海老を殻ごと食べるメリットは?カルシウムやアスタキサンチンが豊富! |

皆さんは海老を食べる時というのは、殻を抜いて中の柔らかい筋肉の部分を食べますよね。ぷりっぷりの柔らかい部分はとても味わいが良く食べやすく、味も染み込みやすいのでとても美味しく食べることができますよね。

ですが実は海老の一番栄養がたっぷり含まれている部分というのは「殻」の部分と言われているんですよ！

今回の記事では海老を殻ごと食べると得られる効果効能、殻ごと食べる料理法について解説していきたいと思います。

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1 海老を殻ごと食べると得られる効果効能
2 殻ごと食べるなら
- 2.1 海老の唐揚げ
- 2.2 ガーリックシュリンプ
3 海老パウダーにする手も
4 まとめ

海老を殻ごと食べると得られる効果効能

ここからは海老の身や殻に含まれている5種類の栄養成分の効果や効能について詳しく見ていきましょう。

タンパク質

海老にはタンパク質が豊富に含まれています。アミノ酸は人間の体を作る材料となるため、健康な体を維持するためには必要不可欠な成分です。また体の機能を調節する酵素や外敵から身を守る免疫抗体などもアミノ酸で作られています。

海老の旨味成分の一つであるグリシンというアミノ酸は、睡眠の質を改善する効果も期待できます。ちなみに生の海老よりも干した海老の方が通常の海老の2倍のタンパク質が含まれているといいます。

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タウリン

タウリンといえば栄養ドリンクに含まれているイメージが強いですよね。タウリンは必須アミノ酸の一種で様々な臓器に存在しています。体中の臓器の機能を一定に保つように調整している成分なのでこちらもタンパク質同じように必要不可欠な成分です。

疲労回復効果や肝機能を回復する効果などが期待されています。タウリンは水に溶けやすい成分なので蛇を食べる時には水分と一緒に摂取するとより効率的に体内に吸収できると言われています。

アスタキサンチン

アスタキサンチンは海老やカニなどの赤い色素のことです。化粧品やサプリメントなどの美容の分野にも使われている注目の成分ですね。非常に高い抗酸化作用を持っておりビタミンEの約1000倍以上の効果があると言われているのです。

非常に高い抗酸化作用から疲労回復効果、美肌効果、動脈硬化の改善など様々な効果を期待することができます。

さらに目の周りの血管を拡張して血行を促進、眼精疲労を改善する効果も期待されています。アスタキサンチンは脂溶性なのでオリーブオイルなどと一緒に摂取するとより効果的に体内に吸収することができます。

キチン質

キチン質というのはキチンとキトサンの総称で、昆虫や甲殻類の外骨格などとして自然界に広く分布している物質のことを言います。

キチン質は血圧の上昇を抑えたりコレステロールを下げたりする健康効果が期待されているため、今様々なところで注目を集めています。摂取しても体内では消化されないので食物繊維と同じように吸収されずに体外に排出されます。その際に毒素を一緒に排出してくれるとも言われています。

医療をはじめとする幅広い分野で将来的に多く使われていくとの見込みがあり、研究や開発が猛スピードで進んでいる物質です。

カルシウム

カルシウムといえば骨を作る代表的な栄養素ですね。海老の殻や尻尾には豊富なカルシウムが含まれています。カルシウムには骨を丈夫にするだけでなく歯も丈夫にしてくれる働きがあったり、神経興奮抑制効果や血液凝固作用の促進などの効果もあります。

カルシウムが不足してしまうと骨から溶け出して供給されてしまうため継続的に摂取しなければ骨粗鬆症になってしまうと言われています。カルシウムを意識して摂取したい場合は殻や尻尾が食べやすい干し海老を選ぶと良いでしょう。海老の中でも桜えびは非常に豊富なカルシウムを持っているので、積極的に食べるのをお勧めします。

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