どくだみとルイボスティーの違いは?味・効能・副作用など特徴を比較

“どくだみ”“ルイボス”は、どちらもお茶として利用されている植物ですが、「似ている」と言われることがあるようです。味や効能、含まれている栄養素には、どのような違いがあるのでしょうか?今回は、

  • どくだみとルイボスティーの違い
  • 副作用・体に悪い影響は?

このテーマについて紹介いたします。

スポンサードリンク

どくだみとルイボスティーって似てる?

どくだみとルイボスは、どちらもお茶として利用されている葉っぱです。この2つは似ていると言われることがあるようですが、具体的にどんな違いがあるのでしょうか?

どくだみとルイボスの違いは?

特徴

どくだみ

どくだみという植物を使った“どくだみ茶”は、どくだみの葉を乾燥させ煎じたお茶で、特有の香りが特徴的です。『日本の三大薬草』の一つで、他にセンブリとゲンノショウコがあります。

どくだみ自体に毒性はなく、毒を治すという意味合いで『ドクダミ』と言われるようになりました。体に良いことから、民間療法としても利用されています。

お茶にはカフェインを含むものもありますが、どくだみ茶はノンカフェインとなっています。

スポンサードリンク

ルイボス

ルイボスは南アフリカに生息する木の名前で、この木から作れるお茶を“ルイボスティー”と呼びます。ルイボスがルイボスが育つ条件には、強い日差しや温度の寒暖差が30度以上などがあり、これを満たす南アフリカのみで栽培可能となっています。

『ルイボス』とは南アフリカの言葉で「赤い茂み」という意味を持ち、茶葉には赤みがあるのが特徴です。味は独特で好き嫌いが分かれやすいものの、美容効果が高いお茶として人気があります。南アフリカでは不老長寿に効果的お茶として、古くから飲まれてきました。

ルイボスティーはノンカフェインなので、妊婦さんでも安心して飲むことができるのも魅力の一つです。

効能の違い

どくだみ

どくだみ茶には、利尿作用のあるカリウムやカルシウム・マグネシウムなどのミネラル類が豊富に含まれています。これらの栄養素により、利尿作用や動脈硬化予防・解毒作用・解熱作用・血行促進などの健康効果が期待できます。

ルイボス

ルイボスティーには、強い抗酸化作用を持つフラボノイドが豊富に含まれています。これにより美肌など絶大なアンチエイジング効果が期待できます。

また、リン・カルシウム・カリウム・マグネシウムなどのミネラル類も含まれているところは、どくだみ茶と似ています。ルイボスティーの効能は他に、デトックス効果・むくみ改善・便秘解消・アレルギー緩和効果などがあります。

MEMO

どくだみ茶は健康効果、ルイボスティーは美容効果が高い!

飲み方・食べ方の違い

どくだみとルイボスそれぞれの飲み方の違いですが、ルイボスはお茶にして飲むのが一般的です。ストレートで飲むのが基本ですが、中には紅茶のようにミルクやレモンを入れて飲む方法もあります。

これに対しどくだみは、葉っぱを料理に使うこともできます。特有の苦味と香りが強いですが、どくだみの葉の天ぷらやお餅、炒め物など料理の幅は意外と広いんです。

スポンサードリンク

副作用・体に悪い影響はある?

 どくだみとルイボス、どちらにも副作用や体に悪い影響・毒性などはないので安心して飲むことができます◎  両者とも健康効果が高く、毎日飲み続けることで健康維持やアンチエイジングに効果的です。

ちなみに、妊娠中に飲むにはルイボスティーの方がオススメです。というのも、どくだみ茶には“子宮収縮”を促す働きがあることがわかっています。飲み過ぎなければすぐに影響を受ける可能性は低いですが、 流産率の高い妊娠初期には控えた方が安全 です。

どくだみ茶にはリラックス効果や安眠効果があるので、寝る前に飲むことで良い眠りにつける効果がありますが、危険性がゼロではないことを覚えておきましょう。

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • ルイボスは南アフリカでのみ栽培できる木を利用したお茶!
  • どくだみはお茶以外にも、天ぷらや炒め物など料理に活用できる
  • どくだみは健康効果、ルイボスは美容効果が高い

どくだみとルイボスの違いについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?それぞれ味や利用法が異なる植物ですが、健康効果・美容効果が高いことが共通点となっています。どちらもノンカフェインなので、妊婦さんにもオススメですよ♩

スポンサードリンク