを感じにくくなっているだけといわれています。

そのまま食べたからといって健康に影響が出るとは限りませんので、そこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、気になる方は塩茹でしてから炒め物に使ってください。

茹でてから調味料で和える

 小松菜やほうれん草のように、おひたしのように食べることも多いです 

茹でることでくせがなくなり、調味料の味と大根の葉のほのかな辛味がよく合います。

食感は小松菜に近いかもしれません。

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大根の葉の冷凍以外の保存方法は?

冷凍以外の保存方法も気になりますよね。

だいたいの保存期間とともにご紹介します。

野菜室で保存

野菜室だと 3~4日程度保存できます 

大根の根部分から切り離した後、乾燥しないようにキッチンペーパーや新聞紙などで包み立てて保管してください。

冷蔵保存だと根部分より傷むのが早いので、なるべく早く使い切ることをおすすめします。

常温保存はNG

 大根そのものが冬の野菜で、5℃前後での保存が好ましいため、常温保存には向いていません。 

冬でも温暖な地域だと、室内気温が毎日5℃前後になることは難しいかと思います。

外の気温が毎日5℃以上高くならない地域なら、外で保存しても大丈夫だと思います。

常温保存とは

湿度が低く、風通しもいい、直射日光が当たらない場所で、温度が15~25℃程度。

温めたり冷やしたりしない自然な温度のこと。

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大根の旬の時期は?

大根の葉についていろいろとお伝えしてきましたので、最後に基本知識として大根の旬と名産地をご紹介します。

冬が主な旬

 大根の主な旬は12~2月頃 です。

一年を通して販売されていますが、季節によって産地が変わります。

秋冬は都市近郊で、夏は北日本などで作られていることが多いです。

大根のおいしい名産地

 最も生産量が多いのが北海道、次いで千葉県、青森県と続きます 

おいしい大根でおすすめしたいのが、聖護院大根です。

京野菜として有名ですが、甘みが強く煮崩れもしにくいので、ぜひおでんや煮物で味わってほしい品種です。

まとめ

今回は、大根の葉の保存方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • そのままでも茹でてからでも冷凍可能

  • 塩茹でしてから冷凍するのがおすすめ

  • 冷凍保存期間は約1カ月

  • 冷蔵なら約3日

  • 常温保存はNG

大根の葉も立派な葉野菜として使えそうですね。

大根を葉付きで買ったときは、ぜひ有効活用してください。

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