顆粒だしの中身はダニの好物だらけ?見分け方や予防方法も紹介!

コンソメや中華スープの素、和風出汁の素など、顆粒だしは手軽に旨味や風味を追加できるため必須の調味料となりつつあります。忙しい現代社会において、カツオや昆布などからじっくり出汁を抽出するのはなかなか時間がないため、料理番にとっては非常に助かります。

今回は、顆粒だしの保存方法の注意点について解説していきます。顆粒だしは正しい保存方法をとらないと、ダニが繁殖する可能性があり、最悪の場合はアレルギーなどを引き起こします。どのような点に注意すると良いのでしょうか。そこで今回は、

  • 顆粒だしの中身はダニの好物だらけ?
  • ダニが繁殖した場合の見分け方は?
  • ダニの予防方法

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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顆粒だしの中身はダニの好物だらけ?

「顆粒だしにはダニが繁殖する」という情報もあり、知った方は不安になりますよね。そもそもダニはどうして繁殖してしまうのでしょうか。また、ダニが繁殖した顆粒だしを食べてしまった場合はどうなるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

チャックは意味がない

顆粒だしは様々なパッケージで販売されており、湿気などを防ぐためにチャック付きの袋に入って販売されている場合もあります。しかしチャックがついているからと言って安心はできません。

毎回忘れずに封をしたとしても、コナダニが大発生してしまうという実験もあるほどです。チャックをしてもあまり意味はないようです。

ミックス粉と同じくらい危険

ダニが繫殖すると言えば、小麦粉や片栗粉、ミックス粉などの粉商品です。特にホットケーキミックスなどのミックス粉には、砂糖なども含まれているためダニが繫殖しやすいと言われています。

顆粒だしにも様々な栄養が含まれているため、ミックス粉と同じくらいダニが繫殖しやすく注意が必要と言われています。

ダニを食べてしまったらどんな症状が?

それではダニが繁殖してしまった食品を食べてしまうとどのような症状が見られるのでしょうか。実はダニの死骸や糞は人間にとって異物と認識されるため、多く摂取してしまうとアレルギー反応を示す場合もあります。

敷布団などにダニが繁殖すると、喘息発作やくしゃみが止まらないなどの症状を引き起こす方も多いですよね。これらも一種のアレルギー発作のようなもので、重症化すると呼吸困難などに陥り大変危険です。

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ダニが繁殖した場合の見分け方は?

それではご家庭の顆粒だしでダニが繁殖しているかどうか、確認する方法はないのでしょうか。ダニは小さいため、目視するのは難しいですよね。気付かず食べてしまっているのではないかと不安になりますよね。

ダニが繫殖しているかどうかの見分け方について解説していきます。

大量発生している場合は目視も

長期間常温保存している顆粒だしの場合、ダニが大量に繁殖している可能性が考えられます。その場合は目視での確認もできるでしょう。近くでじっくりと確認し、もぞもぞとした動きがみられる場合はダニが繁殖しています

ダニ目視キットを使用する

一度知ってしまうと心配になってしまい食べられない、という方も多いです。その場合はダニが繁殖していないか自分の目で確認し、安全を確認したうえで食べると良いでしょう。

日革研究所と呼ばれる会社が販売している「ダニ目視キット」と呼ばれる商品があり、目に見えない小さなダニでも目視できるようです。ただし顆粒だしなどに使用できるかどうかは不明です。気になる方はチェックしてみてください。

ダニの予防方法

顆粒だしにはダニが繁殖するということがわかりましたが、どうすれば繁殖を予防できるのでしょうか。保存方法や対策グッズなどについて紹介していきます。

冷蔵保存が基本

顆粒だしや小麦粉などの粉物は、基本的に開封したら冷蔵保存しましょう。常温保存も可能と記載がありますが、湿気の多い梅雨時期や、高温になりやすい夏場はダニが活動しやすいため危険です。開封後は冷蔵庫で管理するようにしましょう。

顆粒だしは冷凍保存も可能

実は顆粒だしは冷凍保存も可能です。顆粒だしには水分がほとんど含まれていないため、冷凍庫へしまってもサラサラの状態を維持できます。凍って固まってしまうということにはならないため、すぐに使用できて便利です。

ダニ対策グッズの利用も

食品にダニが繁殖しないように、様々なダニ対策商品が販売されています。例えば「TO-PLAN(トプラン) ダニ捕りシートDX」は、ダニが好きな臭いを発し、誘い出されたところを貼り付けて死滅させる商品で、食品庫などに置いておくと効果を発揮します。

そのままゴミ箱に捨てられて、死骸などが飛散することもないため便利です。心配な方はこういった商品を使用すると良いでしょう。

まとめ

今回は、顆粒だしに発生するダニを予防する方法や、顆粒だしを保存する際の注意点などについて解説していきました。

この記事をまとめると

  • 顆粒だしはダニの好物となる成分が多く含まれているため、開封後は冷蔵保存しよう。
  • ダニが繁殖した食品を使用すると、アレルギー症状や喘息などを引き起こすため注意。
  • ダニ対策の様々な商品が販売されている。

いかがでしたか?顆粒だしを保存する際の注意点や、ダニが繁殖しないようにする為の対策方法などについて参考になれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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