お寿司や揚げ物など、海老は食べる機会も多いですよね。子供にも人気の海老ですが、美味しくてついつい食べ過ぎてしまいませんか。そこで、今回は海老を食べ過ぎた時の体への影響について調べてみました!今回の記事では、
- 海老について知ろう
- 海老の栄養素・成分は?
- 魚介類を食べ過ぎると危険?
- 海老の正しい摂取量は?
以上のテーマについて解説していきます。食べ過ぎた時の体の影響や含まれる栄養成分について詳しく知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
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目次
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海老について知ろう
まずは海老について知って知識をつけましょう!
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海老は何種類ある?
海老の種類は、世界で合わせると約3000種類以上もいます。非常に多く感じますが、全ての海老が食べられるわけではありません。約3000種類のなかで日本で輸出入される海老は、約20種類程度です。
また、世界的にみても日本は海老の自給率が4%しかありません。
代表的な品種の生息地
では、海老の代表的な品種はどこの生産地なのでしょうか。
- 甘海老・・・日本海と北海道周辺など
- 桜海老・・・駿河湾、東京湾、相模湾など
- 車海老・・・主に伊勢、三河湾、瀬戸内海などの太平洋岸が生産地
- ボタン海老・・・主に千葉県、静岡県、愛知県など太平洋側が生産地
品種によって、生産地が違うだけでなく環境で味も変わります。
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海老の栄養素・成分は?
続いて、海老の栄養成分についてご紹介します。
たんぱく質が豊富
海老には、栄養成分が入っているなかでも特にたんぱく質が豊富です。特に海老には、旨味成分であるアスパラギン酸やグルタミン酸などが入っているので、約19gとたんぱく質も多く入っています。
たんぱく質は、骨や皮膚など体を構成するのに重要な成分です。たんぱく質が良質で低脂肪ですが、プリン体が豊富なので食べ過ぎには体に悪影響を与えます。(詳細については、後ほど解説していきますね。)
タウリンやビタミンEも
また、海老にはアミノ酸の一種であるタウリンやビタミンEも多く入っています。タウリンには、血中のコレステロールを減らす働きがあり、生活習慣病の予防に効果的です。
また、海老に含まれるビタミンEは約1.4mgです。ビタミンEには、細胞の酸化を防ぐ働きがあるため美容面でも必要な成分になります。
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魚介類を食べ過ぎると危険?
海老は、美味しいだけでなく健康面でもメリットを与えますが食べ過ぎには注目が必要です。 しかし、海老に限らず魚介類は食べ過ぎると体に悪影響を与えます。 では、魚介類を食べ過ぎると危険といわれる原因について調べてみました。
痛風の原因になる
海老の食べ過ぎは、痛風の原因になります。痛風とは尿酸が関節の中で結晶化し、痛みを引き起こす症状です。なかでも海老などの魚介類にはプリン体が入っており、余ったときは尿酸として排出されますが、溶けるのにも量が決まっています。
一定量を超えると尿酸値が高くなり、結晶化するので結果的に痛風になります。プリン体は、茹でると水に溶けるので茹で汁を取り除くとプリン体の量は減らせます。海老などの魚介類を食べる時にプリン体が気になる人は、茹でてあるものを食べましょう。
コレステロールが高い
海老などの魚介類はコレステロールが高いです。特に、魚介類のなかでもイカ・海老・タコです。海老に含まれるコレステロールは、189 mgと多く入っています。海老には、悪玉コレステロールを下げるタウリンが含まれています。
ですが、コレステロール値がもともとあるので、摂取しすぎるとと動脈硬化などのリスクが高くなるので摂取量を守りましょう。
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海老の正しい摂取量は?
食べ過ぎると痛風などの悪影響を与える海老は、一日の正しい摂取量はどのくらいでしょうか。
100gほどが目安
海老の一日の摂取量は100gほどが目安です。先程ご紹介した通り、栄養素もある一方でプリン体やコレステロール値も高いので食べ過ぎは体に悪影響です。
他魚介類のプリン体の量は?
海老以外にもプリン体の量が多い議会類は多くいます。
魚介類 | プリン体 |
サンマ | 154.9 |
アジ | 165.3 |
カツオ | 211.4 |
サバ | 122.1 |
ニシン | 139.6 |
サワラ | 139.3 |
ニジマス | 180.9 |
トビウオ | 154.6 |
ヒラメ | 133.4 |
イワシ | 210.4 |
参考:痛風・人工透析なら東京都墨田区の両国東口クリニック 食品のプリン体含有量
魚介類は、海老以外にもプリン体が多いですが食べ過ぎなければ問題ありません。摂取量を考えてバランスの良い食事を心がけましょう。
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まとめ
海老の食べ過ぎが体に悪いといわれるのは、プリン体やコレステロールが高いためです。今回の記事内容でご紹介したことをまとめますね。
この記事をまとめると
- 海老には、たんぱく質やカリウム・ビタミンEなどの栄養素が豊富に入った食材
- しかし、プリン体やコレステロール値も高いので食べ過ぎると痛風の原因になる
- 海老に限らず、サンマやアジなどの魚介類もプリン体が多く入っている
- プリン体が気になる場合は、水に溶けやすいため茹でると含有量が少なくなる
海老などの魚介類は食べ過ぎなければ、過度に心配しなくても問題ありません。ですが、健康面を考えて栄養バランスの食事を考えて食べましょう!
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