チャーハンは油と火加減が命と聞いたことはありませんか?ご飯と具材を混ぜるシンプルな料理だからこそ、油にもこだわると美味しさがぐっとよくなりますよ。この記事ではチャーハン油はどの種類の油を使えばいいのか、たっぷり使って大丈雨なのかについて解説していきます。ぜひ最後までお読みください。
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目次
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チャーハン油の種類は?
チャーハンで使う油には、どんな種類があるのかみていきましょう。
サラダ油
サラダ油は、日本でもっともポピュラーな油ですね。サラダ油は9種類の原材料のどれかが使われている油のことをいいます。9種類の原材料は下記のものになります。
上記の原材料を精製したものをサラダ油といいます。ちなみにサラダ油のサラダは、サラダにかけて生でも食べられる油という意味があるそうです。
- サラダ油はクセがなく、独特の匂いもないので使いやすい油です。しかし酸化しやすいので、調理したらすぐに食べた方がいいでしょう。
ラード
ラードは、豚の脂肪でできた油です。白い固体で販売されているものが多いですね。ラードは、動物性油になるのでなんとなく体に悪いイメージがあるのではないでしょうか。けれど、良質なラードを少量使うのであれば動物性油脂でも大丈夫ですよ。
豚の脂身は、豚トロやトンカツを食べた時のジュワッとしみ出る美味しさからもわかるように、格別な美味しさがあります。料理の全てをラードに変えるのは体に悪影響があるのでおすすめしませんが、いつものチャーハンにに少しラードをプラスするだけでコクが出てワンランクアップした味になるでしょう。
ごま油
ごま油は、中華料理に使うイメージがあるでしょう。チャーハンは中華料理なので、ごま油とチャーハンの相性はとてもいいのです。またごま油には栄養が豊富に含まれています。
コレステロール値を下げ血糖値を下げる働きがあるので、健康を気にする人にはおすすめの油です。酸化しにくい性質があるので、時間が経っても料理の風味が落ちにくいでしょう。
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どれくらいの量を使えばいい?
お店で食べるチャーハンは、油がたっぷり使われていますね。けれどべちゃっとしていません。家でチャーハンに作るとき油の量は、どれくらいがいいのでしょうか。
一人前の量は?
チャーハンに使う油の量は、多くのレシピには大さじ1と書いてあるでしょう。大さじ1は15ccになります。少し多いかなと思うかもしれませんが、チャーハンは中華鍋で作る前提で、多めの油の量になっているのでしょう。
油が少ないとどうなる?
チャーハンは中華鍋で作る人も多いのではないでしょうか。中華鍋は鉄製なので油を多めに入れて馴染ませないと焦げてしまうのです。
最近では中華鍋を持たずに、テフロン加工のフライパンでチャーハンを作る人もいるでしょう。テフロン加工のフライパンの場合は油が少なくても焦げないので、油を半量にしてもいいでしょう。
多めの油を使った方がいい?
油を多めに使った方が、中華料理屋のようなチャーハンになるのではと思っていませんか。残念ながら家庭の火力では、油をたくさん使ってもパラパラのチャーハンにはなりません。あまり油を使うと、油っぽいチャーハンになってしまうので油は多くない方がいいでしょう。
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バターやマーガリンは使える?
チャーハンにバターやマーガリンを使うのはどうでしょうか。
メリット
香りがよくなる・・・ニンニクとあわせて使うと、食欲をそそるガリバタチャーハンができます。
デメリット
ピラフっぽくなる・・・チャーハンの具材によっては、チャーハンというよりもピラフのような味になってしまいます。
パラパラチャーハンになるコツ
お店みたいな、パラパラチャーハンになるコツをお伝えします。
- チャーハンをパラパラにするには、ご飯のぬめりをとるのがポイントのようです。お家でも試してみてくださいね。
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まとめ
ここまで、チャーハン油はどの種類の油を使えばいいのか、たっぷり使って大丈夫なのかについて解説してきました。
この記事をまとめると
- チャーハンには、香ばしい香りで酸化ししにくいごま油かコクがでるラードがおすすめ。
- パラパラチャーハンにするには、ごはんのぬめりをとるのがポイント。
チャーハンは、シンプルな料理でよく作る人も多いのではないでしょうか。しかしシンプルだからこそ、奥が深くお店で食べる味や食感を再現するのはなかなか難しい料理でもあります。お店家庭では、火力の違いもありますがちょっとしたコツでパラパラチャーハンが作れますよ。ランチや晩ごはんにぜひ作ってみてくださいね。
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