デコポンは見た目がゴツゴツしていますが、酸味が控えめでジュージーな甘みの強い柑橘類です。安定した美味しさで、根強いファンも多いですね。
デコポンは保存がきく果物ですが、より長期間保存したいですね。この記事では。デコポンの保存方法・長期保存のコツなどについて書いていきます。ぜひ最後まで、お読みください。
スポンサードリンク
目次
|
|
デコポンとはどんな果物?
たくさんある柑橘類の中でもデコポンは、どんな果物なのかみていきましょう。
収穫時期
デコポンの収穫時期は、生産方法や産地によって違いがあるのです。収穫時期は幅広く、12月〜4月となります。それぞれの栽培方法の収穫時期をみていきましょう。
<ハウス栽培>収穫時期12月〜1月。デコポンの中でも早く収穫されるのは、ハウス栽培されたものです。多くは12月のお歳暮用に出荷されます。
<露地栽培>収穫時期1月末〜2月末。ハウス栽培についで、収穫されるのが露地栽培です。自然環境で育てられた露地物は、厳しい寒さに耐えた分甘くて美味しいといわれています。
<蔵出しデコポン>特殊な冷蔵庫で保存したデコポンを蔵出しデコポンと呼ばれています。5月ころに市場にでます。蔵出しといわれると秘蔵のデコポンみたいで一度は食べてみたいですね。
<熊本産>デコポンの収穫量が日本で一番多いのは、熊本県になります。熊本県産のデコポンは、初出荷が3月1日と決められています。
豆知識
-
デコポンは収穫時期と出荷時期が違います。デコポンは収穫してすぐは、酸味が強く酸っぱくて食べられないのです。収穫後貯蔵すると、酸味がぬけ甘さの強いデコポンになるのです。
スポンサードリンク
デコポンの常温・冷蔵保存方法
デコポンの保存法には、常温と冷蔵保存があります。それぞれの保存方法を、みていきましょう。
ビニール袋に入れる
冷蔵庫で保存する場合は、乾燥しやすいのでビニール袋に入れましょう。常温保存の場合は、ビニール袋に入れなくても大丈夫です。そのままの状態で、冷暗所に保存しましょう。
食べかけはラップに包む
デコポンを1こ食べきれなくて、残す場合もありますね。そんな時は、ラップに包んで保存しましょう。ラップをかけずに置いておくと、薄皮や実が乾燥してカピカピになってしまいます。
常温と冷蔵どっちがいい?
デコポンを保存する場合は、温度が一定に保たれた冷蔵庫がおすすめです。ビニール袋に入れて、野菜室に入れましょう。
スポンサードリンク
デコポンが食べきれない時は冷凍も
たくさんデコポンが手に入った時など、食べきれない場合もありますね。そんな時は、冷凍保存もおすすめです。
冷凍保存方法
冷凍保存する場合、みかんのように外皮ごと冷凍すると、デコポンの外皮が分厚くむくのが大変です。下記にポイントをまとめたので、参考にしてくださいね。
冷凍保存のポイント
-
デコポンを凍らせる時は、外皮をむき薄皮の状態にしてからジッパー付きの袋に入れましょう。袋に入れる場合は、重ならないようにバラバラにしておくと取り出しやすくて便利です。
凍らして半解凍で、食べるとしゃりしゃりの食感が美味しいですよ。
スポンサードリンク
冷凍デコポンのアレンジレシピ
薄皮の状態で冷凍したデコポンは、好きな時にアレンジが楽しめます。冷凍デコポンのアレンジレシピををご紹介します。
シャーベット
<材料>冷凍したデコポン・ガムシロップかはちみつ
<作り方>
- 冷凍したデコポンをボールに入れハンドブレンダーなどで、攪拌する
- 細かくなったデコポンをお皿に入れ、上からガムシロップかはちみつをかける
スムージー
<材料>冷凍したデコポン・キウィ・水、レモン汁
<作り方>
- キウィは食べやすい大きさに切る
- 冷凍したデコポン、キウィ水100CCをミキサーに入れ回す
- 材料が固形の状態から、どろっとした状態になればコップに入れる。(キウィをパイナップルに変えても美味しいです。)
デコポンラッシー
<材料>冷凍したデコポン・ヨーグルト
<作り方>
- ミキサーに冷凍デコポンとヨーグルトを入れて混ぜる
- コップに入れて、甘みが足りなければガムシロップをたす
デコポンソーダー
冷凍したデコポンをコップに入れ、ソーダーを注ぎます。冷凍したデコポンが氷かわりになり、溶けるたびにデコポンの味が味わえます。その他ヨーグルトや、アイスクリームのトッピングにしても美味しいですよ。
スポンサードリンク
まとめ
ここまで、デコポンの保存方法・長期保存のコツについて書いてきました。
この記事をまとめると
-
デコポンは常温保存と冷蔵保存が可能。冷蔵保存の場合は乾燥を防ぐために、ビニール袋に入れるとよい。
-
デコポンは、冷凍保存もできる。外皮をむき、薄皮の状態で冷凍するとよい。
-
デコポンは、2週間ほど日持ちがする果物です。温度が一定の冷蔵庫に保存するとよい。
デコポンは追熟といって、保存すると酸味が抜けて甘みがます果物です。酸っぱい味が苦手な方は、購入してから自宅で追熟させるのもいいですね。常温でも冷蔵庫でも保存ができるので、腐らせないよう水分がぬけてパサパサにならないように注意して追熟させてみましょう。
たくさん手に入った時は、外皮をむいて冷凍保存も可能です。レシピを参考に色々作ってみてくださいね、この記事があなたのお役に立てれば嬉しいです。
スポンサードリンク