だしパックの賞味期限はどれくらい?コナダニの被害を防ぐには?再利用できる?

日本料理を作るときに欠かせない様々なだしの粉末が入った「だしパック」はとても便利なアイテムですよね。パックをそのまま入れるだけで、だしの面倒な準備を全てスキップすることができるので、とても楽チンです。それでいて使用後も取り出してそのまま捨てるだけでＯＫなのも良いポイントですよね。

今回の記事では、そのような便利なだしパックの賞味期限はどれくらいなのか、保存方法や、だしパックの再利用の方法などを解説していきます。

スポンサードリンク

だしパックの賞味期限は？

だしパックの賞味期限は基本的に未開封の状態で「1年～1年半」くらいに設定されていることがほとんどです。だしパックの中身はすべて乾燥させた材料が入っているので、生ものの食品に比べるとかなり保存期間が長く設定されています。

ですのでほとんどの場合賞味期限が切れることはないかと思いますが、大掃除をした時に未開封のまま忘れていたものが見つかったりするかもしれませんね。

スポンサードリンク

賞味期限は1.5倍の長さまでなら基本的には大丈夫

だしパックの賞味期限は1年～1年半ということを説明してきましたが、基本的に賞味期限は「製造日から賞味期限までの期間に1.5倍した長さ」までの期間であれば、問題なく使用することができるといわれています。

なのでお使いのだしパックの賞味期限が1年と設定されていたら、1年半くらいまでなら料理に使うことができますし、1年半の設定なら2年以上過ぎていても問題ありません。

スポンサードリンク

こうなっていたら使うのはやめよう！

使いたいなと思った時に賞味期限が切れていなかったり、賞味期限が切れていても1.5倍の長さまでに至っていない場合でも、湿気などの影響で出汁パックが使えない状態になっていることもあります。賞味期限は切れていないけど怪しいな、だしパックを見つけたら一つバックの中身の粉末をお皿などに広げて確認するようにしましょう。

＜こうなっていたら使わないで！＞

だしパックはバックの性質上水分を吸収しやすいので、保存状態が悪いとすぐに状態が劣化してしまいます。次はだしパックを長く美味しく保つためのおすすめの保存方法について解説していきます。

スポンサードリンク

だしパックを長持ちさせるコツ

だしパックは購入したら箱から出すと思います。食品は全て空気に触れてしまうと、酸化して味が落ちてしまいます。なのでだしパックはなるべく早く「ジップロックなどの密閉できる袋」にいれてください。

冷蔵庫で保管がお勧め

ジップロックなどの密閉できる袋に入れたら、冷蔵庫で保管するのがおすすめです。だしパックは状態の劣化だけではなく、虫の被害も起きやすい食品です。だしパックによく入り込むのがコナダニという虫で、よくお好み焼きの粉やパンケーキミックスなどの粉にわく虫です。

コナダニは栄養がある乾燥した食品が大好きなので、だしパックもコナダニが大好物なものです。コナダニの被害を防ぐためにも冷蔵庫に入れて保管しましょう。

スポンサードリンク

使い終わった出汁パックはアレンジできる！

出汁をとって使い終わった後のだしパックは、後は捨てるしかないと思いがちですが実は様々な料理に使うことができます。

乾煎りすれば「栄養満点ふりかけ」に！

使い終わっただしパックは、フライパンで乾煎りすれば「ふりかけ」になります。だしパックに使われている魚介類の旨味やカルシウムなどの栄養を手軽に取ることができるのでオススメです！

お好み焼きに入れれば風味ＵＰ！

お好み焼きを作るときにも、使い終わっただしパックは有効利用できます。だしパックを切って、中身をお好み焼きの生地に足してみてください！お好み焼きの生地に出汁のうまみ成分が移ってより香り高く美味しいお好み焼きになりますよ！

チャーハンに混ぜてもＧＯＯＤ

使用済みのだしパックは、中身をチャーハンに混ぜてもとても美味しくなります。チャーハンと言うと味付け次第では、いまいち深みのないしょっぱいだけのチャーハンになりがちですが、だしパックを入れることでダシの旨みがチャーハンにうつり、味に深みを出すことができます。

スポンサードリンク

まとめ

いかがでしたでしょうか？だしパックはすべて使い切ることはなかなか難しいですが、使いきれなくても様々な活用方法があることがわかりましたね！また賞味期限が大幅に切れてしまっただしパックは、使用できる状態かしっかり確認してから使うようにしてください。

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

スポンサードリンク