洋菓子が好きな方もいると思いますが、日本人ならほっとするあんこの甘さが好きな方も好きな方も多いのではないでしょうか?砂糖が多いお菓子よりも、栄養たっぷりの小豆を使用した和菓子も魅力的ですよね。そんな和菓子の代表的なお菓子、「どら焼き」の起源についてご紹介していきます。
- どら焼きとは?
- どら焼きの起源は?
- どら焼きの作り方
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目次
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どら焼きとは?
どら焼きの特徴
どら焼きは2枚の円状のカステラに挟まれたあんこが特徴の和菓子です。生地の部分は卵に砂糖を加えて、小麦粉、水を入れてよくかき混ぜ、平鍋に生地を流し入れて焼き上げます。焼き上がった生地にあんこをはさんだのがどら焼きです。
あんこ以外にも色々なトッピングが挟まれていたりと色々なバリエーションがあるのも、どら焼きの特色です。あまり見かけませんが、カステラ生地を焼かずに蒸し上げたもの江尾「蒸しどら」と呼びます。
どら焼きの人気度・年齢層
イチゴ大福やみたらし団子も和のフルーツでは人気が高いですが、あんこが好きな方はどら焼きが好きという方も多いのではないでしょうか?50代、60代の方に人気が高いイメージのどら焼きですが、最近では色々なバリエーションが売られていてお菓子として若者にも人気のお菓子かと思います。
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どら焼きの起源は?
名前の起源はどこから?
どら焼きの特徴でもある円盤型は楽器の銅鑼を模していると言われています。その銅鑼に似ていることから、「どら焼き」と呼ばれるようになったのです。どら焼きの発祥については諸説ありますが、2枚の生地であんこを挟むようになったのは、大正時代からだといわれています。
もう一つよく聞くのは弁慶と義経が関わったとされる説です。義経たちが奥州に逃げている最中に、怪我をした弁慶が民家のひとたちに手当をして貰ったお礼に振る舞ったのが生地で包んだあんこだったようです。
どら焼きの形は円盤ではなかった?
一般的に2枚の丸い生地で餡をはさむ形ですが、江戸時代では皮を一枚だけ使い端の部分を折りたたんだため四角くして、片面の中央はあんこがむき出しであったといいます。また、それとは違う形のどら焼きもあります。
京都市の東寺の「笹屋伊織」が販売するものは熱した鉄板の上に薄く生地を流し、棒状にしたこし餡をのせてバームクーヘン状に包んだものや、富山県では薄めの皮で餡をぐるっと包んだ長方形のどら焼きを、ななめにカットし三角形にした「三角どらやき」などがあります。近年ではインスタ映えを良くするためにハート型やねこ型のものもあります。
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どら焼きの作り方
ホットケーキミックスで作れる
- ホットケーキミックス 100g
- 卵 1個
- 砂糖 大さじ1
- みりん 大さじ1
- はちみつ 大さじ1.5
- 牛乳 70cc
- 卵、砂糖、はちみつ、みりんをボールに入れ、泡だて器で混ぜる。よく混ぜたら牛乳を入れ、ミックスを入れ、混ぜる
- フライパンを中火で温める。
充分に温めたら、火を弱火にする。 - 少しだけ油を引く。4つに折った濡れ布巾の上にフライパンをのせ、5秒ジュッと底を冷ます。
- ミニドラだと大さじで、普通のどら焼きはおたまですくって高い位置から落とす(丸くなるコツです)
簡単に生どら焼きを作る方法
- 卵 2個
- 砂糖 90g
- はちみつ 大さじ1
- 薄力粉 80g
- ベーキングパウダー 小さじ1/2
- 水 大さじ4
- 油 適量
- 餡 適量
- ボールに卵を入れて混ぜ、砂糖とはちみつを加え、生地がもったりするまで泡立てる
- 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、混ぜ合わせる
- 水を半量入れて混ぜ、15分ほど生地を休ませ、残りの水を入れて混ぜ、生地をトロトロさせる
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フライパンに油を薄くぬり、弱火で熱し、高めの位置から一点に流し、直径8cmくらいに丸く焼く
どら焼きのきれいな丸を作るためには高めの位置から一点に生地を流していただくと、重みできれいな丸が出来るかと思います。焼きあがったら、並べて、濡れたふきんをかければシットリと仕上がります。
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どら焼きが有名な店2選
上野 うさぎや
うさぎやの創業は1913年の大正2年です。創業者・谷口喜作氏は、最初は西洋ロウソクを仕事としていましたが、偶然知り合ったお菓子屋の人に感化され上野で職人を集めて和菓子店を開店して「喜作最中」を販売したのが始まりでした。どら焼きは小豆たっぷりで甘めの味わいで、三大どら焼きの中では一番昔ながらのどら焼きを味わえます。
浅草 亀十
「亀十」は、浅草にお店を構える老舗の和菓子屋さん。大正末期に創業し、その歴史は90年以上にもなります。亀十のどら焼きは、なんと直径10㎝ほど特大どら焼きです。これ一つでお腹いっぱいになりますね。値段は1個360円と少し値段が張ります。
こちらは、白あんには小粒のいんげん豆である手亡豆(てぼうまめ)を使用しています。黒あんと比較するとさらに甘さ控えめです。生地とあんがしっとりマッチしています。
まとめ
この記事をまとめると
- 江戸時代では皮を一枚だけ使い端の部分を折りたたんだため四角くして、片面の中央はあんこがむき出しの状態でした
- どら焼きの起源は楽器の銅鑼を模したと言われています
- 基本の材料は「小麦粉」「卵」「砂糖」これらを混ぜて丸く焼いた2枚のカステラ状の皮に、あんを挟んだ和菓子が「どら焼き」です。
いかがでしたでしょうか?どら焼きは楽器の銅鑼をモチーフにしてるとお伝えしましたが、船出を報せる銅鑼(どら)から名前をとったという説もあります。物事のはじまりや、その無事を祈念する想いを込めて贈り物としても喜ばれます。
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