最近は、店舗で販売されているお肉の種類も多くなってきましたね。
店舗で手に入らなくても通販で買えたりするので、いろいろ試すのも楽しみです。
中でも、鴨肉は店舗でも買いやすく、特別感も出せるお肉として注目されています。そこで今回は、
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鴨肉の特徴
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鴨肉の部位ごとの違い
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鴨肉の美味しい食べ方・調理方法
についてご紹介します。
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目次
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鴨肉の特徴
鴨肉には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれている、ビューティーミートとも呼ばれています。
そんな鴨肉には、どんな種類や産地、健康効果があるのでしょうか?
鴨肉の特徴について詳しく解説していきます。
鴨肉とは?
鴨肉とは、その名のとおり「鴨」の肉です。
この「鴨」というのは、「カモ科の鳥で、雁より小さく首が短い、繁殖期になるとオスとメスで頭部の色が異なる種」の総称をいいます。
ですので、日本で流通する「鴨肉」は、目にする機会が多い池などにいるカモも、渡り鳥のカモも含まれるということです。
鴨肉の種類・産地
日本で流通・食べられる鴨肉は「マガモ(真鴨)」「アイガモ(合鴨)」「アヒル」「ガチョウ」の4種類です。マガモは野鳥ですので、通称鳥獣保護法によって狩猟期間が決まっています。
狩猟解禁になる11月15日~翌年2月15日(北海道のみ10月1日~翌年1月31日)になると食べられる高級品です。
アイガモやアヒルは家畜として飼育されている者も多く、1年を通して食べられる鴨肉はこの2種のどちらかになります。
ガチョウは、あまり一般的ではありませんが、鴨肉として販売されていることもあります。
産地は、比較的安いものは、
- 台湾
- フィリピン
- ハンガリー
などが多いようです。
国産は通販の方が取扱いが多く、価格も少し高めです。
カロリー・脂質・糖質
日本で流通している鴨肉の多くはアイガモですので、アイガモのカロリーなどをご紹介します。
- エネルギー:333㎉
- 糖質:0.1g
- 脂質:29g
味の特徴
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むね肉:柔らかいが歯ごたえもあり、脂肪の甘みが感じられる。
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もも肉:分厚い脂肪でこってりとしたコクがある。むね肉よりやや硬め。
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ささみ肉:脂肪分はほぼなく、さっぱりとした味わい。鶏ささみと違い、赤色をしている。
健康効果
鴨肉には、ビタミンB群やミネラル、不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。ビタミンB群やミネラルには、
- 肌・爪・髪を健康に保つ
- 新陳代謝を上げる
- 貧血予防、冷え性改善
などの効果が期待できます。
不飽和脂肪酸は、血中のコレステロールを下げる効果があり、生活習慣病の予防に効果が期待できます。
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鴨肉の部位ごとの違い
鴨肉にも、いろんな部位がありそれぞれ肉質や味に特徴があります。
ここでは、手に入りやすいむね肉、もも肉などの特徴などについて解説していきます。
部位の一覧
- せせり
- 手羽中
- ムネ
- フォアグラ
- ささみ
- もも
- 手羽先
- テール
- レバー
鴨ロースと胸肉は同じ?
鴨ロースと胸肉の部位は同じです。牛や豚の場合は、背中の肉をロースと呼称しますし、鶏は胸肉をロース肉とは言いません。
ロース肉ともも肉の違い
ロース肉は 柔らかく、程よい脂肪と甘さ が感じられます。
対してもも肉は、しっかりした歯ごたえと分厚い脂肪でこってりした味わいが特徴です。
柔らかい部位は?
柔らかい部位は胸です。調理方法によって使う部位を変えるとなおいいですが、鍋などの煮込む料理には胸肉がおすすめです。
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鴨肉の美味しい食べ方・調理方法
鴨肉は、他の肉に比べて繊維が多く、加熱で固くなりやすい性質があります。
おいしく食べるための調理のポイントやおすすめの調理方法をご紹介します。ぜひ一度試してみてください。
鴨肉の調理ポイント
鴨肉を調理するときのポイントは4つです。
- 鴨肉を常温に戻しておく
- ドリップ(血)はキッチンペーパーなどで取っておく
- 弱火でじっくり加熱する
- 出てくる脂は出汁などで使い切る
鴨肉は脂分が多いので、焼いているとかなり脂が出てきます。
旨味がぎゅっと詰まっていますので、ぜひ南蛮汁などに使ってください。
もも肉の使い道
もも肉は、少し硬さがありますが、こってりとしたコクがあるので、 スライスしたり煮込み料理 に向いています。
硬くならないように、加熱時間には注意してください。
ロース肉の使い道
程よい柔らかさと甘みのある脂が特徴ですので、 コンフィ、煮込み、鍋料理、スモーク、ロースト など幅広く使えます。
お正月のお雑煮やすき焼きなどに入れると、濃厚な出汁が楽しめるのでおすすめです。
簡単なレシピはある?
鴨肉は、皮目に格子上に切り目を入れてじっくり焼くという下処理が必要ですが、下処理なしでおいしいご飯が作りたいときもあります。
そんな時は、 治部煮や鍋料理 がおすすめです。
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鴨肉を一口大の薄切りにして、軽く塩をして小麦粉をはたく
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麩やお好みの野菜を下茹でしておく(シイタケ、にんじん、青菜など)
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出汁、醤油、みりん、酒を合わせ、鍋でひと煮立ちさせる
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2を入れて加熱する
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ある程度火が通ったら1の鴨肉を入れ、3分ほど煮る
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具材をお椀に移し、煮汁に水溶き小麦粉もしくは片栗粉を入れてとろみをつける
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とろみをつけた煮汁をお椀の具材にかけ、茹でた青菜を添える
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お好みでわさびを添える
鍋なら、薄切りにして食べたいタイミングで焼くだけです。
しゃぶしゃぶの場合は、ほんのりピンク色が残るぐらいが食べごろですよ。
まとめ
今回は、鴨肉の部位や特徴、調理方法などについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
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鴨ロース=鴨胸肉
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柔らかいのは胸肉、コクがあるのはもも肉
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下処理なしで作るなら鍋料理がおすすめ
いつものメニューも鴨肉を使うことで、ぐっとごちそう感が生まれます。
年越しそばやお雑煮にもよく合いますので、今年の年末年始は鴨肉を使ってみるのはいかがでしょうか?
ぜひ試してみてください。
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