人工甘味料と聞いて皆様はどのようなイメージが浮かびますか?
「体に良くないんじゃないの?」「発がん作用があるって聞いたけど?」「逆に太るんじゃないか心配!」色々な場所で人工甘味料についての感想やレビューを見ているとこのような悪い印象が強いことが分かりました。
今回は人工甘味料のエリスリトールについてまとめてみました。最後まで読むと人工甘味料についてのイメージがガラッと変わること間違いなしです!生活の中にうまく取り入れることができれば、より健康に近づくとさえ感じました!
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目次
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エリスリトールとは
糖アルコールの一種
エリスリトールとは天然由来の甘味料の一つです。ソルビトールやキシリトールなどの糖アルコールの種類の一つ。甘味は砂糖の約70%から80%の甘味料で他の糖アルコールと違い低カロリーと言う括りではなく完全にカロリーゼロの甘味料なのです。
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糖質なのにカロリーゼロの理由
カロリーゼロの糖質という点において、非常に優秀であるため様々な食品に使われることになりました。カロリーゼロということは体に吸収されないということです。甘味は砂糖ほど強くないですが十分に感じることができ、しかも糖質が体に吸収されないといった優秀な性質を持つためダイエット食品や血糖が気になる方の食事に使われています。
エリスリトールは希少!?
エリスリトールを使用した商品には、カロリーゼロとかノンカロリーなどの表示をすることが許されています。ダイエット向けの商品として世に広まりましたがエリスリトールは糖アルコールの中でも自然界にわずかな量しか存在しない希少糖と呼ばれるそうなのです。
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エリスリトールの原料は?
エリスリトールはブドウ糖を原料にしています。
ブドウ糖に酵母を与え発酵させ、それを結晶化させ濃縮させます。エリスリトールは天然の糖を原料としたものであり、葡萄や梨などの果物や、海藻類、きのこ類、植物の根っこなどに含まれている等を使用しています。
人工調味料と言われておりますが、素材は全て自然由来なのですね。
危険なの?
エリスリトールは糖アルコールの中でもとくに安全が確認されています。そもそも天然由来の素材を使い酵母を利用して結晶化させたものであるため健康被害が非常に少ないのです。
健康被害の報告はない
エリスリトールの害や副作用の研究は国内外で行われています。今のところ悪影響があると言った報告は見られていません。 WHO(世界保健機関)や食糧支援機関のFAOでは『エリスリトールは人が生涯にわたり摂取し続けても影響が出ないと考えられる1日の摂取量を特に制定する必要はない』と決定を下しています。これはすごいことですよね!
むしろ体にいい報告が多い
エリスリトールを使用することで結果的に砂糖の摂取量が抑えられます。エリスリトールは口腔内で酸を作らないため虫歯の原因にならないと言った素晴らしい効果もあります。
さらにエリスリトールを使って甘いものを作ったとしても、体に吸収されず血糖値を上げないため糖尿病の人や、血糖が高くて困っている人にとってはとても優秀な甘味料であると言われています。
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その中でも注意点がある
エリスリトールには直接的な害はないですが、エリスリトールの甘さは砂糖の7割程度とやや甘さが低いので、砂糖の甘さに慣れてしまった人には物足りなくなり、結果的に別で砂糖をたくさん取ってしまうといった影響があるようです。
先ほどは利点としてエリスリトールは血糖値を上げないという情報を載せましたが、血糖値が上がらないということは脳が満腹感を感じにくいということでもあり、結果的に食事量や食事の回数が増えてしまうといった注意点もあります。
最近ではエリスリトールなどの人工甘味料と砂糖を同時に使ってエリスリトールの弱い甘みを少量の砂糖でサポートする使い方をしているようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?エリスリトールは人工甘味料の中でも完全に天然由来の素材を使っているとても素晴らしい甘味料であることがわかりましたね。
この記事をまとめると
- エリスリトールは天然由来の糖アルコール
- 体に吸収されないためカロリーゼロの糖質である
- 砂糖の甘さに慣れた人にはエリスリトールの甘味は物足りないかも
- 血糖値を上げないので満腹感を感じられず食事量が増える危険もある
- エリスリトール自体には今のところ害がないと言われている!
エリスリトールはダイエットや糖尿病の人への食事のサポートなど非常に使い勝手の良い人工甘味料であると言えますが、私たち消費者次第では体に危険な食べ方を誘発する食品でもあることがわかりました。食品の知識を知ることは自分や家族の健康を守るためにとても重要なことだと、改めて実感しましたね!
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