エシレバターは有塩・無塩どっちもある!見分け方・普通のバターとの違い

フランス産のバターの中でも有名な“エシレバター”。日本にもいくつか店舗があり、エシレバターには有塩と無塩それぞれ商品があります。その違いや賞味期限、保存方法について着目しました。今回は、

  • エシレバターとは?
  • 有塩と無塩の違い
  • 賞味期限はどれくらい?
  • 腐るとどうなる?

画像引用:エシレ

これらのテーマについて紹介いたします。

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引用:エシレ

“エシレバター”とは、フランス中西部のエシレ地方で生産されている発酵バターです。この地域は乳製品の産地として知られています。

発酵バターとは、名前通り製造過程で発酵させたバターを言います。乳酸発酵させることでコクと旨味がアップし、濃厚な味わいとなります。

バターはヨーロッパで紀元前から食べられていたと言われています。発酵バターは、たまた発酵が進んでしまったバターから誕生しました。日本ではあまり見かけないタイプですが、その理由はバターのし製造技術が上がってから日本に輸入されるようになったためです。

日本でのエシレは、東京・神奈川・愛知・大阪に店舗があります。エシレバターを始め、エシレバターを使ったサブレサンドやフィナンシェ、サブレグラッセなどのお菓子も人気があります。

どんな味?

エシレバターの味は、コクと風味が強いのが特徴です。コクの強さは発酵によるもので、通常のバターよりも口の中に香りが広がります。

値段

エシレバターの値段は一般的なバターと比較すると高く、100gでも1,000円以上するのです。元々高いバターですが、フランスからの輸送費高騰により、2020年に価格がアップしました。

  • バター100g ブロック 有塩/食塩不使用…税込 1,275円
  • バター250g ブロック 有塩/食塩不使用…税込 2,830円
  • バター250g バスケット 有塩/食塩不使用…税込 3,014円

250gは3,000円近くするので、なかなか頻繁に買えるものではありませんよね…!

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エシレバターは有塩?無塩どっち?

引用:エシレ

エシレバターには、有塩と無塩それぞれの商品があります。有塩の目印は、パッケージに記載された「DEMI-SEL」という緑色のマークです。

エシレの有塩バターは、バター50gに対して7gの食塩を含んでいます。程よい塩気で、パンに塗って食べたり製菓作りに使うことができます。

有塩と無塩の違いは、原材料の食塩の有無、そしてカロリーです。といっても、無塩バターは50gあたり378kcal、有塩バターは377kcalと非常に微差なので、ほとんど変わりありません。

エシレバターの日持ちはどのくらい?

エシレバターの賞味期限は、約2週間となっています。バターは脂肪分が多いので本来日持ちする食品ですが、エシレバターが長持ちしない理由は『フランスからの輸入品』であるためです。

エシレバラーはフランスで製造されており、輸入品のため日本に到着するまでに時間がかかります。製造後から2ヶ月ほどが本来の賞味期限ですが、日本で購入されるまでの間に時間が経っているのです。

賞味期限切れはいつまで食べられる?

エシレバターの賞味期限が切れている場合、保存状態がよければ1〜2週間過ぎていても食べられることが多いです。賞味期限は『美味しく食べられる期限』なので、きちんと冷蔵庫で保存されていれば食べられるでしょう。

しかし、1ヶ月以上切れていたり、保存状態が悪いと傷んでしまうこともあるので注意してください。傷んだバターを食べると腹痛や下痢など食中毒症状を起こすこともあります。

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エシレバターは腐るとどうなる?

バターは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったバターの特徴まだ食べられるバターの特徴を、それぞれ確認してみましょう。

腐ると…
  • 白っぽく変色している
  • 古い油のような臭いがする
  • カビが生えている
  • 水気が出ている

バターは腐ると 表面が白く変色する ことがあります。 劣化した古い油の臭い を発したり、もっと腐敗が進むと カビが生える こともあります。

ごく稀ではありますが、 バターから水気が出る こともあるので注意しましょう。

バターが腐る原因とは?

バターが腐ってしまう原因とは何なのでしょうか?主な原因について解説します。

 空気中の細菌が付着した

 空気中の細菌が付着した

一度開封したバターには、空気中の細菌がパックの中に付着することがあります。そのため開封後は早めに使いきるのがベストですが、長期間かけて消費する場合は、できるだけ空気に触れないように保存しましょう。

また、素手で触ることでも、手についている菌がバターに移りカビなどの原因となりますので、扱う時はビニール手袋などをすると良いですよ◎

エシレバターの保存方法

バターの冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。

冷蔵保存

バターには消費期限が記載されていますが、未開封の場合の期限は平均して半年ほどです。開封後は1ヶ月を目安に消費するようにしましょう。

冷蔵保存のコツ
  • 直接手で触らない
  • 必ず冷蔵庫に入れる

冷凍保存

バターは基本的に冷蔵庫で保存するものですが、より長期間保存したい場合は冷凍保存も可能です。

バターの冷凍保存方法

  • 使いやすいサイズに小さくカットする
  • ラップに包んでから密閉袋に入れる

冷凍することで、保存中の臭いが付くのを防ぐといったメリットもあります。解凍する際は自然解凍で、ゆっくり柔らかくなるのを待ちましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • エシレバターには有塩と無塩どちらの商品もある
  • 有塩と無塩でカロリーはほとんど変わらない
  • 賞味期限は約2週間!輸入品のため短い日持ちとなっている
  • 長期保存したい時は冷凍保存も可能◎

エシレバターは、発酵バター特有のコクと風味が美味しい高級バターです。販売場所は限られていますが、一般的なバターとは全く味が異なるので、機会があれば是非お試しください♩

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