チャービルってどんな味?食べ方は?イタリアンパセリとの違いは?

チャービルとは、フランス料理ではよく使われるポピュラーなハーブですが、日本ではまだまだ知らない人も多いと思います。今回は

  • チャービルの味、見た目
  • どうやって使う?
  • チャービルを使った料理の作り方
についてご紹介していきます。

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チャービルとは

栄養チャービルはセリ科シャク属に属する一年草で、ヨーロッパでは古代ローマ時代から食されていたと言われているほど、長年親しまれてきたハーブです。

日本では、主にケーキや料理の飾り付けなどに使われます。レストランで出てきた料理の一番上にチャービルが乗っているのを、知らないうちに目にしているかもしれませんね。

特徴

チャービルは胃腸の調子を整えて消化吸収を助けたり、新陳代謝を促して体内の毒素を排出する働きをします。

また疲労回復、血行改善、生活習慣病の予防、抗酸化作用などの効果も期待できますよ。

MEMO
チャービルには体にいい成分がたくさん入っています!

チャービルの葉は甘く爽やかな香りが特徴です。火を加えると香りが薄まるので、生食であることが多いですね。

葉がパセリに似ていることから「グルメのパセリ」とも呼ばれていますが、パセリよりもやわらかく優しい香りがします。

使い方

主な使い方は3種類あります。

・ケーキの飾りに

きれいな緑色で柔らかい葉のチャービルは、ケーキの彩りとして飾り付けに使われます。白い生クリームのケーキにトッピングすると白と鮮やかな緑色のコントラストがとても華やかに仕上がるんですよ。

・料理の彩りに

魚料理やパスタなどのトッピングとしてもとてもキレイです。緑色の小さな葉が乗っているだけでとてもオシャレにかわいらしくなります。

・風味付けに

肉料理、魚料理にサラダなど、あらゆる料理の風味付けとしてもチャービルは使われます。フランスではチャービルの香りや色を活かしたポタージュも定番の料理です。

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イタリアンパセリとの違いは?

香辛料、スパイス料理のトッピングとしてなら、有名なのはイタリアンパセリ。ではチャービルとイタリアンパセリはどのように違うのでしょうか。

見た目

チャービルとイタリアンパセリの葉の形はよく似ていますが、色はチャービルの方がより淡くレースのように繊細な切れ込みが入っています。またイタリアンパセリの方が葉は大きいです。

イタリアンパセリは日本でよく見る普通のパセリよりも苦味もクセも少ないですが、火を通すとどちらも似たような味になります。

ただ香りはイタリアンパセリの方が強く、風味付けに用いるならイタリアンパセリの方がおすすめです。

使い方

日本ではイタリアンパセリもチャービル同様、料理のトッピングであることが多いです。

ヨーロッパでは、サラダやパスタなどにたっぷり加えて食べます。また魚介類や肉との相性も良いので、ソースに混ぜたり仕上げに散らしたりもします。

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チャービルの食べ方は?

なずな料理スーパーなどでも販売されているチャービルは、どのような方法で食べることができるのでしょうか。その食べ方ごとにご紹介します。

トッピング

あらゆるケーキや料理のトッピングとして。フルーツケーキに乗せてもかわいいですし、赤い料理や白い料理に乗せても緑色がよく映えますよ。パセリの代用として、すべての料理に使えます

オムレツ

パセリよりもクセが少なくやわらかいチャービルは、料理にたくさん使っても主張しすぎずおいしく食べることができます

牛乳と塩を合わせた卵にちぎったチャービルをたっぷり混ぜて、中からとろとろのチーズがあふれるチーズオムレツはいかがでしょう。

さらに上からもたっぷりトッピングしたら、チャービルが主役のチーズオムレツになりますよ。

魚料理

白身魚のカルパッチョに混ぜたりホイル焼きのソースに混ぜたりポワレのソースにしたりと、魚料理とはとても相性がいいチャービル。特に白身魚との相性は抜群です。

ポタージュ

チャービルはフランスではセルフィーユと呼ばれており、とてもポピュラーなハーブです。

そんなセルフィーユを使ったポタージュがフランスの定番料理にあり、比較的簡単に作ることができます。

  1. みじん切りにしたセルフィーユとジャガイモ、玉ねぎを炒めてミキサーにかける
  2. バターや塩コショウで味を整える
  3. 仕上げに生クリームをたらしてできあがり

トッピングに使用することの多いチャービルですが、このレシピでは栄養価の高いチャービルを存分に摂取できておすすめですよ。

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まとめ

チャービルの使い方についてご理解いただけましたか?

この記事をまとめると

  • チャービルはケーキや料理のトッピングとして使われるのが一般的
  • イタリアンパセリとはよく似ているが香りが違う
  • チャービルは料理のメインとして使うのもおすすめ

ケーキの飾りの葉を食べたことのある人は少ないかもしれませんが、料理に乗っていれば食べてみやすいはず。これを機に、外食のときにもトッピングの葉について少し気にしてみてくださいね。

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