菊芋が黒くなる原因とは?食べてはいけない場合の見分け方も!

栄養満点の野菜として最近注目され始めているのが「菊芋」です。しかし、菊芋は適切な方法で保存しないと黒くなって腐ってしまう事もあります。今回の記事では、菊芋が黒くなってしまう原因について、以下のような内容で記事を解説していきます。

  • 菊芋はどうして黒くなるのか?
  • いい菊芋を見分ける方法とは?
  • 腐ってしまった菊芋の見分け方

こんな内容になっています。記事をしっかりと読み込んで頂き、菊芋がどうして黒くなるのかを、徹底的に理解してしまいましょう。

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菊芋が黒くなる原因とは?

菊芋は様々な原因で黒くなってしまう事があります。一体どうして黒くなってしまうのでしょうか?腐っているのでしょうか?

解凍後に黒くなる

菊芋は冷凍保存し解凍すると、黒くなりやすいです。菊芋には多くの鉄分が含まれているためで、この鉄分が酸化するので黒くなってしまいます。黒くなっても菊芋は食べることが出来るので、そのまま食べ続けてみましょう。

乾燥すると黒くなる

菊芋は生のまま保存していると、春になると芽が出てしまって食べられなくなります。なので、冬の間に乾燥させ、乾燥菊芋として夏も食べ続ければいいのです。しかし、乾燥させている最中にも菊芋は黒くなります。

こちらも、急に腐ってしまう事は考えにくいので、そのまま食べて問題ないでしょう。乾燥させる環境が悪いとカビが生えることもあります。

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良い菊芋の選び方とは?

菊芋は農協の直売所などで見かけますが、選ぶときにはどんなことに気を付けて選べばいいのでしょうか?

丸みがあり太っている

おいしい菊芋は「丸みがあって太っています」。菊芋を選ぶときはまずここから注目しましょう。大き目のサイズの菊芋を選んだほうが、栄養価も高いですし食べやすいです。水分が抜けきって、乾燥し始めている菊芋はサイズも小さくなっているので、見比べるとすぐに分かります。

実が締まっている

菊芋を選ぶときに、可能であれば手に取って「身が締まっているかどうか」をよく確認しましょう。持ち上げただけである程度の密度は分かるので、身がギュッとしているものを選んだほうが鮮度は高いです。触ってみて重さなどから実の締まり具合を確認してみましょう。

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食べてはいけない菊芋の見分け方は?

菊芋が実際に腐ってしまうと、どんな変化を起こすのでしょうか?腐った菊芋の見分け方をご紹介しておきます。

腐るとどうなる?

菊芋が腐ってしまうと、以下のような状態になります。

  • 触るとぶよぶよに柔らかくなっている
  • 水分がかなり出ている
  • カビのような臭いがする
  • カビが付着している

こんな状態になっている菊芋は食べられないので処分しましょう。実が柔らかくなっているかどうかは、かなり大きな見極めポイントです。

まだ食べられる菊芋の見分け方

まだ食べられる状態の菊芋と、腐ってしまった菊芋の見分け方はこちらの2点です。

  • カビの量が少ない場合は食べられる
  • 表面だけがすこし柔らかくなっているだけなら、食べられる

カビが付着していても、表面の皮に少しだけついている程度であれば、食べることは出来ます。また、触ってみて、表面がすこし柔らかくなっているけれど、中の実がまだ固い場合は食べることが出来ます。悪くなっているところだけをカットして食べましょう。

腐る原因は?

菊芋が腐ってしまう原因はいくつかあります。簡単にまとめてみました。

  • 冷蔵庫で長期間保存し過ぎている
  • 土をとってきれいに洗って保存している
  • 湿気の高い場所で保存している

まず、菊芋は冷蔵庫で保存も出来ますが、大体1週間が限度です。それ以上を過ぎた場合は、腐ってしまう可能性があります。また、湿気の高いところで保存していてもカビが生えたりして腐ってしまいます。出来るだけ乾燥している場所で保存するようにしましょう。

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菊芋の保存方法!

お店で購入してきた菊芋は、どうやって保存するのが正しいのでしょうか?

土を付けたまま冷蔵

生の菊芋を購入した場合は、「土をつけたまま保存する」のが最適です。土は汚い物なので、どうしても洗い流してしまいたくなりますが、菊芋は非常にデリケートな野菜。土を洗い流すときにどうしても実を傷つけてしまうのです。

なので、出来るだけ土を残したまま新聞紙にくるんで冷蔵庫に保存しましょう。

長期保存では土に埋める?

もっと長期的な保存をしたいのであれば、土の中に埋めるといいです。ただ、春になって気温が高くなると、芽が出て食べられなくなってしまうので、冬の間に食べきらなければいけません。

冷凍保存

菊芋はスライスしてジップロックに入れ、冷凍保存をすることも可能です。ただ、冷凍の場合は解凍した後に食感が変わってしまうため、生では食べられなくなります。

乾燥保存

菊芋をもっと長期保存したいのであれば、乾燥して保存するのがベストです。こちらも、生では食べられないので、味噌汁の具材などに使って食べましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は菊芋が黒くなるのはどうしてなのか?ということを詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりと振り返っておきましょう。

この記事をまとめると

  • 菊芋は鉄分が多く含まれるので、黒くなることがある
  • 菊芋は柔らかくなったり水分が出ていると、腐り始めている
  • 菊芋は土を付けて保存するのが定石

こんな内容になっていました。あなたも早速菊芋を購入して、上手に保存できるようになってしまいましょう。

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