たんぽぽコーヒーの味はまずい?美味しい?妊婦や女性におススメアレンジ |

コーヒーは好きだけど、ノンカフェインで健康に良いコーヒーが飲みたいという人に最近人気なのが「たんぽぽコーヒー」です。名前は聞いたことがあるけれど実際にはどんなものなのか分からないという人も多いはずです。

今回はたんぽぽコーヒーについて紹介します。

これまでたんぽぽコーヒーを飲んだことがない人も、記事を参考に飲んでみていただきたいと思います。

スポンサードリンク

たんぽぽコーヒーとは

たんぽぽコーヒーとは「コーヒー」といわれていますが、厳密にいえばコーヒーではありません。焙煎したたんぽぽの根から作られているもので、「たんぽぽ茶」という名前で販売されているものもあります。最近はスーパーでも販売されているので見かけたことがある人も多いかもしれません。

ポーランド・ドイツ発祥の飲み物ともいわれており、確かな発祥は分かっておりません。昔はコーヒーがとても貴重だったため、高貴な人しか飲めない飲み物でした。一般市民には手が届かないものだったため、代用品としてたんぽぽの根を焙煎したものをコーヒー代わりに飲んだのが始まりだといわれています。

ポーランドやドイツからヨーロッパ全土に広がり、多くの人々が飲む飲み物になったそうです。たんぽぽの根をコーヒーにしようという発想が凄いですね。

コーヒーのような見た目（色）であるのでたんぽぽコーヒーと呼ばれているので、色味は茶褐色になります。味はというと、麦茶とコーヒーの中間のような味です。土っぽい、などといわれることもあるようです。

しかし、たんぽぽコーヒーはほのかな甘味があるので、普通のコーヒーで苦味を感じる人にはちょうど良い甘さになっています。砂糖は入れたくないけど、甘さは欲しいという人にはちょうど良いようです。

土っぽい味だとも評されるたんぽぽコーヒーなので、美味しくないと感じる人も多いようです。飲む人によって感じ方は異なりますが、コーヒーという味ではありません。多くの人は「麦茶からコーヒーの間」の味だといいます。

コーヒー豆から作られているわけではありませんので、コーヒーと違った味でも仕方がありません。コーヒーと思って飲むと驚いたりがっかりするかもしれないので、「たんぽぽ」から出来ていることを忘れずに飲むことをおすすめします。

良薬口に苦し、ではありませんが、たんぽぽコーヒーにはどのような効果や効能があるのでしょうか？健康になるための栄養や効能が、たんぽぽコーヒーにはあるようです。

クロロゲン酸が含まれており、これはコーヒーの生豆にも含まれています。抗酸化作用を持つ成分でもあり、苦味や香りの元になっています。鉄分などのミネラル類が多く含まれています。ビタミン、コリン（レバー、牛乳、豆るにも含まれている）なども含まれているので、不足しがちな鉄分などを摂ることができます。

ごぼうなどにも含まれているイヌリンも含まれているので、お腹の調子を整えるのに良いです。

カフェインレスになるので、カフェインの摂取量を控えなくてはいけない、妊娠中の女性などにはぴったりなたんぽぽコーヒーなのです。この他にもたんぽぽコーヒーは、二日酔いや肝臓、便秘に良いともいわれているので、女性ではなくても嬉しい効果が得られるのです。

なお、中国医学では解毒、利尿の成分として、他の生薬とともに煎じられて飲まれているそうです。

スポンサードリンク

個性のある味のたんぽぽコーヒーですが、美味しく飲む方法があるのでしょうか？

牛乳・豆乳を入れてカフェオレのようにして飲むと美味しいです。クセのある味もすっきりとして飲むことが可能になります。甘さもあるので、苦いコーヒーが苦手という人でも飲みやすくなります。

黒砂糖はコクがあるので、たんぽぽコーヒーの味をコクのあるものに変えてくれます。たんぽぽコーヒー自体も甘さがあるので、少量加えるだけでだいぶ味が変わります。

たんぽぽコーヒーは自分で作ることも可能ですが、自分で作ると土臭さや独特のえぐみなどを感じやすいかもしれません。美味しいたんぽぽコーヒーを飲みたいと思う場合には、専門店のたんぽぽコーヒーをおすすめします。たんぽぽコーヒーまたはたんぽぽ茶などの名前で販売しています。

もし販売店が分からないという時には、カルディなどでも販売しているので、探してみてはいかがでしょうか？

たんぽぽコーヒーについて紹介しました。たんぽぽの根から作られたたんぽぽコーヒーは、独特の味があります。

この記事をまとめると

まだまだ認知度が低いたんぽぽコーヒーですが、体に良い栄養たっぷりの飲み物です。試したことがない人は、専門店などで販売されているたんぽぽコーヒーを試してみるのはいかがでしょうか？