ディルの保存方法は?乾燥・冷凍など長期保存にむいているのは?

ディルと呼ばれる香草をご存じですか?バジルやミントなどと同じくハーブの仲間です。柔らかくて細い葉が特徴で、ほろ苦さと独特の風味がします。鮭やサーモンなどと合わせるととても相性が良いと言われています。

今回は、そんなディルの保存方法や保存期間などについて詳しく紹介していきます。今回紹介していくテーマは以下になります。

  • ディルの保存方法
  • 長期保存にむいているのは?
  • ディルオイルやディルバターもおすすめ

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてみてくださいね。

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ディルの保存方法

ディルは様々な保存方法があります定番の保存方法はもちろん、より長期間保存できるよう、乾燥させる保存方法についても紹介していきます。是非参考にしてみてくださいね。

常温

ディルは常温保存も可能です。常温保存する際は、自身で水を張って、簡易的な水耕栽培のような環境を作ります。やり方は簡単で、ディルの切り口が入る水の容器を用意し、そこにディルを入れます。

その後、容器とディル全体が覆える袋をかぶせ、乾燥を防ぎます。この状態で定期的に水を入れ替えるなどを行えば、2~3週間程度は日持ちします。水は傷みやすいので、2、3日に1回くらいは水を変えるとよいかもしれませんね。

冷蔵

ディルは冷蔵保存も可能です。やり方は常温保存の方法と同様です。具体的な方法を紹介すると、

  • 容器に水を張って簡易的な水耕栽培のような環境を作ります。
  • ディルの切り口が入る水の容器を用意し、そこにディルを入れます。
  • 容器とディル全体が覆える袋をかぶせ、乾燥を防ぎます。
  • そのまま容器ごと冷蔵庫へしまいます。

この状態で定期的に水を入れ替えるなどを行えば、2~3週間程度は日持ちします。水は傷みやすいので、2、3日に1回くらいは水を変えるとよいかもしれませんね。

冷凍

ディルは冷凍保存も可能です。冷凍保存する際は、できる限り水気をふき取ってから、保存袋などに入れて冷凍保存しましょう使用期限の目安は約1か月程度です。

冷凍保存したディルを料理に使う際は、冷凍したまま使うようにしましょう。解凍してから使うと、香りなどが飛んでしまい、ハーブの役割を果たさなくなってしまいます。

乾燥

ディルは乾燥させておくとより日持ちします。手順は簡単で、洗ったディルを天日干しし、新聞紙に包んで冷蔵庫にしまっておくだけです。冷蔵庫内は低温で乾燥しているため、食べ物を乾燥させる場所として向いています。

外で乾燥させる方法もありますが、ほこりや鳥の糞など、衛生的に注意しないといけないことも多く、手間がかかります。簡単にできますので冷蔵庫での乾燥がおすすめです。

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長期保存にむいているのは?

様々な保存方法を紹介していきましたが、より長期間保存できる方法はどの方法なのでしょうか?詳しく紹介していきます。

冷凍

長期保存となるとやはり冷凍保存がおすすめです。生のフレッシュな状態と比較すると、風味はどうしても落ちてしまいますが、十分美味しく食べられます。1か月程度は日持ちするでしょう。

乾燥

乾燥させたディルはより長期間日持ちします。うまく乾燥させることができれば、3か月程度は日持ちしますよ。方法自体も簡単ですから、ぜひ試してみてくださいね。

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ディルオイルやディルバターもおすすめ

ハーブ類は生命力が強く、放っておいても毎年多く収穫できます。しかしハーブ類は風味付け程度で使用することが多いですから、多く収穫できても消費しきれませんよね。

そんな時は、ご家庭で簡単に作れるハーブオイルやハーブバターがおすすめです。ディルを使ったオイルの作り方を紹介していきますので、是非参考にしてみてくださいね。その他のハーブでも代用でき、便利ですよ。

ディルオイルとは

ディルオイルの作り方を紹介していきます。使用する材料はディルとオリーブオイルです。サラダ油で作ってしまうと、固まらない場合がありますので注意してくださいね。手順を解説します。

  • ディルを茎ごと細かく刻みます
  • 製氷機に刻んだディルを均等に入れます
  • 均等にオリーブオイルを入れて冷凍します
  • 固まったら製氷機から取り出し、保存袋などにしまいます。

料理に使う際は、凍ったまま使いたい分だけさっと使えるためとても便利です。スープやパスタなど、洋風のメニューに使うととてもおすすめです

ディルバターとは

ディルオイルと同様、刻んだディルをバターと混ぜ合わせて固めたディルバターもとてもおすすめです。

使いやすい大きさにカットして、お肉に挟んで揚げると、食べた瞬間フワッとディルの香りが香るフライができます。ディルバターの手順を紹介していきます。

  • ディルを茎ごと細かく刻みます
  • バターを溶かして刻んだディルと混ぜ合わせます
  • 容器に入れて冷蔵庫などで冷やし固めます
  • 食べやすい大きさにカットしておきます

固まったディルバターは使いやすい大きさにカットしておくととても便利です。バターのマイルドさとディルの香りが相まって、料理の質をワンランクアップさせてくれますよ。

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まとめ

今回は、ディルの保存方法や加工方法について紹介してきました。

この記事をまとめると

  • ディルは常温・冷蔵・冷凍など様々な方法で保存できる
  • 一番長持ちする保存方法は乾燥させる方法
  • バターやオイルと合わせて固めると簡単調味料に

いかがでしたか?ハーブが大量に収穫できた際はぜひ試してみてください。

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